京都高台寺へ大人の修学旅行

2006/08/08 - 2006/08/09

最近、赤瀬川・山下共著の「大人の修学旅行」を読んで、高台寺へ是非行っておきたいと思い、8月の暑い夏の日に、大人の修学旅行を企画。30数年前の子供の修学旅行の時は何故か行かなかった。それからもこの寺だけは何故かパスされていた。。やっと念願かなって行って来ました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 徒歩

赤瀬川源平さんと山下裕二さんの名著「大人の修学旅行」を読んで、長谷川等伯と高台寺が気に入り、8月の暑い一日に、大人の修学旅行をして来ました。高台寺は秀吉とねねで有名らしいです。この日は特別公開で霊廟も公開されていましたが、全く興味がなく、一路時雨亭へ。重文です。茶室なのに二階建て。でもまるで掘っ立て小屋のようでした。びっくり。

時雨亭から見た傘亭。この二軒は屋根付き廊下で繋がっていました。子供の修学旅行をした30数年前もこの寺には来たはずでしたが、全く記憶にありません。丸山公園の隣なのに。。有名寺院でないからか。当時はブランド志向だったからか。(30年前は非公開だったそうです。←義臣さん、ありがとうございます。）

傘亭。屋根を下から見ると傘のような竹の桟（？）が見えます。でもどう見ても小屋のようでした。こういった質素、簡素なのを利休好みというのでしょうか。もしこれが利休の好みならば（ちょっと違うのかな、という気もしましたが）、黄金の茶室を作った秀吉の対極にあるようです。だから殺されたのかな。これじゃあねえ、あまりに寂しくないかな、というのが実感。

高台寺塔中円徳院に、最近人気急上昇中の長谷川等伯の出世のきっかけとなった襖絵があります。公開されているのはほんの一部でしたが、味の有る絵でした。あまり分かりませんでしたが。庭を見ていると鳩が一休みしていました。京都の石庭は暑いのにね。ご苦労さまという感じです。

この旅行記へのコメント （3）

• 義臣さん 2006/09/28 07:41:05

  はじめまして

  はじめまして。
  過去のここは修学旅行では、絶対に来ていませんよ。
  十年近く前から、やっと普段も一般公開で、
  それ以前は年に数日だけ公開されていました。
  それを狙っていった頃の高台寺さんと、
  今の高台寺さんとは雰囲気が随分違ってしまいました。
  長谷川　等伯の絵は。智積院のが雄大で私は好きです。
  知ったかぶりしてごめんなさい。

  まさぞうさん からの返信 2006/09/28 11:59:46

  RE: はじめまして

  義臣さま
  
  　どうもありがとうございます。大昔に前を通ったのは確かですが、中に入ったかどうかの記憶がありませんでした。公開されていないのであれば、入ろうにも入れませんね。ライトアップしたりして商売熱心な寺だなと思っていました。
  
  　智積院には大好きな庭があり、いつもそのおまけで等伯の襖絵を見ていました。池の前の縁側でごろごろするのが好きです。
  
  　京都国博の新館（常設展示館）に等伯の大きな襖絵が出ています。昔からあったけれど、お蔵入りしていたものを展示するようになったようでした（これまたあやふやな記憶ですいません）。どこの寺のものか、来歴がなにか良く見ないで帰って来てしまいました。ご存じでしたらご教授ください。

  義臣さん からの返信 2006/09/28 12:57:32

  RE: はじめまして

  此方こそ知ったかぶりをして　書き込んでしまい。ひや汗が。
  
  京博へ行っていませんが、昨年　東京へ来たときは飛んで行きました、
  等伯の絵は好きですね。
  来月も京都入りしますので、時間さえ都合つけば寄りたいと思っています。
  
  智積院のお庭も春は綺麗で、数回行っていますが、
  ここ数年ご無沙汰です。