世界のChina Town訪問記ー横浜中華街編

2006/01/01 - 2006/09/01

横浜の中華街は世界のChina Townの中でも１，２を争うほどの大きさです。

ここに中国人が住むようになってもう150年近くになります。横浜が外国人に開放されるとともに、中国人もいち早くやって来て、住むようになりました。

この150年の間には戦争や震災などの大変な経験を経て、今日のような姿になりまた。現在の、そんな街の様子を紹介したいと思います。

エリア 神奈川

　中華街への最寄の駅は、地下鉄みなと未来線「元町中華街駅」か又はJR根岸線「石川町駅」のどちらかです。石川町駅から歩いてくると、「善隣門」が訪れるものを出迎えてくれるかのように立っています。このような門は牌楼と言われ、中華街には合わせて東西北南に１０箇所あります。「善隣門」の上部には「中華街」と書かれた扁額が掲げられています。

　善隣門の上部に掲げられている「中華街」の扁額をアップで撮ってみました。

　 善隣門の夜のイルミネーションです。年末年始や春節の時にライトアップされて、大変きれいです。

　善隣門を裏側から撮った写真です。「親仁善邦」と書かれています。

　 関帝廟のすぐ近くで、手相占いをしている人々がいました。かなり人気があるようです。

　寒い時期にもかかわらず、屋外の手相占いは人気があるようです。一体どんなことを占ってもらっているのでしょうか。

　 春節（旧正月）の時、中華街は人々でにぎわっていました。ごったがえす人ごみの中を自転車に乗った男性がいました。赤いめがねをかけ、奇妙な帽子をかぶったこの男性はさかんに愛嬌を振りまいていました。

　今年の春節（旧正月）のパレードの時の写真です。獅子舞がでて、大変にぎやかでした。

　横浜中華学院の生徒たちもこのパレードに参加していました。

　 商売の神様として知られる関羽を祀った「関帝廟」です。

　関帝廟の夜のイルミネーションです。きれいですね。

　関帝廟では多くの人々が参拝に訪れていました。

　店先でのんびりと知り合いと話をしているようですね。

　 衣料品店の店先に飾られた子供の中国服です。なんともいえずかわいいですね。思わず写真を撮ってしまいました。

　 ここは2006年３月に開廟した「媽祖廟」で、航海通商の安全や自然災害、疫病から人々を守る海の女神「媽祖」を祀っています。

　 「媽祖廟」の中に入ると、すぐこの建物が目に入ります。その上部に「天后宮」と扁額が書かれています。

　 これは祈念殿の建物です。階段を上がって中に入ります。

　祈念殿の内部ですが、天井の飾りがすばらしいですね。