2005/08 - 2006/02
46位(同エリア165件中)
Weiwojingさん
- WeiwojingさんTOP
- 旅行記996冊
- クチコミ137件
- Q&A回答112件
- 2,338,952アクセス
- フォロワー192人
2004年12月26日スマトラ沖で発生した地震によるインド洋大津波の被災地であるスリランカを、05年8月と06年2月に訪ねて来ました。この津波でスリランカでは4万人以上の人々が亡くなりました。被害の大きかった東海岸を05年8月に、そして南海岸を06年2月に訪ねました。
東海岸は北のジャフナからは南のキリンダ辺りまで大きな被害を受けました。私が訪ねたのは、サーフィンで有名なポットゥヴィル(Pottuvil)のアルガンベイ(Arugam Bay)一帯です。かなり復旧し、津波の爪跡を見ることは出来ませんでしたが、まだテントや仮住宅で暮らしている人々もたくさんいました。
06年2月には南海岸のゴール(Galle) とヒッカドゥワ(Hikkaduwa)を中心に見てきました。一番衝撃を受けたのは、津波で破壊され、数百人の人々が犠牲となった列車の残骸でした。
-
アルガムベイの街を歩いていたら、「津波ホテル」と書かれた看板を見つけました。これは今回の津波があった後に作られたものではなく、もう7年前からずっとここにあったそうです。
-
街を歩いてると、ホテルやレストラン等はかなり修復されていますが、しかし、民家の多くはまだ破壊されたままで、津波の痕跡がまだあちこちに見られます。外国のNGOからの援助でテントが立てられて、そこに住んでいる人々もまだたくさんいます。
-
このような仮設住宅がたくさん作られましたが、しかし、窓がないため、昼間も夜も暑く、住むには全く不向きでした。そのためこの仮設住宅が提供されても、すぐ出てしまう人が多いようです。
-
たまたま近くの学校を訪ねました。ここはモスレム(イスラム教徒)の子弟の学校で、すべての校舎が津波で流されました。何もない平らな土地だけが残りました。わずかに隅のほうに外国からの援助で立てられた小さな校舎が見えます。
-
この学校では6人の子供たちが犠牲になったそうです。ちょうど私たちが訪問した日に、犠牲になった一人の女子生徒の写真が校舎の瓦礫の中から見つかったと、校長先生がその写真を見せてくれました。笑いかけているその顔は、今でも私の脳裏に焼き付いています。この日気温はかなりありました。
生徒たちは暑さを避けてテントの中で授業を受けていましたが、みんな元気一杯です。 -
生徒たちの数は600人くらいで、学校の規模としてはかなり大きいようです。炎天下のもとで、子供たちは元気に先生と一緒に遊んだり、勉強したりしていました。手持ちのノートやボールペンなどを子供たちにプレゼントしましたが、喜んでもらえたのは何よりでした。
-
リゾートとして有名なヒッカドゥワの近くに津波で破壊された列車の残骸がそのまま残されています(現在は別の場所に移されました)。この中で多くの方々が犠牲になったことを考えると、津波の大きさと悲惨さが目に浮かんできます。この近くに行く機会があれば、ぜひ見学されることをお勧めします。
-
スリランカの海岸を歩いていると、このような風景をよく目にします。手間の木は椰子の木ですが、背後に立っている木は何でしょうか。これは「タコノキ」です。現地のシンハラ語では「ムードゥ・ケイヤ」といいます。津波で被災した人々は、タコノキ林の背後では被害が少なかった、と語っています。今、この木を植えようとする運動が始まっています。
-
ゴールのフォート(旧市街)はユネスコ世界遺産に登録されています。
ゴールの市街地は津波によるものすごい被害を受けましたが、このフォートはわずかな海水の浸水があっただけで、津波の大きな被害を免れました。それはオランダ人がかつて導入した排水システムのお陰だそうです。そのフォートの一角にかってのNew Oriental Hotelが建っています。今は名前が変わりましたが、100年以上も続いる由緒あるホテルです。 -
津波被災地の近くにある仏教寺院を訪ねました。一見仏教寺院というような感じはしませんが、かといつてヒンズー教の寺院でもないし、イスラム教寺院でもありません。
中に入ると、やはり仏教寺院でした。入り口の左右には浮き彫りになった人物が飾られ、中に入ると二頭のゾウが出迎えてくれます。ちょつと不思議な空間です。境内には、仏陀だけでなくヒンズーの神々も祀られていました。 -
多くの人々が各地から参拝にみえます。その境内には大きな菩提樹(ボートゥリー)があり、そのそばでは参拝者が暑さを避けて休んでいました。左側のオレンジ色の袈裟を着たお坊さんは尼僧です。
-
南部の津波被災地だった海岸地域には、このような杭の上に跨って魚釣りをしている風景が見られます。 Weligamaの地域で、Stilt fishingと言われています。
最近ではなかなか見ることは出来ませんが、観光客が来ると、台の上に乗って魚釣りを始めます。観光客が写真を撮ると、どこからともなく、数人の男たちが現れてお金を請求し始めます。 -
朝早く散歩をしていると、学校へ行く女子生徒たちの姿が見られました。スリランカではみな制服を着用します。朝とはいえ、かなり日差しが強いので、傘をさしている人もいます。
被災地の子供たちは元気を取り戻して、前と同じように学校に通っています。平和な元の生活に戻りました。4人ともみな楽しそうに話をしながら歩いていますね。何を話しているのかなぁ(?)。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- SUR SHANGHAIさん 2006/05/28 23:14:48
- はじめまして
- スリランカはもう何年も前に訪れ、津波の前後の様子はニュースなどで聞くだけですが、今は復旧も進んでいるんですね。
人々の顔に笑顔も戻ってきているのを見ると、こちらもホッと一息つけますね。ボランティア活動、お疲れ様でした。m(__)m
- Weiwojingさん からの返信 2006/05/29 06:50:48
- RE: はじめまして
- SUF SHANGHAIさん
掲示板へのメッセージをありがとうございました。スリランカには行かれたことがあるようですね。私はスリランカの自然の美しさはもとより人々の優しさや穏やかさに心惹かれました。たぶんSUF SHANGHAIさんも同じようなことを感じられたのではないでしょうか。津波で受けた彼らの心の傷は、まだ癒し難いものがあると思いますが、一日でも早く本来の姿に戻ってほしいものだと願っています。
-
- 倉敷のおじさん 2006/05/17 13:13:58
- とても参考になりました。 (^Q^)/^
- tamegaiさんへ
初めまして、tamegaiさんの写真拝見致しました。
パノラマ写真も綺麗に撮影されていました。
津波で破壊され、数百人の人々が犠牲となった列車の残骸な光景でした。
今回tamegaiさんボランティアで往かれたのですか…?
- Weiwojingさん からの返信 2006/05/17 15:21:53
- RE: とても参考になりました。 (^Q^)/^
- 掲示板への書き込みありがとうございました。私はボランティア(?)でスリランカに行きましたが、津波支援ボランティアというような大掛かりなものではありません。数人の仲間と共に、観光地ではない津波の被災地を中心に回り、学校や孤児院のような施設を回ってきました。被災後1年以上経つ
ていますから、もうかなり復旧しており、個人の住宅だけがまだ元に戻らないような状況でした。これからもスリランカには行く予定でいます。では、
また何かありましたらお寄せ下さい。(Tamegai)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
その他の観光地(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
579円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
4
13