2006/06/08 - 2006/06/20
7728位(同エリア10919件中)
captainさん
- captainさんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ0件
- Q&A回答2件
- 69,158アクセス
- フォロワー2人
塩野七生著「コンスタンチノープルの陥落」を当地テオドシウス城壁で読むことを主目標に据え、約10日間のトルコ見物。
イスタンブール パムッカレ エフェス サフランボル ハットゥサ カッパドキアにお邪魔したドキドキ個人旅行。その3日目
「パムッカレで遺跡風呂を堪能した後、バスでセルチュクに到着した一行は、常識を超えたオトガルの機能に愕然とする。さらに迎えに来てくれた青年にはチップの受け取りを拒否されるなどの失態を犯すが、セルチュクの町は朝を迎える。」
-
Day3-1(Hotel Bellaのテラスでの朝食)
Hotel Bella 近くのモスクからの「お祈りタイムだよ」放送で目覚める。オリエンタルモーニングだ!オリエンタルは「東方の」(西方はオチデント)という意味で、日本なんてオリエントの極地のはずだが、オリエンタルな目覚めだ!屋上のテラスでチャイと朝食を楽しむ。あまりの優雅さに少し戸惑う。
「Hotel からエフェス行きの車が8:15にでるけど、一緒に乗ってくかい?」というので、速攻でチェックアウトに備え荷物をまとめ、昨日の豪華メルセデスで送ってもらう。「ここが南門さ。帰りは北門のとこの土産屋で「bella」と言えば、店のスタッフが電話してくれるからね」と教えてもらい、スタッフに手を振る。
エフェス遺跡入場料 15YTL -
Day3-2(エフェス遺跡-ニケのリリーフ)
エフェス遺跡は朝早くから多くの観光客で賑わっていた。うまい具合に団体ツアーの集団と距離を取り、はしゃぐ。見物しながら進むと、女神ニケのレリーフが。「しまった!靴PUMAだ!」NIKE製品を身に付けてのNIKEとの2ショット計画がここで頓挫。「そのジャージジャケットもユニクロ!」断念する。用意しとけ! -
Day3-3(エフェス遺跡-ケルスス図書館)
約1万2000巻の蔵書を誇ったというケルスス図書館で、「読書をする市民ごっこ」。ロンプラだけど。
ここに限ったことではないがローマ時代のこうした書物は、一部をキリスト教の修道僧達が隠し持っていたモノを除いて、大部分が失われたという。ゲルマン人恐るべし。ローマ帝国ももうちょっと頑張ってくれたら、文明の歴史は暗黒時代における喪失を免れていたかもしれない。今頃、車は余裕で空を飛んでいたかも。
図書館向かいの娼館での「娼婦に誘われデレデレする市民ごっこ」は、日本人の品位を貶める恐れを鑑み、自粛した。 -
Day3-4(エフェス遺跡-エフェス大劇場)
2万4000人収容の大劇場の舞台で記念公演。
演目「喜びの東洋人」performed by Honey
一通り遺跡見物を終え、北門から抜ける。早速土産物屋の呼び込みの総攻撃。
連絡のため、指定された土産物店へ。電話をしてくれる。持ち時間の間に、何か買わそうとする算段だろうが、そうは行くか!トルコ国旗キーホルダーと家族へ送る用の絵ハガキを購入。
車が土産物屋ゾーンを抜けた所まで迎えに来たことを店員が教えてくれる。
車に向かう途中「落としましたよ!excuse me!」と後ろから声をかけられる。「落としましたよ!」というのは、
物売りの常套句で、客の母国語を特定しつつ注意を引く手段であるのは言うまでもない。
だが、あまりにしつこく繰り返されるので、3回目で振り向くと、Honeyの財布を持った見知らぬ土産物店員が追いかけてきてくれている!ホントに落としていた!OMG!
親切な彼に疑念を抱いたことを恥じると共に、トルコ国民全員に陳謝と感謝の意を、この場をお借りしまして表明する次第です。エフェス遺跡北門の土産物店員Aさん、ほんとにありがとね > -
Day3-5(セルチュクのハマム 番台)
Hotel Bellaに戻り、チェックアウト。とりあえず荷物を預かってもらい、セルチュクの町へ繰り出す。二度目。
日曜の昼下がり。駅前のチャイハネに異様な数の地元おっさんがチャイを飲みながらボードゲームやおしゃべりに興じている。この町にはハマムがあるらしいので、行ってみる。
警察署の隣に、小さな建物を発見。英語表記の案内板「Traditional Turkish Bath:HAMAM:」が出ていて、ツーリスト向けのハマムであることが解る。客は地元のおっさんが入り口近くでタバコを吸いながらくつろいでいるだけだった。おっさんが、ハマムの人を呼んでくれて中に迎え入れられる。
とりあえず初のハマム体験。ツーリスト向けっぽく男女混浴の上、三助さんも男性のみ。
同行のハニーは、まったく気にする様子もなく、二人ともアカスリ、マサジを注文。
このような状況から内容にはまったく期待していなかったが、予想を裏切る快適さ。
比較対象できる経験が無いので、レベルがどうかは解らない。
あまりの気分の良さに、ハマム後のエクストラオイルマッサージも注文してしまう。
昼下がりの穏やかな空気も相まって、寝そうになる。
おそらくツーリストプライス&ツーリストサービスなので、地元密着の本格的ハマムを期待する人や男性の三助さんに抵抗のある人にはオススメしないが、とりあえずのハマム体験には、いいんじゃないか?
