チュニジア・ハイライトその１：と・び・ら@

1997/09/13 - 1997/09/23

1997年度のチュニジア旅行から、扉の写真を集めてみました。
撮影場所は、チュニス、シディ・ブ・サイード、スース、トズール。
それぞれ旧市街であるメディナに集中していますが、シディ・ブ・サイードは街中の写真です。

エリア チュニジア

チュニスのメディナ（旧市街）にて
鋲打ちの模様が美しい、重厚な扉。

ヨーロッパでさえ、古い建物の重い扉をあけるのは下手くそな私（鉄道すらも、古い車両だと、ちゃんと無事に扉を開けて下りられるかどうか、どきどきしてしまいます）には、難易度の高そうな扉です。

チュニスのメディナ（旧市街）にて
これぞチュニジアン・ブルーな可愛い扉。早速、目にすることができました。

チュニスのメディナ（旧市街）にて
ハマム（公衆浴場）の入口

実はトルコにも行ったことがありますが、ハマムは経験したことがないんですよね。
これがハマムだと教えてくれたのは、メディナで道案内兼ガイドをしてくれた男性。
ちゃっかり相場より高い（たぶん）ガイド料をとられましたけれどね。

地中海の沿岸シディ・ブ・サイードにて

この街の見どころは、なんといってもチュニジアン・ブルーと真っ白な壁の家並みです。
思いっ切り、道に迷い、ガイドブックには必ず載っているカフェ・デ・ナットの階段がある広場へは行けないまま、どしゃぶり雨にも遭遇して引き返してしまいましたが……それでもこうして、目当てのチュニジアン・ブルーは堪能することができました。

地中海の沿岸シディ・ブ・サイードにて

とても豪華そうなお宅の門です。といっても、壁の向こうの建物は一切、拝見できませんでした。
蛇の模様に目をひかれました。こうやってみると、蛇も、可愛らしい！
と思ったのですが、なんだか頭に触手があるような……。

スースのメディナ（旧市街）にて

スースはチュニジア第３の都市で、チュニジアきっての観光地です。
タイルも美しい建物に、飴色の木の扉がとってもよく映えています。
なんだか象徴的な図柄ですよね。スペインの大画家ミロをちょっと連想します。
呼び鈴代わりの取っ手が随分高い位置にありますが……届くのでしょうか。

スースのメディナ（旧市街）にて

さきほどと同じ建物の扉ですが、アングルを変えてみました。

扉は……ちょろっとだけ見えます。開けっ放し@

というよりか、ここはむしろ、この日干しレンガでできた美しい幾何学模様の壁が見どころ。
おまけです。

チュニジア南部のサハラの大オアシス都市トズールにて。