2006/09/23 - 2006/09/25
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ぱんぱーすさん
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西安2日目。西安観光のメインディッシュ、東線一帯へ繰り出す事にする。時間制約のない路線バスで気ままに揺られ、辿り着くは華清池、始皇帝陵、兵馬俑、鴻門跡。はてさて、今日はどんなドラマが待っているのかな?
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9月24日午前8時27分、603番のバス。603番だけが2階建てバスを使っていて、南門から西安駅までの動脈路をつないでいる。駅でバスを降り、306番の兵馬俑行きの路線バスを探すが……バスの回りには合法だか違法だかわからんミニツアーの勧誘のおじちゃんおばちゃんがそりゃもうわんさか。ちょっとした人気者になっちゃいました。
603番と306番ってややこし〜。 -
同8時30分、西安駅。長安城壁の北東側を削って、そこに駅を建てたようだ。電車で旅がしたいなぁ、今回は時間がないけど。
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同9時32分、まずは第一の目的地、華清池へ到着。ここまでは約40分といったところかな。華清池は玄宗皇帝や楊貴妃の温泉地として有名なところ。今でも源泉からはお湯が湧き出しているんだとか。
路線バス、ここまで6元でした。いと安し。 -
同9時51分、華清池前へ立つ。が、以前ここにあったらしい楊貴妃の像とやらがなくなっている。風景は綺麗だが、ホントにタダの池だ。像は一体どこへ……。
背後に見えるは麗山。小雨模様の空の下、少し霧のように見えて何とも幻想的だった。ロープウェーもあるので、時間がある人はこちらにもどうぞ。山頂や中腹にも色々建築物が見て取れましたよ。 -
同9時59分、華清宮。中がミニ博物館(無料!)になっていました。「逆さ富士」ならぬ「逆さ宮殿と麗山」、穏やかな薄緑色の水面に抱かれ、自然と調和しているような心地よい印象を受けた。
ちょいとトイレにいきたくなったので、のれんをくぐったところで眼に入ったものは……でました!この旅初のニーハオトイレシステム!さすがに中まで撮る無粋な真似はしませんでしたが……羞恥心って文化は無かったんかいな、この国は。 -
同9時59分、麗山。なんか……晴れて青空をバックにするより、薄曇りで灰色の空をバックに撮った方が似合ってるような気がした。古代中世の山神信仰なんて今の時代にはそぐわないと思っているが、こういう神秘的な景色を見てたらちょっとは信じたくなるものかな、と一考。
建物内の一角に、何故か兵馬俑を掘り当てて栄誉賞をもらった人がいて、東線一体を紹介した本にサインをつけて売るという商売(しかも中国国家公認)をしていた。服務員に案内されないとわからないような場所にいる上に、どうみても地元の農民のおっちゃん。確かに本の中に当人の写真はあったが、もともと兵馬俑って偶然で発見されたものだろ?服務員が「もって帰ると自慢できますよ〜」なんて言ってたが、日本人の誰がそんな農民の1人を知ってるっちゅうねん!他にサインもらいに来てる客もなし、とっとと退散しました。 -
同10時05分、御茗殿。いかにも中国らしい庭園。日本の庭園は自然との調和を大事にしているようだが、中国の庭園はより強く自然を表したいようだ。石の荒々しさがそう物語っているように思える(復元なんだけどね)。
ミニバスが園内を回っている(10元で乗り放題)なのだが、それほど広くないので脚の弱い方以外は歩く事をオススメする。また、ミニバスに乗ると中国人ガイドが就いてくれる(10元)というが、断るのが無難。するとバスの運転手が勝手に解説してくれる。ガイドいらんやん。 -
同10時15分、ミニ博物館内にて。昔の放水口だ。この口からだぼだぼお湯が溢れていたのだろう。中国の石を使った芸術のレベルは相当に高いと感じられた。
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同10時17分、華清池のジオラマ。写真には収め切れなかったが、背後の麗山までジオラマ化されていて、定期的に昼と夜の状況を作り出していた。夜になると各建物から明かりが漏れ、山あいまでポツポツと点灯し、結構綺麗だ(写真じゃ表現しきれないが)。
この華清宮(博物館)、外から見ると2階建てだが、中に入ると4階建てという、なかなか凝った造りになっている。 -
同10時20分、1つの壁画を見つける。解説を見るまでもない、安禄山の乱を表した壁画彫刻だ。中央で馬に乗って左手を振り上げているのが安禄山。ただ疑問が1つ残る。楊貴妃自害のきっかけとなったこの乱を記すような壁画を唐朝が作らせるか?と考えると、これは後年作られた可能性が高い、と思う。
