2006/06/18 - 2006/06/27
79位(同エリア136件中)
きっちーさん
朝から筋肉痛。
いててて・・。
きのう歩きすぎた。
ふだん限りなくイン・ドアな生活をエンジョイしているくせに、旅先では人が違ったように徘徊するせいで、ふだん使われていない部分の筋肉が痛みます。
いや、立ち仕事・力仕事は慣れっこでも、ずっと歩くというのはまた別の筋肉を使ってるんですね。人体の不思議・・。
さすらいの平遥も今日でお別れ。
名残惜しい。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国東方航空
-
出発まで時間があるので、宿フェチの本領発揮。
従業員さんもいない、私のほかにあと一組しかいないお客さんもまだ寝ている時間帯に、不審者が1人・・。
はははは。
撮りまくり。 -
客桟も元はお屋敷だったんだろうな。
不思議なことに、家って(屋敷もそうなんですが)使ってないほうが、ボロくなりやすい。
使ってるほうが痛みそうですけど、そうじゃなくて、人が住まないほうが廃れていってしまいます。
現役で使われている客桟は、共通チケットでまわった「展示物」としてのお屋敷よりも、瑞々しくて魅力的です。 -
ま。
泊まれるって所が、一番魅力ですが。
ここ!
泊まった部屋です。
お気に入り。 -
このオープンテラスと、ファサード部分の建物がレストランエリア。
-
これが宿の本館。
ツインとかトリプルとか、大きめな部屋はこっちの棟になります。
いまは、カップルが宿泊中。
なんで知っているのかと言いますと、みなさんえらくオープンなので、室内にいるときでも(ときには居ないときでも)、ドアが開けっぱ。
カギが開いてるんじゃなくて、扉が開いているんです。
中国は地方に行くほど治安が悪いと、噂に聞いていましたし・・。
平遥が「地方」なのかは、びみょ―なところですが、それでも行くまでは今まででもっとも事情に疎い地域。
例によって
「襲われちゃったら、どーしよー」
などど、びびり気味に警戒していたのですが。
イタリアのフィレンツエの夜のおっかなさに比べたら、すこぶる快適!
宿のシャオジェ達と和気藹々と過ごせます。
良い所だったなあ。
まだ帰りたくないなあ。 -
夕暮れまでに太原へつけばいいので、出発は少し遅くてもいいかな。
とりあえず朝の散歩にでると、昨夜降った雨のせいか、街がしっとりしています。
1日の仕事に向かう人や子供達、城内に出勤してくる皆さんとすれ違うと、
「やべ。仕事しなきゃ」
と、なにやら貧乏性な気分が頭をもたげてくるし。
妙な罪悪感が(笑)。
一生遊んで暮らせる、そんな人生だったら気にもならないのでしょうが、同じように働いてメシ食っている立場ですから、出勤風景に出会うと瞬間に「いま何時?私も行かなきゃ!」と、引き戻されます。
旅情も何もあったものではありません。 -
『中国』というと、なにやら悠久の時のなかに今でも漂っていそうな、そんなイメージがあるのですが、都心を離れても大多数の人の朝の通勤・通学風景は変わりません。
中国に限らず、どこへいってもきっと同じ光景があるのだろうな、と思います。
だからこそ、共感を持って話せたり、冗談言って笑いあったりできるのですが。
いまは、ダメです。
見ないようにしなきゃ(笑)。
まだ遊んでいたい〜。仕事は帰ってからってコトで〜。
今日で、平遥とはお別れなんだから!
でもでも。
ほんの2〜3日の滞在でしたが、来て良かったな〜。 -
しかし、ホントどこ歩いてもロケ地だよなあ。
-
うおっ。
ロバさんの落し物が!
平遥ではセミや蚊をほとんど見かけません。
かわりにいるのが、ロバさんの○んちの周りにもいる、ハエ!
本当にあっちこっちにいます。
気にしないようにしているのですが、部屋に入ってきてしまうと、蚊よりたちが悪く、やっつけにくい!
蚊と違って、血を吸いに近寄って来たところを叩く、ということができないし、中国のお部屋は天井がとても高いので、天井のほうに逃げられてしまうと、お手上げです。
なかなか追い出すことができず、結局2泊を共にしたハエも。
ああ、うざい・・・。
でもハエが多いと、どことなく砂漠っぽい。
そこはかとなく西域テイスト。 -
妙に細工のこまかいゴミ箱。
ここまで徹底していると、さすが世界遺産。 -
そう。
まだ行っていない所がありました。
目の前に。
平遥のシンボルともいえる、市楼です!
