2006/06/18 - 2006/06/27
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きっちーさん
中国だけじゃなくて、アジアの一地域として日本を見たとき、気がつくことがあります。
たとえば、身近な『名前』。
朝鮮半島の人たちの名前は、最近現地の発音で表現されることが当たり前になっています。
「チャ・テヒョン」「イ・ドンゴン」「チョン・ジヒョン」など彼・彼女達にはハングル表記のほかに漢字表記の氏名がありますが、ハングルの発音で紹介され認知されています。
ところが中国の人たちは、「もうたくとう」「しょうかいせき」「こきんとう」など日本語読みが当たり前。
ダオダオのように「チェン・ダオミン」と、現地の人に言っても通じる名前で知られている人はまれです。台湾も人名は日本語読みです。
NHKにいたっては台北(タイペイ)すら「たいほく」などと、いまだに言い続けています。
私が通っていた調理師学校でも、朝鮮系の学生はきちんと(多少の音の違いはあっても)ハングルでの名前で呼ばれていました。
タイ出身の学生さんも現地発音。
しかし、同じ留学生であっても中国籍の人たちは、日本語発音。
どうしてこんなアンバランスなことになっているのか。
この疑問を話し合ったとき、「けい・ぶんてい」と呼ばれていた友人は、
「別に気にしてないよ」
と言っていましたが、彼女の本当の名前の発音は本来、
『シン・ウェンティン』
似ても似つかない発音です。
私の名前を中国語で発音すると、一番近い発音でも
『ジュウティエン・ミンホイ』
になります。
誰のことか自分だってわからないのに、留学生の人たちはずっとこんな思いを日本にいるあいだ、日常的に体験しなくてはいけないのです。
名前はやはり、名づけられた瞬間は与えられたものであっても、生きていくうちに個人の一部になるのだと思います。
相手の名前の読み方を、尊重するのは難しいことではないでしょう。
些細な事だと思わずに、変わっていくようにしたいな。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国東方航空
-
そんなウェンティンは、元同級生で初恋でウサギ年のカレと、ラブラブ結婚をされて、現在ロシアに移住しております。
ちっ。
うらやましいな。
カッチョイイ彼つき新婚旅行と海外移住なんて、フツーにしてたらまずなくってよ。
(だんだんひがみっぽくなってきている・・)
さて、在学中の彼女に
「中国のお勧めスポットを教えて〜」
と頼んだことがあります。
少し考えたあと返ってきた答えは、
「故宮の前でやる『国旗』の掲揚かな。
夜明けの寒い時間に集まって、日の出とともに国旗がするするあがってくのを観るの。
きっちーに見せたいな。感動するよ!」
う〜む国旗か!
意外な答えだ。
八王子の成人式で、君が代が流れ、壇上の日の丸へ(当時は「国旗」でも「国歌」でもなかった。今でも立つ気はないけど)起立するのを拒否した座ったままでいたら、隣で起立して馬鹿でかい声で歌っていた議員のオヤジどもが、
「あの子は具合が悪いのか!」
ってこれみよがしに、横でネチネチ言われたいやな思い出があるので、『国旗』だの『君が代』と聞くと気が滅入ります。
まあ、よそんちの旗なら感動できるのかも?
明日は早朝帰国なので、ウェンティンお勧めの『夜明けの掲揚』は観れませんが。
夕暮れのを観てみることに!
日の出と日の入りに上げ下げするようですが。
日の入りって何時なの??? -
天安門広場に掲げられた『五星紅旗』の周辺で警備している警官のお兄さんに
『儿点降旗?』
と、またテキトーにならべた漢字でたずねます。
『7:45』
外人慣れしているお兄さんは、さらさらと書いてくれます。
7:45!
夜の8:00近くまで日が落ちない??
んん〜?
ああ、日本と1時間の時差か。
納得。
7:30ごろに広場へ戻ると、人がどんどん集まってきます。
おおっ!
人垣が!! -
日が傾きかけてきたころ、突然『天安門広場』と『故宮』をへだてるマンモス道路が、通行止めになります。
車もバスもひっきりなしに行きかうメインストリートにすっぽり巨大空間が出現するのです。
どうしたのかと見ていると、閉館後の故宮前門の扉が静かに開き、きっちりとした制服に身を固めた兵士が隊列を組み道路を横断してきます。 -
人ごみで、広場までたどり着いた兵士が、何をしているのか見えません。
しばらくすると、ゆっくり五星紅旗が滑り降りていきます。 -
みんなが一斉にシャッターを(笑)。
もちろんワタクシも。 -
夏の夕暮れに広場を吹き抜ける、乾いた風にあたりながら「旗が降りてくる」なんていう、シンプルな情景を無邪気なイベントとして楽しめることを体験できたかな。
中国であろうと日本であろうと、その国旗に『NO』と言える自由を、抑圧する要素があるのであれば、私にはアウト。
この感覚は捨てきれないので、ウェンティンほどの感動は得られてないと思うのですが。
あの風は、気持ち良かったな! -
5分ほどで旗が降りきると、それを手にした兵士たちが静静と再び道路を渡って、故宮に戻っていきます。
明け方にも、やはり同じような光景がくり返されるのでしょう。
太陽が最後の光をなくしていくと、人々が去りはじめ、交通止めも解除されます。
楽しかった中国の旅も、今回はここまで。
地下鉄でホテルへの帰路に着きます。 -
6月27日。
ついに帰国日っ!
