1997/09/14 - 1997/09/14
395位(同エリア412件中)
まみさん
9/14(日)チュニス2日目
メディナ&大モスク(中庭のみ)、バルドー博物館、バルセロナ広場、イスラム墓地
昨日で、観光案内所でもらったマップのお薦めコースに沿っての散策はなかなかよいと気付きました。いや、むしろ、そうすれば1人でもチュニス観光が効率よくできそうです。
お薦めコースのうち、メディナの中を散策する1番目のコースをやり直そうと、今日もまたメディナに向かいました。
ただし、今日は日曜日だからか、メディナの中は昨日ほど賑わっていません。モスクも、大モスク以外は閉まっているようです。
なんだか寂しいなぁ、とふらふらしているうちに、またガイドの押し売りにつかまってしまいました。
本日は、二度もつかまってしまいました。
1度目は、メディナの中で。昨日のナンパの男の子よりも若く、10代後半くらいの子でした。
昨日のナンパで懲りたはずなのに断らなかった私は、学習能力がないのでしょうか。いや、ガイド料を請求されたのはこの時が最初でしたので、ここから学習することになった、と言いたいです。
メディナの中は曲がりくねった細い路地が入り組んでいます。方向音痴の私には地図をたどりながら歩くのは一苦労だったので、地図を見ずに案内してもらえたのは助かったことは確かでした。
男の子の知り合いの店にも案内されましたが、買う意志がなければ無理強いはされませんでした。
香油のお店では、何にも買い物をしなかったのに、試しに匂いを嗅いでみて気に入った香油を、店のおじさんはタダで小瓶に分けてくれました。
今にして思えば、チュニジアの香油も格好のおみやげだったのに、買わなかったのは惜しかったです。
といっても、このときすでに、行きの成田空港やチュニスに向かったときのローマの空港の免税店でオードトワレ、50mlを計2瓶も買っていましたから……。
でも、お土産屋では、買ってしまいました。連れまわされいるうちに、買い物欲に目覚めてしまったかもしれません。
可愛いカラフルな浮彫入りのオリーブの木箱に、高さ30cm近くのラクダのぬいぐるみ。それぞれ2つずつ@
ぬいぐるみは、移動中、本当はかさばって仕方がありませんでした。わかってて買ったんですけどね。ビニール袋に入れてスーツケースにくくりつけて。ラクダの頭がちょこんと見えていて、行く先々で笑いを誘いました。
この男の子には、最後にガイド料として、10チュニジア・ディナール請求されました。
まだこういうときの相場もよくわからなかったのですが、「高い!」と言うだけ言って、8チュニジア・ディナールにまけさせました。
2度目は、午後に行ったバルドー博物館で。
最初のうちはもちろん、1人で回っていました。
バルドー博物館には所狭しとモザイクが展示されていて、さすがチュニジア随一と圧倒されました。
展示物以上に、建物自体も、オスマントルコ時代のチュニジアの実質的君主であったBey(総督)の邸宅だけあって、すばらしいものでした。2階には、当時の内装がかなり残っているようでした。
あまりにも気に入ったので、「ガイドは要りませんか?」という誘いに、ついふらっと乗ってしまいました。解説が欲しかったからです。
後で、25チュニジア・ディナール請求されました。これははっきり高い思ったので、15チュニジア・ディナールまでまけさせました。
バルドー博物館の押し売りガイドも、話が聞けてそれなりに良かったことは確かです。
ただし、ガイド料が15チュニジア・ディナールもしなければ。
ここがヴェルギリウスの部屋だ、とか、ここはかつて4人の妻のためのハーレムだったとか、ここは音楽サロンだった、とかは、言われなければきっと気付かずじまいだったでしょう。
モザイクについても、テーマやモチーフについても、指摘されて、ああなるほど、と思ったこともありました。
しかし、これがプロのガイドとしたら、お粗末な説明だったと言わざるをえません。私にギリシャやローマ神話なりチュニジアの歴史なり、それなりに知識の下地があったから、ほとんどキーワードだけの説明でもピンと来たのです。
もっとも、フランス語で滔々と詳しく解説されても、私自身が聞き取れなかったでしょう。彼の説明がなんとか聞き取れたのは、1対1で、わからなければ何度も何度も聞き返すことができたからです。
逆に、話がさっぱりわからなかったら、ガイド料もきっぱり払わなかったでしょう。
中途半端にわかったのが、良かったのか悪かったのか。
ガイド料について、最初に何も言わないのも、こういった押し売りの特徴でしょう。
ガイドして欲しかったという気持ちが私にあったのは確かなので、タクシーと同様、最初に値段の交渉をきちんとすれば、まだボラれたという悔しさは軽減されたはずです。
バルドー博物館の押し売りガイドには、さすがに2度目なので、「Combien?(いくら?)」と一応、最初に聞いたことは聞いたのですが、「Un peu.(少し)」などと言われたのを鵜呑みにしてしまいました。
ホテルに戻ったとき、メル友にインターネットからダウンロードしてもらった、日本人女性3人のチュニジア旅日記を読み返しました。
やっぱりあの程度のガイドで、8チュニジア・ディナールに15チュニジア・ディナールは高すぎました。今度からは断ろうと固く誓いました。
あいにくその誓いは、この先の旅程で何度も破られてしまうのですが……。
-
昨日の夜、真っ暗な中でも苦労して自力でメトロでホテルに戻ったおかけで、ホテル最寄りのメトロ駅の場所がわかりました。
最寄り駅「Palestine」です。
ちなみに、メトロが地下鉄の名の通り地下にもぐるのは、郊外のみでした。 -
バルセロナ広場(Place Barcelone)の国鉄チュニス駅です。