ハマム フルセット 25YTL
エクストラオイルマサジ 10YTL -
Day3-6(セルチュクハマムの三助さん)
エクストラマッサージの余韻でダラダラしてると、ミネラルウォーターをもらい、
昼下がりの穏やかな日光に溢れる奥の中庭に案内され「ゆっくりしていけよ!」という感じのことを言われる。
三助さんとタバコを吸いながら、ダラダラ意志疎通をしていると、どこかからマーチングバンドの演奏が!
一緒に口ずさむ(ジェッディンデデン)「おー、お前この歌スキなの?」な感じで、自分の携帯を取り出し、
着信音がジェッディンデデン。ガハハ!と笑った後、歌詞を教えてくれる。
少し覚えて嬉しがる。何かの祭りか?と訊ねると、「割礼の儀式の日」ということ。
「トルコの男の子は、みんなカットするのさ!ガハハ!お前もやってけ!」と片言の英語で教えてくれる。
ハマムの去り際には「お祈りタイム」になっていた。ハマム入り口付近でハマムスタッフの一人が熱心にお祈りをしていた。観光産業であるとはいえ、仕事で「女性の身体に触れる」という破戒をしている彼にとっての祈りは、どのような心中で行われているのだろうか。と少し考えさせられた。 -
Day3-7(セルチュク-アルテミス ピデ サロヌ)
ハマム後、多少ふらつきながら、ピデを食べに行く。一番年上っぽいリーダー青年、バイトっぽい少年2人と厨房係の少女1人が、ちょっと暇そうに歓迎してくれる。 -
Day3-8(セルチュク-アルテミス ピデ サロヌのピデ)
注文後約10分で運ばれる。うますぎる。。。
ハマム後の空腹を満たすピデ。うますぎる。。。
Honey注文のビールは、わざわざ近くの店に買いに行ってくれる。
ハマム後の乾いた喉を潤すビール。うますぎる(らしい)。。。
トルコ初のピデを満喫した後、大きな(そうでもないけど)トラブルが!!!
「ヘサップー(お勘定)」とお願いすると、20YTLと書かれた伝票をくれるので、
あまりよく考えずに伝票ファイルに20YTL札を挟み少年に渡す。
しかし、伝票ファイルをチェックしたリーダーっぽい青年が、伝票を片手に少年にプンプン怒り出してしまった。一体!我々の会計に何が起こったのか!!穏やかなセルチュクの昼下がりに激震が走る!!(のか?)
事情は飲み込めないが、残りのアイラン(ヨーグルトドリンク)は飲み込む。 -
Day3-9(セルチュク-アルテミス ピデ サロヌでの紳士)
青年は計算機を取り出し、少年達がオタオタしている混乱の中、我々の隣のテーブルで新聞を読んでいた老紳士が立ち上がる。彼は青年と二言、三言をやり取りした後、我々の方に向き直り、「失礼します。彼らはあなた達の支払いに対し、大きな間違いを犯したようです。彼らは外国語が話せないのですが、あなた方に謝罪したいそうです。」と流暢な英語で話す。店の青年は先ほど支払った20YTLを返してくれた後、新しく13YTLと書かれた伝票をくれた。さらに老紳士は「彼はこのことを申し訳なく思っています。どうか許してあげてください。」と続けた。「ありゃ20YTLでは足りないのかな?」とさえ思っていた間抜けな日本人ツーリストだが、青年の真摯な態度に驚いたことと、ビールを買いに行って貰ったことから15YTLを支払い、2YTLの釣りはチップとすることにした。ごちそうちゃん。
「ところで、どこから来なすった?日本からか!」「トルコ国民と日本国民には偉大な過去の繋がりがある。私は日本が大好きだ。近年のトルコは、ヨーロッパやアメリカばかりに目を向けていて、かくいう私もイギリスのサセックスに住んでいたんだが、東の彼方に偉大な友人がいることを忘れてしまっている。これから、我々は東の友人との繋がりを大切にしなければ行けないと思うんだ。私は愛国者でこの国の未来を考えているんだ。」という話をしてくれた。「暇だったら私のうちに遊びに来なさい!このセルチュクに住んでいるんだ!」
すっかり彼と仲良くなってしまい。ハグをかましたりするうちに店のスタッフにも笑顔が戻っていて一安心だった。住所と名前、電話番号まで書いたメモを渡してくれ「ぜひまたセルチュクに来なさい。そのときは私のうちに泊まっていきなさい。良い旅を!!」ということでお別れをした。ツーリスティックな土産物屋やレストランの呼び込みが賑やかなセルチュクの印象は、この一件で大きく変わることになった。 -
Day3-10(イズミル-オトガル)
Hotel Bellaで荷物を受け取り、オトガルへ向かう。
