くすぶり乗りまくり食い倒れツアー　その６

2006/05/03 - 2006/05/06

　倉敷に泊まりはしたけれど、実は以前にも来たことがあり、大原美術館や美観地区も訪問済み。でも、せっかくなので朝のお散歩としゃれ込む。

エリア 倉敷(岡山)

　朝８時前ともなると店は開いておらず、歩いている人もまばら。おちついた街並みをお散歩。

　どこぞの由緒ある商家かなかと思ったら、現役の証券会社らしい。

　高札には日本経済の現況と見通しが書かれていた。

　倉敷らしい堀割の風景。どことなく一昨日の城崎とだぶる。そういえば、車内で他の人が読んでいる新聞に倉敷でも嫁入り舟が出たという記事があった。

　珈琲店らしい。おいしい珈琲が飲みたい。でも、８時前ではさすがに営業していなかった。残念。

　民芸品店の看板。「身も軽く」ですか(笑)。「お店に入って財布も軽く」というのがオチかな？

　ひと通りぶらぶら歩いて駅に向かう。最初の写真の建物の正面はこうなっている。現役の住宅で、公開はしていないようだ。

　倉敷から岡山まで出て、「ひかりRailStar」に乗る。運行されているのは「のぞみ」ばかりで、RailStarは１時間に１本しかなく、けっこう待った。自由席に乗る分には「ひかり」でも「のぞみ」でも料金は同じなのだが、どうせなら西でしか乗れない列車に乗りたい。とはいえ、自由席だとサイレントカーやパソコン座席があるわけではないので、ふつうの700系新幹線なんだけど。

　切符は新大阪まで行くことになっていたが、足がやっぱり痛いので湯治をしようと新神戸で途中下車。有馬温泉直行のバス乗り場へと向かうが、道順がけっこうわかりにくい。トンネルの入口にあり、新幹線停車駅から観光地に行くバスの乗り場とは思えない。上に見えるのが新神戸駅。

　連休だから道は混んでいるかと心配したが、さほど渋滞もなく有馬温泉到着。昼間だけれどもかなり賑わっていた。公共浴場の「金の湯」を探して歩いたが、数年前のこきたない(失礼)建物からあまりにも変わった姿にびっくりした。値段は650円。こんなにしたっけなぁ。(いちおう)金色の湯は昔と同じだったように思うけれど。足をゆっくり暖めた。おまけに体も汗だく。
　周遊きっぷの「かえり券」の経路を岡山から新幹線経由で新大阪に出るようにしてしまっているので、この切符で神戸や三ノ宮からは乗れず、新神戸から乗らなくてはならない。つまり、新幹線特急料金(820円)がデフォルトでかかってしまうことになる。新大阪まで行けば元の経路につながるので、大阪行きの特急バスに乗ろうかと考えたが、発車５分前にターミナルに行ったら座れそうになかった。しかたないので、もっとも安い経路と思われた神戸電鉄→神戸高速鉄道→ＪＲ新快速で新大阪まで行って元の経路に戻ることにした。三ノ宮まで出るのは谷上から北神急行に乗った方が早いが、値段も高いのでやめた。切符づくり、今から思えばちょっと失敗したな。