2006/09/23 - 2006/09/25
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ぱんぱーすさん
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えーと、タイトルにうまい言葉が思いつかなかったので中国語から借りてきました。意味は「足の向くまま気の向くまま」。ホントに朝の時点でどこに行くか何も決めてませんでした。徒然なるままに日暮しした1日の日記です。
表紙の写真は唐密仏教の教えにある10の世界を表したものです。世界には序列があって、仏の世界が最も格が高く、次いで菩薩の世界、縁覚の世界(何じゃこれ?)、神の世界、坊主の世界と続き、人間界はその下のようです。更に修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界と続くのですが、仏教の別派では六道で分けてる宗派もあり(六道輪廻とかありましたねぇ)、何が本当かはっきりしません。他の宗教にもいえると思うのですが、本当の教えって何なんでしょう?
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9月25日11時06分、青龍寺前にて。ここ青龍寺は、遥か昔に日本の高僧・空海が修行した寺だそうで、彼に関する資料が沢山残っており、展示されていました。
博物館に行くか、ここに来るかでかなり迷いました。路線バスで来たのですが、青龍寺はわかりにくい場所にあります。青龍寺という名のバス停で降りても、寺の入り口の看板を見つけれられなければかなり迷います。バス停よりやや西安よりに寺へ向かう坂の入り口がありますので、行かれる方は頑張って探して下さい。 -
同11時09分、青龍寺中庭。青龍寺はおおまかに3つのスペースに区切られていて、向かって左側が資料展示スペース、真ん中が中庭スペース、右側が本堂のスペースとなっており、右側だけは現在もお寺として使用されているようだ。お寺に入るのは無料、その他2つのスペースに入るには8元かかる。
緑の中に建つ庵がいい味を出している。詩でも読めてしまいそうな雰囲気だ。 -
同11時10分、庭の中のある樹木を撮影したのだが、その名前がすごい!「楊貴妃」という名の梅科の花だ。濃い桃色の花が季節はずれ?にも咲いており、いいアクセントとなっている。確かに綺麗だ。しかし、問題はこの後!何と原産国が「日本」……すみません、日本が勝手にパクってしまったようですわ。いいのかな、コレ……
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同11時24分、中庭奥に石で作られた階段を発見。遊び心に富んだ人間が設計したのだろう、復元とはわかっているが、これは許せる。空海が学んでいた当時にも、こんな場所があったのだろうか。
ここのニーハオトイレは凄まじいところで、下に斜めに穴があいていて、そこから外に向かって流れ……ようにも水洗じゃないんで流れない。穴からは外が見えるし、もし外に人がいたら下から見えてしまう状況。ここでのトイレには相当の覚悟が必要です!! -
同11時27分、先ほどのお堂を撮る。何故か入り口が門に正対しておらず、回り込まないと入れないようになっている。同じく、看板もまた回り込んだ位置にある。道理で表から見てもただの庵にしか見えない訳だ。
2階建ての庵で、眺めもそれなりによい。何より最も落ち着く場所だ。ここでカメラの記録など見ながらぼんやり20分ほど過ごしていたが、そのまま自然の一部になってしまいそうな不思議な心地だった。 -
同11時29分、恵果と空海の肖像が一緒に彫られた石碑を発見。展示館の壁に埋め込まれていました。たとえ後世の人間が作ったものだとしてもちょっと嬉しくなります。ピンボケが残念!
