2006/05/08 - 2006/05/20
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ハイペリオンさん
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ヤンゴン国際空港は増築中だった。飛行機を出、おなじみの日本製中古バスに乗り込み空港ビルへ。バスを降り、重い荷物をものともせずイミグレまで駆けた。とにかくここを急がないと、入国審査で長~い行列ができてしまうのだ。入国審査は一番だった。特に問題もなく、次に税関で用紙を渡してパス。よっしゃあっ、ミャンマー一番乗りだ! ...
って自慢することでもないのだが。外に出たらタクシー連中がおきまりのように話しかけてきた。皆が判で押したようにダウンタウンまで5ドルと言う。ドル紙幣しか持っていないので今回だけは5ドルで勘弁してやろう。
中華街のど真ん中にある旅行社PLG(ピンロン社)まで行ってもらった。PLGは日本にも支社がある民族系旅行社で、ヤンゴンにある日系旅行社よりもホテルの予約などけっこう安い。中に入ると忙しそうに皆が働いている。奥ではランニング姿の親父がめがねをずらして事務をしていた。典型的な華人の事務所といった感じだ。日本語で用件を告げると、ティンさんという女性が出てきた。瞳の大きな中々の美人だ。上手な日本語を操るのでとても助かった。日本語はお寺で学んだという。日本人の駐在員らがボランティアで日本語を教えていると言う話はよく聞くが、彼女もそうなのだろう。ミャンマーではこのようにお寺が教育機関の一部を担っている。それは裏を返せば公的な教育機関が充実していないということの証明でもあるのだが。ティンさんは謙遜して自分の語学力を「まだまだです」と言うのだが、そんなことはないですよ。完璧じゃないですか。
バガン往復チケットとバガンのアウンミンガラーホテル5泊分のヴァウチャーを受け取った。合計200ドル。もう少しかかると思っていたが、安くしてくれたのかな?
バガン行きの飛行機の出発まで3時間ほどあるので、PLGに荷物を置かせてもらい、ヤンゴンの友人のところへ行くことにした。
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ティンさんにタクシーを呼んでもらい、古い友人が経営する日本語学校へ行った。暗い階段を2階へ上がり、受付の女の子にNさんを呼んでもらった。約2年ぶりの再会である。ちょうど午前の授業が終わったところだとか。
Nさん経営の日本語学校は現在生徒数800人。開校して約10年だが、今では分校もでき、順風満帆だ。おそらく、この国でミャンマー人を相手にビジネスを展開している日本人の中では例外的な成功者ではないだろうか。周到に準備をし、地道に続けてきた賜物だろう。
おみやげの女性誌やあられを渡した。女性誌はNさんへのお土産なのだよ、ワトソン君。ヤンゴンでも日本のおやじ系週刊誌は手に入るようだが、女性誌はまず手に入らないらしい。おかげで喜んでくれた。
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Nさんと昼飯を食べることにした。場所は中華街にある日本食レストラン「刺身屋」。荷物をPLGに置いてあるので、その近くということで気を使ってくれた。シュウェタウンタン通りにあるこの店に入ってみると中は真っ暗。ヤンゴン名物の停電だ。女の子が出てきて、発電機で電気をつけてくれた。ビールを飲み、僕はハンバーグ定食を食べた。完璧な日本食だ。味噌汁もうまい。料理人はミャンマー人だそうだが、見事なものである。値段も3000ksと日本食にしては激安。こんな安い値段でやっていけるのだろうか。日本食をミャンマー人にも食べてもらいたいと考えるなら確かにこれくらいの値段じゃないとはやらないだろう。Nさんも「応援してやらなきゃ」と言っていたが、僕もがんばって欲しいと、つくづく思う。
NさんがPLGを見たいと言ったので、一緒に行った。行くと相変わらず皆が忙しそうにしている。僕が入ると奥の華人おやじがにっこり微笑んだ。実は彼が社長だそうだ。そして、その息子さんが日本でPLGの支社をやっている。僕がよく出入りするミャンマー関連のサイトの管理人代理でもある。Nさん曰く「開店休業中の旅行代理店が多いヤンゴンでは珍しくちゃんとした会社みたい」とのこと。確かに景気が悪いと旅行業は厳しいだろうな。
少しだけ軽くなったバックパックを背負い、Nさんが止めてくれたタクシーに乗り空港へ。5000ks(500円弱)だった。
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空港に着きタクシーのドアを開けるとハイエナポーターどもが群がってきた。「誰が持ってくれ言うたボケ」と蹴散らし建物の中へ。僕はここのポーターに荷物を持ってもらったことなどないが、話によるとかなり悪質らしい。ちょっと荷物を持っただけで1000ksのチップを要求するとのだという。1000ksなんて、普通の労働者の半日から1日分じゃないか。いい根性してるよ。まあ、悪いのは何も考えずに1000ksを渡してしまう欧米人の旅行者なのだが。
新興航空会社エアバガンのカウンターでチェックイン。僕より2週間前にここを使った友人はジェット機だったらしいのだが、しっかりプロペラ機でした。ま、いいか。スッチーも「美人を取り揃えてお客様のご機嫌を伺っています」とのことだったので、十分に股間、あっいや期待を膨らませて乗り込んだのだが.... -
...これでした。宮里藍をすっきりさせたような感じ。賛否は分かれるかと思います。私ですか? 好っきでーす。
でも写真を撮った後、彼女は2度と前に座らなかった。怒ってたのかな。 -
ミャンマーの国内航空の機内食に何も期待してませんが、ま、こんな感じでした。
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