2006/06/18 - 2006/06/27
96位(同エリア146件中)
きっちーさん
「稍微快一点。(読めない字)里离懸空寺(同じく)有120公里」(運転手さんの書き込みより)
『急げよー。懸空寺まで遠いぞー』と、いう意味と思われます。
運転手さんの言うとおり、懸空寺まではえらい距離があるようです。
雲崗石窟からいったん市内に戻り、川を渡って1時間以上。
山道のアップダウンが繰り返されます。
車窓の風景はすっかり、農村風景へと変わります。
走り続けるタクシーは、まったく冷房を使いません。
かわりに窓を開けっぱにして、風をいれます。
乾いた風は気持ち良くて、すぐに汗が引っ込みます。
日本よりはるかに気温は高いのに、空気がサラリとしていて、体感温度が予報とまったく一致しません。
これが、砂漠性の気候ってやつなのかー。
全然、違うんですね。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国東方航空
-
本当に遠いな(笑)。
計画では、半日で雲崗石窟と懸空寺をまわる、みたいなつもりでしたが、移動に時間がかかるので、ちょっと無理でしたね。
ちゃんと見学したいなら、1日かけたほうが絶対いいです。
宿にびびって、北京発を前倒しにして良かったなー。
おっと、見えてきました。
岩山のがけっぷちに張り付くように建つ、『懸空寺』です。 -
懸空寺の対岸にあるゲートで入場料を払い、みやげ屋の真ん中からつながる、釣り橋を渡ります。
-
本当に崖の側面に建っています!
かなり高いところにあるんですよ。
すっげー。
こえええーっ。
どうやって建てたんだろう?
雲崗石窟とちがって、書籍や解説パネルみたいなのが、全然ないんですよね。 -
急な階段を登りきると、いよいよ懸空寺の入り口です。
-
せ、せまい。
しかも、崖に沿って建てられているので、ずっと上り階段が続きます。
高所恐怖症の人には、悪夢のような観光地ではないでしょうか(笑)。
嫌でも下を見ずにはいられません!
なぜなら、この建物を支えている柱は、埋まってたり、留められたりしていないんです。
崖の小さなスペースに引っかかってるだけ!
どうして、倒れないんだろ?
なんとも不思議なお寺ですが、この寺を支える細い木製の柱は見ていて寒気がするほど、ヒビだらけ。
割れちゃってる柱もあります。
2〜3人の僧侶がたまにお勤めするくらいなら、何の問題もないでしょうが、オフシーズンにこんだけの人が全国から大挙して訪れているのでは、コワすぎです。
いつ『立入り禁止』の札が立っても、おかしくありません。
言っときましょう。
行くなら今のうちです。
絶対。 -
場所のインパクトはさておいて、外観はシンプルな懸空寺ですが、内装には力が入ってます。
雲の上の極楽世界をイメージしているのでしょうか?
小さなお堂の中は、こんな感じ。
キレーだ。 -
青が効いてて、幻想的ですよね。
華やかな話し声に耳を傾けると、中国語圏の観光客の人オンリーのようです。
みなさん、行列になってしまっているので、写真にも気を使いあっています。
誰かが撮ろうとしていたら、ちょっと立ち止まってあげたり、行列の邪魔にならない場所で、交代に撮影したり。
楽しそうにしている。
そんな中、悶々としている人間が1人。
「誰か、シャッター押してくれ〜!!」
1人旅の苦悩・・・。
ハイ、嘘です。
頼んだ人たち全員が、快くシャッターを押してくれました。
ありがとうございます!
中国語しゃべれなくてすいません!
今度は勉強してきます! -
中国は広い。
こういう、謎なスポットがまだゴロゴロしていそう。
遥か高みにある楼閣(?)で、ひと休みしながら、乾いた空気を吸っていると、今更ながらに「遠くまで来ちゃったなー」と、思います。
肩がすーっと軽くなってく、安らかな気分。
旅の醍醐味だぜ。
ふふふ・・。
などと思いつつも、今度はおっかなびっくり、狭い階段を下ります。
柱にしがみつき、人とすれ違うときも、お互いに必死の形相。
旅の情緒も、高所には勝てません。
あーあ。 -
帰りも、やっぱり遠かった。
渋滞なんかまったくないんですけどね。
さすが120公里。
どのくらいなのかわからない単位だけど、遠いのはわかった。
4:00過ぎぐらいに、「飛天賓館」に到着。
1日がかりだったな。
運転手さん、ありがとうございました。
「再見〜」
手を振り合って、別れます。
いや〜。
見ちゃったよ。
すごいね、大同。 -
さあ。
メシだ。
メシだ。
飛天賓館自体には、レストランはなさそうなので、表に出ます。
建物の横は、ファミレスタイプのレストラン。
小奇麗な感じで、値段もフツーそうなので、ここにしましょう。
カウンターで注文して、席につくと程なく、かなりボリュームのある一品が。
中華風カレーか?