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同じく、こちらは玄宗皇帝側の壁画。部下が息せき切って報告する姿が見て取れます。皇帝の左側はおそらく楊貴妃、右隣で皇帝の方を向いているのが楊貴妃の従祖兄弟だった楊国忠でしょう。
世界三大美女の1人とされている楊貴妃ですが、中国国内では「天下第一艶女」と称されています。他に「才女の王昭君」「美女の西施」「麗女の貂蝉」とあり、「中国古代四大美人」とされています。 -
同10時23分。博物館3階では当時の沐浴の様子を再現した人物が3人、鎮座していました。真ん中が楊貴妃役、両側の2人が付き人役、後ろの2人はハリボテのようです。ちょっと華やいだ空間になっていました。写真撮るの、ちこっと恥ずかしかったな……。
この方達、下にクッションは敷いているもののずっとこの状態。何時間やるのか知りませんが、身体絶対に痛くなるでしょ〜。ホント、お疲れ様です。 -
左のコが1番可愛かったので、アップで1枚。笑顔作り続けるのも大変でしょ〜。あなたが楊貴妃やればよかったのよ。体勢が更に辛い事になりそうだけど。
このコ達のメイクと着付けに毎日何時間かけてるのか知りたいです。 -
沐浴再現の隣のスペースに座っていたのは、当時の服装をした若い女性。少しおとなしめの感じでした。中国はとかく当時の再現を生身の人間にやらせたがるようです。まぁ、雰囲気があっていいけどね♪
何で照明少し落として、ちょっと艶めかしい雰囲気醸し出してんだろ……う〜む。 -
同10時39分、ついに発見!楊貴妃の像です。華清池から、奥にある唐華清宮御湯遺址博物館の前に移設されていました。
楊貴妃、胸大きいです。というか、何故わざわざハダカの像を作る必要があったのだ?それは西洋のスタイルじゃないのか? -
同10時48分、蓮華湯。この湯は玄宗皇帝専用の湯で、ちょっとしたプール並の広さがある。ハ○ヤの海底温泉にはさすがに勝てないが。健康を維持するために文字通り蓮華を浮かべたのだろう。
水濁ってますぜ、そろそろ磨いた方がいいんでないかい? -
同10時50分、お隣にある貴妃湯。おわかりでしょう、楊貴妃専用の温泉である。側室で専用の温泉を持ってるとは凄いでござる。今もその美貌にあやかるべく、お金を投げ入れる女性が後を絶たない。
1度見てみたいよなぁ、本物の楊貴妃。傾城といわれる女性とはどれほどのものなんだろう……って、幕末の吉原や祇園の花魁のコトじゃないですぜ。 -
同10時56分、何と唐代からおよそ1000年すっとんで、蒋介石の温泉なるものを発見してしまった。西安事変の際、ここにいるところを張学良にとっつかまって無理やり第2次国共合作に合意させられたとか。
ところで蒋介石って「中華人民共和国」にとっては国を分けてしまった張本人なのに、張学良紀念館の写真でも堂々写ってたし、どうしてこんなに扱いがいいんだ? -
同11時08分、温泉巡りのラストを飾るのは周恩来の温泉!うわ、きったな〜!他の温泉が綺麗に保存されているのに、何故最も新しいはずの周恩来の風呂がこんなカビだらけ、タイル割れだらけになっちまってるんだ?それに深さも市民プールの消毒槽くらいしかない。これじゃ満足にあったまれないぞ。一体彼は何を考えてこの風呂を選んだのか、謎は深まるばかりである。
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同11時10分、門に戻ってきた。これでざっと1周したようだ。最後、ようやく雨もあがって雨霞から再び顔を出した麗山と共に華清池正面を1枚撮り、次の目的地へ向かう事にする。なかなか楽しく見物できて、俺の感動ゲージもいい反応を示してくれた。ありがとう、華清池!
何か奥の方に自力で山に登るための登山道らしき道があったが、さすがに時間も体力も無く、断念。残念。 -
同11時30分、華清池からいいタイミングで来てくれた306番に乗りおよそ15分。秦始皇帝陵に到着。タクシーの運ちゃんが2分で着くとかほざいてたが、ありゃ真っ赤なウソだ。
何故か知らんが華清池から始皇帝陵までのバス代、すでに華清池までの切符を持ってる人は無料のようです。 -
同11時33分、門をくぐり1枚。右に見えるは世界遺産登録済の証、ユネスコのマークです。奥に見える階段のあたりが始皇帝の墳墓。これ、周囲が4キロくらいあるんだとか。ひえぇ……
NHKワールドでやってる世界遺産100でも出てきたのかな?それともこれから出てくるのかな? -
同11時40分。俺の旅行中の勘はやはりものすごいのか、それともたまたまなのかはわからないが、俺が到着するのを待っていたかのように、10分遅れで表演が始まった。ホントは11時30分からだったようだ。
この表演の前知識、俺は全然持ってませんでした。こういう時間限定の演目とか、特別な催しとかが、俺が事前調査をせず知識もないのに向こうの方からやってきてくれる。変な特殊能力でも身についてるのか? -
