2006/05/03 - 2006/05/06
717位(同エリア788件中)
めもるさん
足の具合は回復せず、せっかくの5連休なのに山は見送らざるを得なかった。かといってどこにも行かれないのも癪だ。湯治をかねて、久々に山陰路へ向かった。
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山陰路も久しぶりなら、周遊きっぷを使ったのも久しぶり。GWは飛行機は高いし、得々きっぷはほとんどが使えないので、安く旅しようとするとこうなる。
行きはおなじみ「サンライズ出雲」ののびのびカーペット車。泊まることを考えれば寝台料金は高くないという人がいるが、自分はそうは思わない。高いものは高いと思う。
はじめはのびのびが取れず、銀河に乗らざるを得ないかと思ったが、前日に急転直下取ることができた。これで4,000円近い節約♪
おなじみの蚕棚。明日は早いのでさっさと寝るに限る。 -
途中で車が踏切に立ち往生したらしく、予定の時刻でも着かない。もうちょっと寝ていればよかった。5:55、定刻より30分遅れで姫路着。
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乗り継ぎ時間が30分少々ある。世界遺産・姫路城までは徒歩15分ほど。ふだんだったら絶対に往復できる自信があるけれど、足の痛い今は途中まで歩くだけでもつらい。なんとか見える位置まで行って撮った精一杯の写真。これで「この旅行記に含まれる世界遺産」に入れたら怒られますな。
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姫路からは初乗車の播但線。住宅地から谷間に抜けていく路線だが、車窓は正直それほどおもしろくもない。寺前から先は非電化になり、ディーゼルカーに乗り換え。ここからの車窓に期待。
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ことしで播但線は100周年を迎えたとのこと。地味な路線だけれど、けっこう歴史は古いのね。
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車窓から見える竹田城址。石垣だけちょこっと見える。目をひいたのはこれくらいだった。
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和田山に到着。乗り継ぎ時間が40分ほどあるので、駅前をぶらぶら散歩。駅前の駐車場になぜかお城があった。これが竹田城なのか? それにしちゃ石垣がずいぶんこわれているが(この写真では隠しております)。
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ブラックコーヒーが店名の由来なのだろうけれど、どうしても「s○kusa○u」の黒幕のことを思い出してしまう。どうでもいいことだが。
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煉瓦造りの立派な機関庫。100年前から30年前くらいはここはにぎわっていたのだろう。閉じられたシャッターにさびしさを感じる。
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10時ちょっと過ぎに城崎温泉到着。駅前通りを歩き出す。少し歩くと川に出た。しだれ柳と石造りの欄干、風情のある街並みだ。女性に人気があるのもわかる気がする。
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けっこう早い時間帯なのに、なかなかのにぎわい。ボンネットバスも走っている。
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駅前徒歩0分のところにも「さとの湯」という外湯があるが、けっこう高かった(800円)し、人も多そう。どうせなら温泉街の中でひと浴びしたい。足の具合もあまり良くないので、川沿いに出た最初のところ「地蔵湯」に入ることにする(600円)。
露天風呂こそないけれど、菖蒲の葉が浮かべられていて、季節感があるのがうれしい。じっくり浸かり、足のリハビリをした。 -
ちょうど風呂から上がって地蔵湯を出ると、店の人が「嫁入り舟が出るところなので見ていってください」と教えてくれた。
白無垢の花嫁さんとご両親の凛とした姿が美しい。尺八の音にあわせて長唄が詠われている。城崎ではゆかりのある嫁入りの儀式なのだろうか。 -
川沿いは鈴なりの旅行者。放送局(毎日放送だった)もやってきて、カメラが一斉に向けられる。花嫁さんも緊張するだろうな。
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でも、川の両岸から、橋の上から、たくさんの人々の祝福の拍手。この贈り物はなによりのものではないだろうか。どうぞ末永くお幸せに。
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すてきなものを見せてもらった。気分をよくして駅までまたぶらぶらと歩く。途中の店にはさかさカニ道楽。
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こちらは斜めのかに道楽。ちなみに同じ店。もひとつちなみに、足は動きません。
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由ありそうな旅館。ちなみに宿の名前は「油屋」。おかみさんは湯婆々…なわけないか。(失礼しました)
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小腹が空いてきたけれど、お昼にはまだ少し早い。やたらに喫茶店が多くて、入ってみたいけれどもがまん。そのうちの1軒にこんな看板。「小鯛のささ漬け」はたしかにおいしいけど、サンドイッチねぇ…。カニサンドはまだわかるんだけど。昔、某テレビ番組で某アイドル(バラドル)が司会者にブリロールを食べさせていたのを思い出した。
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昔、テレビの時代劇によく出てきた悪商人の代表的家業「かいせんどんや」は「海鮮問屋」だと思っていた。やっぱり正しかったんだ!(うそ)
注:正しくは「廻船(回船)問屋」 -
駅前に戻ってきた。湯飲場があるのでちょっといただいてみた。少し塩気があり、なかなかいける(?)。
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酒屋に地ビールが売っていたので買ってみた。カニビール(450円)。カニの味がするんだろうか? ちなみに他に3種類があり、空のビール、海のビール、川のビールとあった。
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これが駅前にある外湯「さとの湯」。ここには無料の足湯もあり、温泉の玄関口として大いにぎわっている。
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はしご湯で、具合のよくない左足を湯治。ビールを呑みながら湯治すると、たいへんよく酔いが回ります。さすがにカニ味はせず、香ばしくてなかなかおいしいビールだった。
のんびりと1時間半を過ごし、山陰線をさらに西へ。
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