頼んどいて、注文料理を把握しておりませんでした。
卵スープも付いて、こりゃホントに食べきれるかな?
・・・むむむ。
うまいぞ。
食べたことない味です。
カレーに見えるんだけど、シチューぽくもあるし。
とにかく美味しい。
すっかり気に入ってしまい、お腹がいっぱいになっても、しつこく食べてしまいました。
ご馳走さまでした。 -
最上階のトリプルベッドで、超〜良い気持ちで一泊した朝。
チェックアウトは、何事もなく済んじゃいます。
追加金なし。
やっぱ、180元ぽっきりか。
どういう事だったんだろうなー。
腑に落ちなくても、今日は移動日。
さっくり行きましょう。
タクシーを停め、
「長途汽車站(長距離バスターミナル)」
と書いたメモを見せます。
「シャオジェ」
走り出してすぐ、運転手さんが話しかけてきます。
「不明白。写在?」と、メモを差し出すと、信号待ちを見計らって書いてくれます。
『家(読めない字)』
ち、地名かな?
行き先を聞かれているような気がする。
「太原!」
と言うと、
「タイユェン」と頷いてくれます。
あ、通じた?
私の中国語。
安心して、シートに寄り掛かります。
ところが・・・・。
いつまでたっても、長途汽車站につきません。
そろそろ30分は走ってます。
町を走り抜けて、辺りはすっかり郊外の風景です。
「地球の歩き方」の地図を見ると、長途汽車站は『新建北路』にあり、駅から30分もかかるような場所ではありません。
まして、町を横断する位置にはなく・・。
四つ角で道路標識を確認すると、『新建南路』。
南〜!!
北じゃなくて、南じゃーんっ。
全然違うところに来てるじゃん!
「まさか、さっきの会話に行き違いがあって、太原まで行っちゃう事になってるとか?!」
あわてて、再度『長途汽車站』のメモを見てもらうと、運転手さんは「落ち着いて」というように、頷いて前方を指差します。
そこには『新南』の看板を掲げた、長途汽車站が。
「太原」
と言って、運転手さんはニッコリ笑います。
「行き先によって、バスターミナルがわかれてるのか・・」
行き先を聞いて、そのバスが出発するバスターミナルへ連れて来てくれたのです。
「謝謝」
運転手さんにお礼を言って、建物に入ります。
おお。
初めての、バスターミナルだぜ。 -
新宿駅のハイウェイバスと同じ。
窓口に行き先が掲示してあります。
『几点?』
何時があります?
『有8:10、8:30、8:40』
窓口のお姉さんが、ちょっとめんどくさそうにメモに書いてくれます。
けっこう、本数が出ています。
8:30太原行きを1枚購入。
席指定の豪華バスで、86元。
バスは、旅館の送迎ワゴンのようなのと、ハイウエイバスのようなデカいのと、2種類あるようです。
どちらがいいか指定もできるようですが、語学ができないので希望が伝えられません。
まあいいや。
乗れればいいです。
待合室。
ここにも電光掲示板が。
デラックスバスのCMのようです。
目にくるな・・。 -
建物から駐車場への出口が、改札口になっています。
別に、好きな時間に出ても良いみたい。
切符を見せて通り抜けます。
バスのフロントに、『太原』とステッカーが付いているので、わかりやすい。
停車位置がわかんなかったら、そこら辺の人に切符を見せてきいちゃうのもアリかな。
そんなに広くないので、すぐ見つけられますが。
乗務員さんに切符を確認してもらい、乗り込みます。 -
午前8:30に大同を出発したバスは、10:00にパーキングエリアで10分ほどのトイレ休憩を挟んで、午後2:00に太原駅そばのバスターミナルへ到着。
バスターミナルから太原駅まで、徒歩5分くらい。
駅正面からまっすぐ直線上にターミナルがあるので、迷わず駅まで歩けます。
24日の切符を買ったら、いよいよ平遙へ行きます!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 唐辛子婆さん 2006/08/03 23:03:50
- おひさ
- きっちーさん、こんばんは。
きっちーさんて、ホントに頭とカンがいいのねえ。
運転手の書いたことがこんなにわかるなんて。
そして勇気には感心してしまいます。
とっても一人では行けそうもない・・・。
またお邪魔しますね。
明後日からまたカラチです。
〜唐辛子婆〜
- きっちーさん からの返信 2006/08/07 19:07:04
- RE: おひさ
- おひさしぶりです。
もう夏風邪に当たっちゃって、だる〜い日々です。
暑いし、のど痛いし、熱っぽいし、夏の風邪はいい事がひとつもないですね〜。
薬飲んで、今日は寝ます。
唐辛子婆さんは、カラチですか。
暑いときに、暑いところか・・・。
体調には気をつけてください。って、風邪引いてるやつが偉そうですみません(笑)。
それでは、また。
失礼します。
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