演目は始皇帝の霊を慰める意味合いと、衛兵の交代式を再現したものであるらしい。時に雄雄しく、時にゆるゆると演舞が進んでいく。
雨だと中止もありえるらしいのだが、小雨の中決行してくれた役者さん達に感謝と敬意の念を表します。 -
人が入れ替わり立ち代わり、目まぐるしく出入りする。総勢50名はいるだろうか、相当におおがかりな演舞だ。
もし写真だけでなく、映像も掲載できる機能があったならば、皆さんにお見せしたいくらいです。 -
中国のこういった演舞はとかく音楽や演出がすごくて、演舞自体があせてしまうイメージもあったのだが、この演舞では演技者自体がしっかりとメインになって観客の眼を釘付けにしていた。カッコいいですよ。
女官のリーダー的な役で出演していた女のコ。これはぐるぐるスピンしている最中に撮れた奇跡の1枚です。 -
重い鎧や甲冑姿で軽々と宙返りなどをするのだからすばらしい。各々のリズムもかなり調和がとれており、圧巻の一言。
こんな時に「相当練習したんだろうな……」とか考えてしまう俺は天邪鬼なのでしょうか。 -
そろそろ最後、今まで出演してきた全員が集まってきました。フィナーレはやはり全員でビシッと決めるのでしょう。演技者が誇らしげに演技しているのを見て、清清しさを感じました。
しかし、この表演が始まる直前まで、女官役の女のコ達が一般の来客のナンパに対してまんざらでもない様子でけらけら笑ってるのを俺は見たぞ?何て切替の早いコ達なんだ…… -
どこから山車を持ってきたのか、最後は音楽・演技者共々壮大にキメて終了。自然に拍手も出ますわ!いいもの見せてもらいました。
この表演、平日は1日6回、土日は7回ずつやってるそうです。これを無料(勿論始皇帝陵の入場料はかかるが)で見られるんだから、見ないと損ですよ。 -
同12時08分、演目も終わったので始皇帝陵頂上への階段を上り始める。遠くから見るとさほどでもないように思えるのだが、実際に階段を1段上がった段階で気づいた。これは絶対しんどい、と。
考えてみれば朝飯抜きでここまできちゃってたんだよなぁ、そりゃ腹減って力もでないよなぁ。 -
同12時15分、頂上へ到着。後ろを振り返ってみると……うわ、めちゃめちゃ遠いやん!霞んでますぜ。息をぜえぜえ切らしながらここでダウン。休憩を余儀なくされる。ホント体力なくなったな俺……
頂上から裏手に広がる雄大な大自然の写真を撮り忘れるという大失態を犯しました。 -
始皇帝陵だけに植えてあるという、その名も「皇仙果」。鳳仙花じゃありません。何でも、食べると始皇帝の持つ類稀なるパワーを取り入れることができるんだとか。をいをい、それって胡散臭い通信販売みたいじゃないですか?
10元払えば、庭師(?)が園内に入れてくれて、とって食べてもいいそうです。 -
同12時40分、ふもとまで戻り、始皇帝陵外周を回るカートに乗る。最初は20元とか言っていたが、俺が立ち去りかけたところ、8元まで落ちた。中国って値段交渉ばっかりだから疲れる。最初から正式な値段(8元だって正式かどうかは怪しい)を提示する気はないのか?
もっと遅いが風情のあるロバ車に乗ると、値段が割り増しのようだ。中国人の考え方がちょっとわかった。 -
同12時43分、始皇帝陵東側にある鎮守の石碑。ここは始皇帝陵内部への入り口がある場所で、石碑の先には大石が置かれ、神石となっている。勿論現在は内部への進入は禁止(というか封印してある)。
西側にも、神石こそないものの、小型の石碑が立っている。ところで、始皇帝陵の中は罠だらけで水銀攻撃が激しかったと聞くが、その当時から水銀なんてあったんだなぁ…… -
これがその神石。何でこれが神石?よくわからん。かつては始皇帝陵の封印のための蓋にでもなっていたのだろうか。
手前の赤い筒状の物体は、何と中国のお線香。日本で細いのを1本ちょこっと立てるのとは大分趣が違います。打ち上げ花火と間違えてしまいそう。 -
同12時52分、始皇帝陵の全景を何とか収める。数十分前にはあの彼方に見える丘の頂上にいたのだが……俺の脚が早いのかもしれないが、始皇帝陵が広すぎるのかもしれない。
……なんて思っていたら新事実が判明!何と、この陵墓だけではなく、陵墓の頂上から見渡す限りの地平線、それを超えてもなお始皇帝陵の範囲が続いている可能性があるというのだ!……アイヤー(゜Д゜;) -
同12時55分、出入門に帰ってきた。いやー、実に広大だった。が、見どころとしては今ひとつ。表演が無かったら実に寂しい印象になってしまうな……でもまぁまぁ面白かった。さて、次へ向かうか。
本当に余談ですが、一般的な中国人は「〜アル」という語尾は全く使いません。日本人の創作です。が、「アイヤー」は実にしょっちゅう耳にします。TVですら「アイヤー」、ラジオですら「アイヤー」、俺ですら「アイヤー」……?何かおかしくないか?
第2章 天の巻 閉幕
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