密教を大成させた人物として恵果の名前が挙がりますが、何とそこには必ず空海の名前がついてくるのです。恵果の一弟子でしかなかったはずの空海……いかに彼が真面目に修行に取り組み、恵果の信頼を得ていたかがよくわかる石碑です。 -
同11時32分、展示館の中にこんなものを発見。「お賽銭」……さすが日本と関係の深いお寺、こんなところに日本語です。他にも「足元にご注意下さい」なんてのもあった。他にも、日本から送られた空海や密教に関する資料が所狭しと並んでいたり、ここにこもって密教について調べるだけでも数ヶ月は軽くかかりそうだ。
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青龍寺資料その1、鳥獣戯画。元々は真言宗系の栂尾高山寺に所蔵されているものです。これは9部9厘複製ですが、高山寺から貸し出されている可能性もあります(ないかな……)。1度広げて見てみたいな。
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青龍寺資料その2、文鏡秘府論。はい、受験生の皆さん、お勉強の時間ですよ。これ受験に出ますからね、マジで。空海といえば!「文鏡秘府論」!……失礼しました、これも9部9厘複製です。そんなに本物っぽく古ぼかして作らんでもええやん……。
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青龍寺資料その3、性霊集。はい、受験生の皆さん、これも試験に出ますよ。空海といえば!「性霊集」!……また複製ですか。がっくり。というか、こういうのを受験勉強で頭に叩き込んでも、肝心の中身を知ってる人って多くないよなぁ。名前だけ知ってても面白くないよなぁ。あぁ、中身を読みたいなぁ……
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青龍寺資料その4、金の独鈷。これも複製なのか?もはや見分けがつかんし訳もわからん。空海がこれを持って四国八十八箇所霊場巡りをやったんだと脳内補完。仏教と関係ないものにしてみれば、意外とよく見るが使い方はイマイチ分からない仏教用具の1つ。本当にどう使うのやら……
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青龍寺資料その5、展示物セット。真ん中の稚児像は空海を表したものだと思うが、つまり真魚と呼ばれていた時代を模ったものなのか。
錫杖・独鈷・托鉢と3つ揃った姿はなかなかに美しい。一瞬、黒い僧服を着て破れ編み笠を被り、右手に錫杖、左手に独鈷、足元に托鉢を置いて路傍に立つ空海の姿を想像してしまった。 -
同11時41分、展示館の裏手には日本から贈られた桜やその他の樹木が所狭しと植えられていた。四国の4県が合同で贈ったらしいが、香川県の樹木だけやけに目立つのはどうしてだろうか。
こんなに間隔が狭いと、育った後どうするつもりだ。 -
同11時43分、空海記念碑像の前に立つ。中国では「紀念」と書くのが一般的だが、ここは「記念」となっている。先ほども書いたが、いかに空海が密教に大きな影響を与え、好印象を残したかがわかる記念碑だ。
裏には空海の一生について日本語と中国語でそれぞれ刻んである。じっくり読むだけの価値はある。 -
同12時13分、1度青龍寺を出て、右側の本堂スペースへと入る。写真は世界和平祈念塔。今度は「祈念」だ。これに向かってあの大型線香をあげている熱心な信者もいた。敬虔な心がけは学ぶところも多い。惜しむらくは、塔の隣の番所で、坊主がぐ〜すか寝ていたところか。
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同12時21分、恵果空海紀念堂。青龍寺のハイライトの1つだ。祭られているのは勿論、恵果と空海。本堂の奥に鎮座ましましていました。両脇にはやや大きめの仏像が計4体。仏像によって意味合いが違うらしく、それぞれに信者(檀家?)の名前が書いた札が置いてありました。
この右隣に、中国八宗についての記述がありました。そこにも恵果と空海はセットで描かれていました。空海……すごいね!ラーメン屋のことじゃないですよ! -
同13時15分、路線バスで来た道を戻り、鐘楼で降りようかと思ったが、どうせ同じ1元なので、ちょいとだけ足を伸ばしてお隣の鼓楼へ。見ての通り、太鼓がいくつも並べられている。
ところで、鐘楼と鼓楼はほぼ隣通しといってもよいくらい近いのだが、どちらが時を知らせるかで揉めたりはしなかったのだろうか。 -