恒例のバスセールスマン。
「どこ行くのー?イズミル?イズミルからどこ行くの?アンカラ?ここからアンカラ行きのバスがあるよ!えっ?イズミルからアンカラまで寝台列車?バスの方が早い!チケット取ったの?外国人がチケット取るなんて無理だよ!だいたい電車の時間や列車の名前解ってるの?」さすがにしつこく、むかついたので「IZMIR MAVI TRENI ! from Basmane! at 5:45PM!」と怒気を込めて叫ぶと、泣きそうな顔をしてしまったので「Sorry Sorry」と肩を叩く。スマヌ。結局イズミルまでのバスのキップ売り場でキップを購入し、無事に乗り込む。
一時間ほどでイズミルのオトガルへ到着。巨大なバスターミナルで近代的な設備が印象的。さながらちょっとした空港のようだ。人々もどこかあか抜けていて、服装もオシャレな人が多い。お姉さんもキレイ。
イズミルまでのバス 6YTL -
Day3-11(バスマネ駅のホーム)
イズミルオトガルからタクシーに乗り込み15分ほどでバスマネ駅に到着。
ここでも難関、国鉄の窓口が待っているが、17:45発の「izmir mavi treni」または18:55発の「Karesi Ekspresi」という2本の選択肢があり、一日目のパムッカレエクスプレシよりは余裕がある。
しかし、窓口の人には英語が通じないという前提を置き、バス車中でトルコ語表記の簡単な手書き予約表を用意して置いた。バスマネ駅の窓口に到着し、お姉さんに「英語は話せる?」と聞くが、やはり通じない。手書きの予約表を渡すと熱心に読んでくれ、端末の操作を始めてくれた。これはうまくいった。クレジットカードを渡し、チケットを受け取るが、 「otobus,otobus」となにやら熱心に伝えてくれる。「??バスにはもう乗りたくないyo!何?Bus?」と双方要領を得ないやりとり。お姉さんは、「ちょっと待ってね」というジェスチャーをして窓口から出てきてくれると、手招きするので着いていく。キップ窓口の反対側に「TCDD」 と書かれたバスが列んでいた。バスを指さして熱心にジェスチャーをしてくれる。どうやら「最初にバスに乗って、そして列車にのる」ということらしい。
イズミルオトガルからバスマネ駅へのタクシー 13YTL
izmir mavi treni 個室寝台 48YTL -
Day3-12(イズミルーバスマネ駅の人々)
バスの運転手やチケット係の職員さんがかまってくれる。「ジャポヌム?チンリ?」とか。
鳥の鳴きマネコンテストやお互いのタバコテイスティング等の開催後、バスはバスマネ駅を出発し、10分ほどで列車の止まっている謎の場所に着く。 -
Day3-12(izmir mavi treni の客室係マン)
電車は驚くほどに長く連結されていて個室寝台の場所が解らず、ホームの職員にチケットを見せた上で訊ねるが、トルコ語オンリー。隣にいた乗客が「食堂車の後ろだってよ」と教えてくれ、無事に乗り込む。またもや個室車両がかりの人にチケットを見せ、個室に到着。
今度の係の人は丁寧で、個室内の電気の使い方やベッドメイクが必要な時はこのボタンで私を呼んでください。「anytime!」と片言の英語とジェスチャーで教えてくれた。 -
Day3-13(izmir mavi treni の車窓から)
列車は緩やかに発車し、イズミルを離れる。穏やかな夕暮れに染まるブドウ畑(多分)や羊飼いの土地を走り抜ける列車の中で、太陽の溢れる地中海沿岸のこの地域に別れを告げると思うと名残り惜しい感じがする。なぜかStingのFields of Goldが頭で流れる景色に浸った後、賑やかな食堂車で夕食を堪能した。またもやウマイ。ベッドメイクを頼み、ベッドに転がる。なぜStingだったんだ?そういえば「Stingがエフェス大劇場でコンサートをした際、遺跡を傷つけた責任を問われた」とかなんとかを昼間ロンプラで読んだからか。人間の脳とは面白い物だな。などと考えているうちに、またもやすぐに寝こけてしまった。心地よい疲労感に包まれるツーリストには、寝台列車はもはや揺りかごに等しい。
こうして3日目は終わった。
食堂車での食事 15YTL
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
captainさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
14