バンコク経由ミャンマー旅行　第一章　?　バンコクからバガンへ

2006/05/08 - 2006/05/20

　出発前、バガンの女友達に電話した。「そっちの天気はどう?」「暑いわよ、でもだいぶましになってきたみたい」「雨は降ってない?」「今は降ってないわ。でも来週から降るみたい。あなた何日こっちにいるの?」「5日くらい」「なら大丈夫ね」「で、景気はどう?」「静かなものよ」「先週日本は連休だったから、けっこう日本人が来たんじゃない?」「ほとんど来なかったわ」「そう、じゃあおれがそこで食いまくってやるよ」「ありがとう、がっぽり稼がせていただくわ(笑)」
　彼女はニャウンウーのバスステーション近くでレストランをやっている。味は確かなのだが、最近の景気の悪さから売り上げは落ちていると言う。僕が行って少しは売り上げに貢献してやるか。

　荷物を並べて愕然。こんなに入るのか?　フライパン、シャンプー類、女性誌、お菓子類...、それに自分の着替え、薬、たいして読まない文庫本。若い頃は、カセットテープなんかを大量に持って行ったけど、最近は薬が多くなった。やっぱり歳のせいか。旅行に行く時はいつもバックパックひとつと決めている。到着の際、すぐに外に出られるように機内持ち込みにしたいから。しかし、今回はさすがに多い。一見して女物が多いが、そこは皆さんが勝手に妄想を膨らませていただいて結構である。「ほら、おじさんが日本のシャンプーをあげるよ」「わあうれしい」「そのかわりわかってるよね、うふふ」「あっ何なさるのですか」「いいではないか、ぐふふ」「あっ、なりませぬなりませぬ」...というのが、正しい妄想の抱き方というものである。

エリア バガン(ミャンマー)

　なんとか詰め終わり終わりました。あっ、でもこのデジカメ入ってないよ。

　スカイライナーなんて使うわけないないじゃないですか。でも、特急の1時間ちょっとが長いんだよなあ。

　チェックイン、出国手続きを終え、やっと一息つけました。それにしても、腹減ったあ。眠い。ほとんど寝てないんですよね。

　飛行機は満席で出発。UAのバンコク行きはいつも満席だ。機内食はこんな感じ。食事中気流の悪いところを通っていたので、ブレまくりですみませんいつも思うけどUAの機内食用トレイっておかしくない?　向きをかえるとがたがたするんだけど。どういうつくりになってるのか。

　定刻より早く、22時40分頃バンコク到着。入国審査を終え、またまた出発ロビーへ。どこ行くのって? バンコク市内ですよ。ここから、外に出て、客を乗せてやってきたタクシーをつかまえるのです。空港タクシーは高いからねえ。外国の空港に着いたら、とりあえず空港の外に出るか、客を乗せてきたタクシーをつかまえる。これ、私の勝ちパターンです。