鼓楼の隣にあった「美国加州牛肉面」も、大雁塔傍のケンタッキーと同じように景観に合わせた店構えになっていて、「美国(アメリカ)」と銘打ちながら思いっきり中国人顔な創業者のおっさんのラフ絵看板も無かった。
ヨーロッパに行ったら、バロック様式やロココ調のケンタッキーやマクドナルドも存在するのだろうか?今のところ俺はまだ見てない。 -
同13時19分、鼓楼の裏手に出る。そこには、回族系中心の市場や商店がずらりと立ち並んでいた。市場ではほとんどの店が果物を売っていた。場所によって売っているものが違うようだ。中には日本の縁日でも売ってそうな、カラメルをうすせんべいではさんだお菓子も売っていた。これって回族特産だったのか……
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市場。午後の買い物時間に差し掛かりつつあり、奥様方が段々集まってきだした。やたらよく売ってるのが乾物果物。色々な果物がミイラ状態で置かれている。ちゃんとした果物より多かったかもしれない。干し葡萄、干し杏、干し苺、それに色々な種類……ちょっと買いたくなっちゃったな。
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同13時40分、回族街の裏通り。賑やかな表通りの1歩奥には、こんな路地が迷路のように広がっています。北京のフートンみたいな感じなのかな?華やかなところもいいですが、こんな庶民の生活を肌で感じられるようなところも俺は好きです。
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回族の人々。回族は基本的に男性は白い帽子を被っています。ヒゲ率も漢族やその他の民族に比べて高めになっています。女性は、中東と同じように顔を隠して商売をする人も多く、やはり同じ中国でも一味違った面を見せてくれます。
腕時計を持ってき忘れたのでここで安く買い叩いたのですが、2日後に天に召されました……さすが安物。20元でゲットしたが、それでも高かったな…… -
回族街。ここは衣料品や絨毯などを中心に売っている通りです。アーケード状になっていて、ちょっとオリエンタルな雰囲気を醸し出しています。結構かっこいいTシャツもあったので、記念に買っておけばよかったかな?
右手の壁の向こうが「清真大寺」ですが、今回は入りませんでした。しかし、「せいしん」って入力すると、ちゃんと選択肢の中に「清真」ってあるのには驚いた。ちなみに清真とはイスラムの意味です。 -
同14時00分。鼓楼から鐘楼を写す。こんな近いんですよ。入場券が同じ場所で売られているのも納得です。このアングルならちゃんと鐘も写っていますね。
ここは西安の中心街。食堂街、電気街、ホテル、バスターミナルなどが一同に会しています。このへんで暮らしてれば、とりあえず死ぬ事はないのかな?ホームレスもやたら集まっています。 -
同14時17分、初日と同じく五一飯店へ。瀋陽にいる中国人の友達に美味いもん何?と聞いて、彼女がオススメしてくれた「涼皮」という食べ物を食べてみる。きしめん状の麺の上に醤がのっている感じで、辛さはお好みで変えられる。俺の感想としてはまぁまぁというところ。もうちょっと辛くすればよかったかな?
さて、飛行機の時間が近づいてきた。青年旅舎に帰り、支度を整える事にしようか。 -
同18時22分、西安咸陽国際空港。旅立ちの時が近づく。長いようで短かった西安での3日間もこれで終わりか……結局最後まで雨に降られっぱなしだったな。鐘楼付近から空港まで直接繋ぐ連絡バス(30元)を降りたあたりで、ため息をひとつ。
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さぁて、飛行機の中で何を食べようかなと思っていたら……こんなものを発見!どこからどう見ても「デジ○ン」のキャラクターです!名前は知らんけど……北京でドラえもんをモチーフに真似まくった別物キャラが、これはどこからどう見てもそのままパクってきたものっぽいです。どこが版権持ってるか知りませんが、これ訴えたほうがいいんでないかい?
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同19時23分、いよいよ敦煌行きの飛行機に乗り込みます!中国東方航空。おいちょっと待て。「東方」の航空会社がなにゆえ西安→敦煌なんて西方を飛んでるんだ?完全に名前の意味が無くなっています。まだ香港ドラゴン航空の方がましじゃないか……?
さて、これにて西安の全旅程が終了です。敦煌ではどんなアドベンチャーが待っているのやら……
第3章 西安パート 閉幕
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