ハルシュタット旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ザルツブルク→ハルシュタット<br /><br />9月29日(月)<br />目が覚めたのが5時近く。よく寝た。でも起きるには早すぎる。うつらうつらしている。今日はザルツブルク市内をちょっと見学して、ハルシュタットへ向かう予定。<br /><br />窓を開けると雨が降っている。どうしよう。<br />ホテルのかさを借りて旧市街を一回りする。ケーブルカーはまだ動いていない。大聖堂で、お天気をお願いする。<br /><br />部屋に戻って、濡れたコートを拭いて、チェックアウトするとフロントがどこへ行くかときく。<br />「ハルシュッタットへ、だけど、雨が降っている」というと、<br />「ハルシュタットは高い山と青い湖があるとても美しいところだ、ただ雨は」と言った。うん、それが問題なんだよねぇ。<br />タクシーを呼んでもらい、駅に行く。<br /><br />駅のインフォメイションでは電車で行くことをすすめた。<br />そこで電車で行くことにする。次の駅Allnang-Puchheimで乗り換えてハルシュタットまで直行。乗ろうとすると男女4人の若者グループの男の子が「あなたはハルシュタットへ行くのですか」と日本語で声をかけた。「はいそうですよ」答え、韓国人みたいなので「アンニョンハセヨ」と女の子に言ったのだが、知らん顔。<br />あれ、違ったかな、中国人かな。<br /><br />雨だけど、山間部の景色は木々の表情がいい。ハルシュタットの駅は、うっかりすると見過ごしてしまいそうな小さな山の駅。<br />駅をちょっと下ると、船が待っていて対岸の町まで運んでくれる。晴れてれば景色はいいんだろうな。船賃は3.6ユーロ(二人で)船でさっきの若い男の子に「どこから来たの?」ってきくと「韓国から」と。やっぱり韓国人だったのだ。<br />「私は日本が好きです」と彼がいうから「私たちも韓国が好きですよ。去年ハングルの勉強をしましたよ」と英語で話す。まだまだハングルで会話は出来ない。あちらも日本語で話すほど日本語ができるわけないので、結局は英語になってしまう。ちょっと残念!<br /><br />雨がびしょびしょ降っているので、船着場のすぐそばのホテルに入る。ホテル グリュナーバウム、緑の木だ。<br />月曜日はRuhetag(定休日)と書いてあるが、のぞくとOK。大きな白いイヌがいる。9歳だそうだ。後ろ足が曲がっている。<br />papasanはイヌを見ると里ごころがつくようだ。<br />レイクサイドの部屋は予約とかで、窓の隣は教会。斜めに湖がみえる。<br /><br />先ずは食事。ホテルは定休日なのでレストランはお休み。<br />広場の反対側のレストランへ行く。混んでいる。<br />私はプロシェット。papasanは湖で取れたての魚のグリル。<br />醤油をかけて美味しい、美味しいと食べている。<br />魚の名前を聞いたがわすれてしまった。<br /><br />ハルシュタットMUSEUMに入る。先史時代からの歴史が紹介されている。ケルトはもともとここら辺の出だ。頭蓋骨に名前を記入している。そういえば、埋葬して腐敗したら、骨を取り出し、名前を書いて棚に並べる習慣があったのはここだったのか。<br />埋葬地が少ないので、こういう方式を取っているというのを読んだことがある。<br /><br />湖沿いに町外れまで歩いていく。そちらにバスのターミナルがある。ポケットにいれてあったパンを取り出してカモたちにやる。<br />白鳥までやってくる。カイツブリもクイナもいる。カモたちに負けじとパンを取る。papasanがスーパーにパンを買いに行く。<br />ケーブルがあるので、明日は何時からときくと、9時からだという。<br /><br />日本人団体によくあった。バスで来てここには泊まらずに帰るみたいだ。バートイシュルあたりに泊まるのだろうか。岩塩をひとつと、塩を買った。小雨の中を戻り、隣の教会へ行く。正面にイエスの絵が飾られただけのシンプルな教会。<br /><br />戻って一休みしてから夕食に出かける。今日は月曜日なので休みの店が多い。あいていたレストランで、いかにせん料理は食べられないので。アプフェルシュトドゥーデルとお茶をとる。しかし、アプフェルは私の方がずっと美味しい。<br /><br />隣に座っていた日本人ご夫妻と話をする。二人とも70代だそうだ。「あなたがたも個人旅行ですか?」<br />「はい。ホテルもどこも決めず、自由に旅行しています」<br />「私たちも個人旅行に慣れてしまったら、もうやめられませんね」<br />「そうですね。けんかばかりしてますが、二人が一番気が合いますからね」<br />と言うと、<br />「今回が最後になるのかな、と思いながら毎度旅をしているんですよ」<br />「どっちかが動けなくなったら出かけられませんものね。出かけられると言うことは、健康だってことですよ。せいぜい出かけましょうね」<br />私たちも先が無いことは十分に覚悟しているが、個人差はあるものの、お二人を見ていると、もうすこし続けられるかなと余裕が出た。<br /><br />人は何のために旅をするのだろう。表面的には、広い世界を見たい、いろんな人たちとめぐりあいたい・・、<br />それは何から来るのだろう。<br />閉塞感からの脱却、非日常への憧れ、何かを求めて。<br />若い頃に読んだヘッセの「クヌルプ」に憧れた自分を思い出す。<br />非日常に自分をおくことによって、自己を見つめなおす機会にもなる。いや、もっと本質的なものがありはしないか。<br /><br />

