2002/10/24 - 2002/10/24
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buchijoyceさん
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10月24日(木)
5時、目が覚めると、すぐカーテンを引く。
窓の向こうの闇の中に白く雄大なヒマラヤの姿が見える。
すぐ近く、マチャプチャレは双峰の魚の尾をしっかりとあらわしている。大丈夫、今日は晴れそうだ。
光が射し始める。アンナプルナ・サウスから陽が当たり始める。
白い塊は、手を伸ばせば届きそうな近くだ。
ホテルのテラスからでも十分だが、タパさんが上のほうが美しく見えると言うので、50mばかりの高さを上っていく。
草むらの中の細い山道は、草がしげり、どれもしっとりと露に濡れ、ジーンズをぬらす。一番足が弱いオバサンが一番重い荷物(カメラ2台)を持っているので、どうしても遅れてしまう。
やっとこみんなのいるところまで上る。マチャは魚の尻尾というより、鯉が口をあけているように見える。もう少し上るとダウラギリが見える。
ホテルまではもう少し広い道を通って帰る。
といっても山道だ。タパさんの肩に捕まりながら降りる。
タパさんに「ダンプスはいいところだね。気に入った。帰りたくない」というと
「困りましたね。では別荘でも建てましょうか」と答える。
「タパさん、別荘なんて売ってはいけないよ。一時的にはお金が入るけど、自然破壊にはなるし、あとお金が落ちないでしょう?むしろホテルに泊めなさい。ホテルもお金が落ちるし、経済はまわりますからね。」
8時食事。食事がすむと外に大勢の行商が来ている。チベット難民だと言うが、たくましい。この家のおかあさんに持っていったカステラなどをあげる。
9時半、車で下りはじめる。でこぼこ道をジープはのそのそと降りる。下のチョークについたときは11時に近かった。
待っていた車は待ちくたびれて、運転手がどこかへ行ってしまっていた。ほどなく運転手が戻ってきたので、それに乗ってホテルに戻る。部屋に荷物を置き、すぐその車で、タパさんの事務所へ精算に行く。「ポカラは客がないね」と言うと、「そうなんです。この調子ではあと1,2年で私も倒産です。仕事を下さってありがとうございました」と言ってタパさんはそっと目頭をぬぐった。「平和は大事だね。平和でなければ、観光は成り立たない。はやく治安がよくなることを願っているよ。」と励ます。
昼食にいく。
ペワ湖のそばの、ブーメランとおなじようなスタイルの店。インドカレーを食べる。あんまり美味しいとは思わなかったが。すこし店を冷やかし、Hさんと二人はホテルへ帰る。後の3人は、ぶらついて6時45分からのダンスを見てくると言って残る。
ホテルへ戻り、洗濯をし、マッサージに行くが、まだ閉まっていたので後にする。
旅も終わりに近づいた。ポカラからの便りを書いている。
ポカラはいまがシーズンのはずなのに、このホテルも客は少ない。マオイストのテロ騒ぎで、観光客がネパールを敬遠しているようだ。このホテルもリゾートにはうってつけなのだが、客はまばらでも電気はつけなければならないし、ランニングコストだけでも相当になるだろう。いくら経費が安いと言っても。サービスをおとすわけにはいかないから。
7時に夕食に行く。一昨日、ビュッフェ形式だったので、そこに並んでいたケーキがたべたかったというHさんの期待に反して、今夜のメニューはアラカルト。そこで彼女はクリームスープと4種類のケーキがメイン。
私はスクリュードライバーとワインとクリームスープとチキンとを頼む。クリームキャラメルも取ってみた。スクリュードライバーは美味しくなかったが、久しぶりのアルコールにいい気分で、
部屋に入ると同時に寝てしまった。風邪は悪くなってしまったようだ。
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