あさっては鉄道を使ってスースへ移動するので、ちょっと下見。 -
ハビブ・ブルギバ大通り(Avenue Habib Bourguiba)にて。
チュニジアの郵便ポストは黄色@
いま、私はチュニジアにいるんだぞぉ〜と友人たちにアピールする絵はがきを出すのに、ポストは欠かせません(笑)。 -
写真は、ハビブ・ブルギバ大通り(Avenue Habib Bourguiba)です。
なぜかよくわかりませんが、やたらと花で飾られていました。
* * * *
昨日に引き続き、押し売りガイド(本日の1人目)に懲りた後は、道行く先々で、「日本人?」と話しかけられても無視しました。
日本人だろう、と当たりをつけて、日本語で話しかけてくる人もいました。
でも、「こんにちは、やくざ!」と言われたときは、その場では何を言われたかわかりませんでした。しばらくたってから、吹き出してしまいました。
中には「どこから来たの?」「なにしに来たの? 観光?」程度の会話を交わして満足してくれた人もいました。私が日本人で、観光で来ているとわかっただけで、好奇心を十分満足させることができたのでしょう。
そのくらいであれば、私も笑顔で応対できます。
ただ、「滞在ホテルはどこ?」と良く聞かれるのに対しては、答えないようにしました。
みながみな悪気があって聞くわけではなく、「どこから来たの?」程度の好奇心だと思うのですが、用心に越したことはありません。
それに、その昔(1993年)、ロンドンでの話ですが、友人と2人で旅行していたとき、道を尋ねて親切に案内してくれた人にうっかりホテル名を答えてしまったら、「君たち、若いのにそんな高いホテルに泊まってはもったいない! もっと安いところはいくらでもあるから、案内してあげるよ。すぐにホテルをキャンセルしておいで!」となかなか離してくれなかったことがありました。
チュニジア旅行中、不慣れなアラブの国の女1人旅ゆえ、私は安上がりを狙うよりは、多少割高でも、快適さと安心を求めました。
ホテルなどその典型でしたから、現地の人から見たらとんでもない無駄遣いに思えたに違いありません。
ほのぼのな小さな出会いもいくつかあって、そういうのは今でも微笑ましい気持ちとともに思い出せます。
朝、ホテルからチュニス中心部へ向かった行きのトラムの乗換え駅でのこと。
アラブ系の親子連れがいて、小さな男の子がしきりに私が水筒を気にしていました。どうやらお水が飲みたかったようで、母親に頼まれて飲ませてあげました。
その前から私の方でも、可愛い子がずっと私の方を見ているなぁ、と見ていたせいでしょう。母親に「Vous aimez les enfants ?(子供お好きなの?)」と聞かれました。
当時の私には子供好きという自覚はありませんでしたが、Ouiと返事をしました。
その後、トラムを待っている間、少しだけ話をしました。私の方はほとんど相づちばかりとなってしまいましたが、この日は実は、こんなささやかな嬉しいエピソードから始まったのです。
道を尋ねたとき、ものすごく丁寧に教えてくれた女性もいました。
私が理解するまで、「Comment fait-vous ? (あなたはどうするの?)」と、きちんと復唱できるまで何度も繰り返し、あきらめませんでした。まるで先生のようでした。
呑み込みの悪い生徒で、申し訳ないくらいでした。
話しかけられて、無視を決め込むか、応じるか否かの見極めは難しいです。
チュニジア人は、基本的には人なっつこく、好奇心にあふれた人たちだったと思います。それにやはり、旅先で現地の人とのふれあいを少しは持ちたいです。
また、私からするとちょっと信じられないのですが、現地の人の方が私に道を聞くこともありました。「今、何時?」と聞かれたこともありました。
応じた後の私の態度次第というところもあるに違いありません。
例えば、私がぼぉっとして、いかにも頼りなさげで、チョロいと見えたら、相手も、いっちょ、ふっかけてみようかな、という誘惑にかられることもあるかもしれません。 -
チュニスのメディナにある大モスク(Jamaa ez Zitouna)のミナレット(塔)です。
中庭までなら非イスラム教徒も見学できるが、入場料は1.600チュニジア・ディナール。
ということは、1人目の押し売りガイドの男の子に案内してもらって知りました。 -
チュニスのメディナにある大モスク(Jamaa ez Zitouna)です。
馬蹄形のアーチが美しいですね。 -
チュニスのメディナにある床屋です。
この斜めのカラーの組み合わせ、日本もチュニジアも共通!? -
チュニジアの旗が立っているので、政府関係の建物だと思います。
午後のバルドー博物館の後、近くで見つけました。
かつての貴族階級の館でも使っているのではないでしょうか。なかなか目をひく建物ですし、なによりもチュニジアン・ブルーに惹かれてパチリ!
……すると、道端で座って休んでいた2人組みの若者に、「政府関係の建物の写真は撮っちゃだめだよ!」と注意されてしまいました。
そうであったかぁぁぁ。
でも私は昨日、すでに何枚も撮ってるぞ、エヘッ@ -
チュニスにある大きなイスラム墓地を見学し、ホテルに戻る帰りすがら、幼稚園を見かけました。
ミッキーマウスは子供受けしそうなのは、万国共通ですね@
※イスラム墓地の写真は、「チュニジア・ハイライトその3:イスラム墓地」をご参照ください。
http://redirect.4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10053815/
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