きのうは時間が遅くなってしまって、入れなかったのですが、今日は入っとかなきゃ! -
市楼の足元にあるチケットボックスで5元を払い、ほそい石段を登ります。
たくさんの人が利用したんでしょう。
石段はすっかり磨耗していて、滑ったら落っこちそう。
朝のまぶしい光が、照明のない暗い足元にあたってきらきらと反射してきます。
人がすれ違うのを想定していないような通路ですが、朝イチなのでおっかなびっくりすれ違うこともなく、バルコニーにいたのは欧米系の年配のカップルだけ。
うーん。
気持ちが良い。 -
老夫婦が、笑顔でこちらに会釈して階段を下りていってしまうと。
おおっ。
市楼独り占め!
ほほほほ。
バルコニーは狭いですが、360度まわれるので平遙の町が一望できます。
城壁まで折り重なるようにならぶ屋根を眺めながら、朝の空気を吸っていると、
「むかし旅の商人も、こうして町を眺めたのかなあ」
と時間の風が吹いてくるような、不思議な気分になります。
今日この町を発つわけですが、同じように離れるにあたって、ここに立ち寂しいようなほっとするような気持ちで、手すりに触れた人がいたかも知れません。
そうだったらいいいなあ、と朝の空気を吸いながら思います。 -
市楼の内部に作られた小さなお堂。
町を見守ったり、商売繁盛とか、そんな生活に自然と溶け込んだ小さな像が祭られています。 -
平遙の街なかに徐々に観光客の姿が目立ち始めます。
今日も活気のある1日が始まるんでしょう。 -
よしっ!
メシ!
お気に入りの昨日のレストランへ。
もうちょっと食べるところは、あっちゃこっちゃ開拓しても良かったかな(笑)。
でも、平遙最後の食事ではずれはヤダしなあ。
美味しいものが好き!
そんな乙女心です。 -
昨日は鳥炒めだったので、今日は豚で。
見た目がおなじじゃん!!
まあ、そういう突っ込みは心のなかでして頂いて。
味付けはこっちの方が辛め。
唐辛子をよけながら甘党の私的には、昨日の鳥さんのほうをお勧めいたします。
味は名物よりサイコーなのです。
奥で作ってるご主人がうまいんだろうな。
昨日地図で城壁の入り口を教えてくれた、店のお姉さんがにっこり笑って、
「どうでした?」
とたずねてきます。
「ありがとうございます。ちゃんと登れました。すごく良かったです」
英語と筆談で短い言葉を交わし、会話が途切れるとお姉さんは朝の仕込を手伝いに厨房へ姿を消します。
あたたかい朝食をお腹に詰め込み、清算を済ませ店を出ます。 -
向かいの宿舎で、トランクに荷物をまとめます。
むずかしい交通機関を使わなくても徒歩でまわれる平遙は、きっとこれからもっと観光地として栄えていくところなんでしょう。
なんといっても、町の人が親切だし!
フロントでチェックアウトの手続きをしていると、秀芬小姐が見送りに来てくれます。
住所交換をして一緒に宿の前で写真を撮ると、彼女は
「楽しかったです。日本へも行ってみたい。またお会いしましょう」
と英語で別れの言葉をかけてくれます。
後談ですが、帰国後いっしょに撮った写真を秀芬小姐に送ったところ、丁寧で面白い手紙を返してくれました。
勉強家な彼女は現在も日本語を勉強しており、手紙でも細かい言い回しの違いなどをたずねていました。
彼女の影響で私も北京語を習い始めましたが、あんまり上達しません(笑)。 -
いよいよお別れのとき。
秀芬小姐に手を振って歩き出します。
南大街から西大街へ。
観光客を乗せてゆるゆると進む電動カートとすれ違いながら、平遙駅へ続く鳳儀門をくぐります。
城壁を一歩出ると、ご覧の通り車が行きかいビルが林立する、現代的な風景に一転。
原チャリのエンジン音が耳に飛び込んできます。 -
平遙駅前の駐車スペースに、あちこちへ向かうミニバスが整然と並びます。
-
太原行きのバスに乗り込み、出発を待ちます。
時間が中途半端なため、なかなか乗客が集まりませんか、呼び込みの人たちも含め乗務員さんたちは、辛抱強く人を集めます。
採算に見合う人が集まったところで、車掌さんが料金を集め始め、私も20元を支払います。
特に表記はないのですが、相場が決まっています。
平遙⇔太原は20元。
扉が閉まり、バスが走り出します。 -
ここから太原までは、2時間弱。
さよなら、平遙。
これたら、また! -
果てしなく続くハイウェイを、ウトウト舟をこぎながら・・・。
いつのまにか、街なかに入っています。
太原です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ajiajiroさん 2007/01/14 19:16:52
- う〜ん!
- かっこいいゴミ箱ですね!
参考:http://homepage3.nifty.com/chinatrg/
では、また。 再 见 (^_^)/~
- きっちーさん からの返信 2007/01/14 20:03:15
- RE: うわー!
- なんですかこれっ!
めちゃめちゃマニアックなホームページじゃないですか。
スゴイですね。
今度ゆっくり見せてもらいます(笑)。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
きっちーさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
23