気ままに チェコ・オーストリア7

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2003/09/22 - 2002/10/03

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buchijoyce

buchijoyceさん

ザルツブルク→ハルシュタット

9月29日(月)
目が覚めたのが5時近く。よく寝た。でも起きるには早すぎる。うつらうつらしている。今日はザルツブルク市内をちょっと見学して、ハルシュタットへ向かう予定。

窓を開けると雨が降っている。どうしよう。
ホテルのかさを借りて旧市街を一回りする。ケーブルカーはまだ動いていない。大聖堂で、お天気をお願いする。

部屋に戻って、濡れたコートを拭いて、チェックアウトするとフロントがどこへ行くかときく。
「ハルシュッタットへ、だけど、雨が降っている」というと、
「ハルシュタットは高い山と青い湖があるとても美しいところだ、ただ雨は」と言った。うん、それが問題なんだよねぇ。
タクシーを呼んでもらい、駅に行く。

駅のインフォメイションでは電車で行くことをすすめた。
そこで電車で行くことにする。次の駅Allnang-Puchheimで乗り換えてハルシュタットまで直行。乗ろうとすると男女4人の若者グループの男の子が「あなたはハルシュタットへ行くのですか」と日本語で声をかけた。「はいそうですよ」答え、韓国人みたいなので「アンニョンハセヨ」と女の子に言ったのだが、知らん顔。
あれ、違ったかな、中国人かな。

雨だけど、山間部の景色は木々の表情がいい。ハルシュタットの駅は、うっかりすると見過ごしてしまいそうな小さな山の駅。
駅をちょっと下ると、船が待っていて対岸の町まで運んでくれる。晴れてれば景色はいいんだろうな。船賃は3.6ユーロ(二人で)船でさっきの若い男の子に「どこから来たの?」ってきくと「韓国から」と。やっぱり韓国人だったのだ。
「私は日本が好きです」と彼がいうから「私たちも韓国が好きですよ。去年ハングルの勉強をしましたよ」と英語で話す。まだまだハングルで会話は出来ない。あちらも日本語で話すほど日本語ができるわけないので、結局は英語になってしまう。ちょっと残念!

雨がびしょびしょ降っているので、船着場のすぐそばのホテルに入る。ホテル グリュナーバウム、緑の木だ。
月曜日はRuhetag(定休日)と書いてあるが、のぞくとOK。大きな白いイヌがいる。9歳だそうだ。後ろ足が曲がっている。
papasanはイヌを見ると里ごころがつくようだ。
レイクサイドの部屋は予約とかで、窓の隣は教会。斜めに湖がみえる。

先ずは食事。ホテルは定休日なのでレストランはお休み。
広場の反対側のレストランへ行く。混んでいる。
私はプロシェット。papasanは湖で取れたての魚のグリル。
醤油をかけて美味しい、美味しいと食べている。
魚の名前を聞いたがわすれてしまった。

ハルシュタットMUSEUMに入る。先史時代からの歴史が紹介されている。ケルトはもともとここら辺の出だ。頭蓋骨に名前を記入している。そういえば、埋葬して腐敗したら、骨を取り出し、名前を書いて棚に並べる習慣があったのはここだったのか。
埋葬地が少ないので、こういう方式を取っているというのを読んだことがある。

湖沿いに町外れまで歩いていく。そちらにバスのターミナルがある。ポケットにいれてあったパンを取り出してカモたちにやる。
白鳥までやってくる。カイツブリもクイナもいる。カモたちに負けじとパンを取る。papasanがスーパーにパンを買いに行く。
ケーブルがあるので、明日は何時からときくと、9時からだという。

日本人団体によくあった。バスで来てここには泊まらずに帰るみたいだ。バートイシュルあたりに泊まるのだろうか。岩塩をひとつと、塩を買った。小雨の中を戻り、隣の教会へ行く。正面にイエスの絵が飾られただけのシンプルな教会。

戻って一休みしてから夕食に出かける。今日は月曜日なので休みの店が多い。あいていたレストランで、いかにせん料理は食べられないので。アプフェルシュトドゥーデルとお茶をとる。しかし、アプフェルは私の方がずっと美味しい。

隣に座っていた日本人ご夫妻と話をする。二人とも70代だそうだ。「あなたがたも個人旅行ですか?」
「はい。ホテルもどこも決めず、自由に旅行しています」
「私たちも個人旅行に慣れてしまったら、もうやめられませんね」
「そうですね。けんかばかりしてますが、二人が一番気が合いますからね」
と言うと、
「今回が最後になるのかな、と思いながら毎度旅をしているんですよ」
「どっちかが動けなくなったら出かけられませんものね。出かけられると言うことは、健康だってことですよ。せいぜい出かけましょうね」
私たちも先が無いことは十分に覚悟しているが、個人差はあるものの、お二人を見ていると、もうすこし続けられるかなと余裕が出た。

人は何のために旅をするのだろう。表面的には、広い世界を見たい、いろんな人たちとめぐりあいたい・・、
それは何から来るのだろう。
閉塞感からの脱却、非日常への憧れ、何かを求めて。
若い頃に読んだヘッセの「クヌルプ」に憧れた自分を思い出す。
非日常に自分をおくことによって、自己を見つめなおす機会にもなる。いや、もっと本質的なものがありはしないか。

  • 渡し舟から

    渡し舟から

  • 雨の町

    雨の町

  • 花の家

    花の家

  • 花の家

    花の家

  • 広場

    広場

  • リンゴのなる家

    リンゴのなる家

  • 壁に這わせて

    壁に這わせて

  • 頂戴!頂戴!!

    頂戴!頂戴!!

  • 霧が晴れていく

    霧が晴れていく

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