上園飯店の朝食バイキングで腹ごしらえします。
だって東方航空のご飯は本当にまずいんですもの〜!
否定できない事実だわ〜。
トランクとさくじつ西単で購入した大きめバッグをたすきがけ。
いや、姫はダオダオのDVDを買い過ぎて・・・。
小型トランクでは、間に合わなくなってしまったのです・・。
お恥ずかしい。
ほほほ。
カバンを購入した西単『北京君太百貨』。
キャッシュバックカードを観光客にも作ってくれて、かなり割引になるので絶対、お得!
店員さんも親切なので、伝票決算が苦手な私にもきちんと対応してくれました。
お勧めデーパートです。
ああ、しっかし荷物はいつも少ないのが自慢なのに。
衣類は自力で洗っているので、10日の旅行でも4〜5組しか持ってこない。
「足りなくなったら買う!」
「なるべくヤバイくらいボロめで、捨てる寸前のを持ってく。本当に終わってしまったら捨てる」
「ノーメイクを通しているので、化粧品などのこまっちい物がいらない」
これを実践しているので、トランクで持ってきた私物の占める割合は半分。
残りはすべて、中国でしか買えないドラマや時代劇のDVDおよびVCD。
そう、『姫様買い』の余波がおニューのカバンまで購入するハメに。
業者か、私は。
いや、姫よっ姫!
空港での荷物チェックがいまからイタイ・・。(つーかハズイ)
12:00発の飛行機なのでリムジンバスで行こうかとも思ったのですが、通勤ラッシュの地下鉄に荷物抱えていくのも厳しいし。
タクシーでバス乗り場まで行くなら、ちょくで空港へ行っちゃってもいっか。
8:00くらいに通りに立ち、タクシーを停めます。
『我想去首都机場』
のメモを見せて乗っけてもらいます。
朝の軽い渋滞に、飛行場に向かうお客さんの出発時間を運転手さんが筆談でたずねてきます。
「何時の飛行機なの?」
「時間?12:00」
「ちょっと早すぎじゃない?そんなに時間いらないでしょ」
「早いぶんには安心なので」
「心配性だなー」
筆談で和気藹々としゃべりながら空港へ到着。
この運転手さんは丁寧な人で、メーターの領収書のほかに高速料金の領収書も渡してくれる、明朗会計。
西直門のちょっと先から、空港までタクシー代95元。
高速代10元。
計105元。
こういう人は、旅行者にとって安心ですが、省略する運転手さんもいるようです。
空港ビルのベンチに座ってチェックインカウンターが開くのを待っていると、同じようにタクシーで来た中高年女性2人組みが、1枚だけの領収書をのぞきながら、
「払った金額が領収書と違うわよ」
「10元チップで渡したのよね?」
「チップを抜かしても、10元多く取られてるじゃない!」
と、日本語で言い合いながら通り過ぎていきます。
そ、それはピッタリ高速代じゃん。
正規料金で間違いなさそうですが、なんか「悪徳タクシー」のイメージがつまんないことで出来てしまうのも、もったいない。 -
がんばれ!
北京のタクシー運転手さんズ!
ベンチに座っているだけで、国際都市北京の空港にはいろいろな言語の人が隣に座ってきます。
欧米の人が会釈して腰を下ろしたと思ったら、反対側に北京語を話す老夫婦が腰掛けます。
お婆ちゃんのほうは、めちゃめちゃ人懐こい感じの人で、お爺ちゃんがトイレに立つと、熱い視線を送ってきます(笑)。
「あ、なんか話しかけてきそうだな。めっちゃ見てるな」
と、思っていたら速効、
「$%+&’)#?」
話しかけられてしまいます。
「ソーリー。アイム、ノットチャイニーズ。対不起」
少し驚いたようにお婆ちゃんが何か言います。
こういう時はとりあえず笑顔。
「アーユー、コレアンオア、ジャパニーズ?」
戻ってきたお爺ちゃんが綺麗な英語で話しかけてきます。
「ジャパニーズ」
現役リタイヤしたようすの老夫婦ですが、お爺ちゃんはある程度英語と身近な仕事をされていたことが伺われるインテリ風で、ニコニコしたお婆ちゃんとお似合いのカップルです。
「お仕事?観光できてるの?」
「仕事!と言いたいところですが、観光です」
さきほど驚いたのはお婆ちゃんだけじゃない。
横に座っている欧米系の人たちが一斉にこっちを見ています。
ポカンとしたようすで、英語での会話に耳を傾けています。
まあ、アジア系同士だって顔を見ただけじゃ、相手がどこの母語圏の人かわからないんだから、欧米系の人たちだって同じでしょう。
そのうえ英語で話してるんだもんな。
国際空港ならではの面白い出来事でしたが、まだまだ書けなかった色々な人たちとの会話がありました!
行く前から緊張していた私に、現地でのアドバイスをしてくれたトラベラーのみなさん。
張秀芬小姐、彼女の友達、宿の奥さん、親切なタクシーの運転手さん、隣り合わせの偶然の中で、数々の好意を向けてくれた人たち。
トラブルもサプライズも含めて、大好きな中国!
出国ゲートをくぐると、寂しくなってしまいます。
また絶対行っちゃうだろうな。
そのときに、また!
再見。
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