2006/05/08 - 2006/05/19
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ハイペリオンさん
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バガンに来たならやることは一つしかない。お寺巡りである。ポッパ山から戻って午後からホテルの自転車でオールドバガンのお寺を見にでかけた。
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ニャウンウーから自転車に乗って遺跡見物に出た旅人がまず最初に遭遇するのが、このティローミンロー寺院である。高さ50メートルのこの大伽藍を見て、ほとんどの旅人は息を呑むはずだ。そして、オールドバガンへの期待をさらに高めるのである。
この寺院の建立は12世紀初頭。日本の平安時代末期である。第8代国王が、5人兄弟の中から国王に選ばれた記念に建てられたという。バガンの寺院や仏塔はこのように何らかの記念として建てられたものがほとんどだ。 -
売り子さんたち、だれてま〜す。でも、仏様に足を向けては寝られません。
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やる気ありませ〜ん。
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カモ(僕)がすぐそばを通っているのに知らん顔。読書に没頭中です。でも、これで生活できるんだからいいですね。
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ティローミンロー寺院からオールドバガン方面に行くと、今度はアーナンダ寺院が見える。第3代チャンスィッター王によって建立されたこの寺院は、四方に伸びる向拝がまるで裾野のようになだらかで、実に美しいバランスを見せている。外壁は既にくすんでしまっていて、灰色に近いが、往時は真っ白で、乾季の真っ青な空の下では、すばらしいシルエットだったことが偲ばれる。まさに壮麗という表現がぴったりだ。
内部には四方に向って一体づつ仏像が安置されている。いずれも20メートルはありそうな立像で、薄暗く荘厳な雰囲気の中心をなしている。 -
仏様に向って瞑想するおばあちゃんふたり。ちょっと近寄りがたい雰囲気だった。
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アーナンダ寺院の隣にあるタンビッニュ寺院。ティローミンロー寺院と同様の二層構造で、大きさもほぼ同じだが、中の仏像ははっきり言ってしょぼい。
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ニューバガンと空港を結ぶ道路の途中にある、ダッマヤズィカ寺。オールドバガンにあるペヤーに登って朝日を撮ろうと東に向けてカメラを構えると、必ずフレームに入ってしまう巨大な寺である。
第7代ナラパティスィドゥ王によって建立された寺だが、これといったエピソードはないようだ。 -
参道の並木道が美しく、中庭も手入れが行き届いていてきれいだ。個人的にはバガンの中で一番好きな寺である。遺跡群からは少し離れたところにあるからか、訪問者はミャンマー人の観光客が中心で、白人観光客はほとんど見ない。これがいい。有名な寺院にはたいてい短パン、タンクトップの白人でデブ女と、ポロシャツ、短パンにサングラスの白人デブ男がいて、興を削がれること甚だしい。僕も外国人観光客だから偉そうには言えないけど、とりあえず地元の人がお祈りに来る厳粛な場所なんだから、彼らを尊重するようなかっこうをしてくれよと言いたくなる。
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日本のお寺で見られる鬼瓦みたいなものだろうか。ミャンマーのお寺の四隅に彫られている典型的なレリーフである。
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これもちょくちょく見かけるパネル。おそらくお釈迦様の物語か説法だろう。
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アーナンダ寺院の近くにあるダマヤンジー寺院。ちなみにアーナンダ、ダマヤンジー、ダッマヤズィカの三つはきれいに一本線で結べるような位置関係にある。
父王と兄王子を暗殺し、第5代王に即位したナラトゥーが、その罪滅ぼしのために建てたという、いわくつきの寺院である。階段式ピラミッドのような形の重厚な寺院である。このような形の寺院はバガンでもこれ一つだ。ナラトゥー自身も暗殺されたため、建造はは未完成のまま放置され現在に至っている。 -
寺院内部の仏像、この他に金色の仏像も安置されている。
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人の気配がしたので振り返ると「オニイサン、イチドルウー」。
うっとうしいなあ、ったく(苦笑)。 -
シュエサンドーの彼方に虹が出た。あんまり好きじゃない塔だけど、ちょっと行ってみるか。
シュエサンドー塔はバガン王朝の黄金期を現出させた、アノーヤター王によって建立された。5層の方形の基壇の上に8角形の台座があり、その上に円筒形の覆鉢と螺旋状の尖塔が載っている。公式には、登ることを許可された唯一の仏塔なので、外国人観光客が殺到する塔でもある。僕が行った時間はそろそろ陽が沈む頃だったので、夕陽を撮ろうと、大勢の外国人観光客が台座に登っていた。日本人の若い旅行者も数人、望遠レンズを構えてがんばっている。今回の旅行で初めて見た日本人旅行者だった。
台座の2層目あたりに、日本人女とミャンマー人男のカップルがいた。思わず「キターッ!」と叫んでしまいそうになった。おそらく男はタクシードライバーだろう。ここバガンでこういうカップルがいることが、ミャンマー関係のサイトで頻繁に報告されているのだ。おそらく男は夕陽が沈む頃、営業トークに入るはずだ。友人のカメラマン氏の調査によると、馬車ドライバーやタクシードライバーが日本人女を乗せるとたいていはこういうシチュエーションに持って行き、ムードが高まった時点で「アイラブユー」と告るのだという。国に帰ったら普通のもてない女はすっかりその気になり、男と恋人気分でいろいろと金品を分け与えてやるのだという。携帯電話から果ては車まで、ミャンマーで普通に働いていたら一生手に入れることのできないものを貰ってしまう男が結構いるという。車を貰ったという噂を聞いたなら、誰だっておれもあわよくばと考えるだろう、そして、ドライバーの本分も忘れて、女と一緒にのこのこと塔へ登り、チャンスを待つのだ。
ミャンマー関連のサイトの掲示板に載る「ミャンマーに彼がいます」「ミャンマー人の彼と結婚したい」などという書き込みはほとんどこのパターンだろう。こういう場合、どう考えても女が抜けている。海外旅行できる日本人と1日100円か200円の稼ぎしかない馬車の御者が、どんな結婚生活を送れるというのだろう。日本ではきちんとそろばんをはじく女も、外国に出る時には日本に置いて来てしまうらしい。
男がどんな手に出るのか見ものだったが、この日は生憎の曇り空。望んだシチュエーションを得られなかったのか、男は日本人女を促して、そそくさと車に乗せて去って行った。あいつはこのあとどんなカードを切ったんだろう。
上のにわかカメラマンたちも、一気に薄暗くなった空模様にすっかり意気消沈してしまったようで、ぞろぞろと下り始めた。ま、雨季の入り口だからそんなもんだよ。 -
うわーっ、ハイエナどもが群がってるぜ。今からカモが舞い降りますよ〜ん。買わないけど。
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履歴書に貼る写真じゃないんだから、もうちょっと愛想良くできない?
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君、いったい歳いくつなの? こんな幼い子を働かせている親の顔を見たいものだ。本当は買ってやりたいけど、買ってしまうとこの子のバカ親が味をしめて、ずっと働かせるだろう。だから買わなかった。
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上の女の子が案内してくれたお堂の中の涅槃仏。ほとんど陽の差さないお堂の中に何百年もごろ寝をされてご苦労様です。おつかれじゃございませんか。
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いろいろと仏塔や寺院を見て回ったけど、本当に心を動かされるのは、このような廃墟と化した建物跡だったりする。
参考文献 『謎の仏教王国パガン』(NHKブックス)
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