２００６年マレーシアＧＰ観戦記３日目その６

2006/03/19 - 2006/03/19

レースも終盤にさしかかりました。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

レッドブルのセカンドチームと言われているトロ・ロッソですが、エンジンが違うためなのかタイムの方はかなり違うようです。

Ｖ．リウッツィ

予選　　　１８位
グリッド　１３番
決勝　　　１１位

Ｓ．スピード

予選　　　１７位
グリッド　１２番
決勝　　　４１周目にリタイア

今シーズンからチームを変わって参戦している、佐藤琢磨はどのようなレースを見せてくれるのでしょう。

やはりマシンの戦闘能力は高くないようで、かなり苦しんでいるようです。

琢磨は頑張って走っていますが、トロ・ロッソ、ミッドランドと比べても１秒以上のタイム差があります。

佐藤琢磨

予選　　　２１位
グリッド　１７番
決勝　　　１４位

やはり経験不足なのか、井出有治は佐藤琢磨からさらに１秒以上遅いタイムです。

井出有治

予選　　　２２位
グリッド　１８番
決勝　　　３３周目にリタイア

レースはポールからスタートしたフィジケラが給油時以外は、１度もトップを譲ることなくチェッカーを受けました。

フィジケラがゴールする時には、ガッツポーズをするシーンをアップで撮ろうとカメラを構えていましたが、ミスをしてしまい満足のいく構図とはなりませんでした。

パルクフェルメの前で車を降りたフィジケラは、２位のアロンソ、マネージング・ディレクターのフラビオ・ブリアトーレと３人で抱き合っていました。

３人は輪になった状態で、何度も何度も飛び上がって喜んでいました。

フィジケラはパルクフェルメの奥へ消えていく前に、観客席の方に向かってガッツポーズをしてくれました。ひょっとしたら近くにいるスタッフに向けてだったかもしれませんが・・・

３周遅れながらも初戦に続いて完走した佐藤琢磨も帰ってきました。

バリチェロはあまり見せ場も無く、ずっと中段を走っていました。

１周目でライコネンがリタイアしたので、１台で頑張ったモントーヤですが、表彰台には一歩届きませんでした。

後半ずっとミハエルを抑えて、ミハエルの前を走っていたマッサもポイントを獲得しました。

ミハエルは後半ペースが上がらなかったものの、ポイントはしっかりと獲得しました。

ヴィルニューブもザウバーでは１台だけの完走となりました。

トヨタの２人、ラルフは８位でポイント獲得しましたが、トゥルーリは９位でポイントを獲得出来ませんでした。

ミッドランドのモンテイロも１周遅れですが完走しました。

マシンから降りたミハエルとマッサが何か言葉を交わしています。

その後も大先輩が後輩に「良くやった、良く頑張った」と言ってるような感じでした。