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9月11日(木)鉄道でローマへ戻る:<br />ローマ観光:ボルゲーゼ公園の国立近代美術館&ヴィラ・ジューリア博物館、ポポロ広場の教会にピンチョの丘からスペイン広場まで散策<br /><br />起床6時30分。<br />起き上がるまでは体がつらくて、つらくて、寝床でグズること約10分。<br />荷物をスーツケースに詰め込んで、7時20分にはホテルをチェックアウト。<br /><br />ローマ行は8時6分発の準急列車です。<br />その前に朝食は中央駅でとるつもりでしたが、これは当てが外れました。ローマやミラノと違って、ナポリの中央駅構内にはファーストフード店も軽食スタンドも何もないのです(1997年9月現在)。<br />駅舎に入ってしまう前であれば確か軽食スタンドがありましたが……スーツケースを引きずって来た道を戻る気になれず、水で我慢することにしました。<br /><br />もっとも、イタリアに来て以来、朝食は、イタリア人の習慣に倣ったわけではありませんが、クロワッサン1個とカプチーノですませています。<br /><br />昼食は、イタリアに着いてから今のところずっと抜いてます。<br />そこらのバールで作りおきのピザやサンドイッチを食べればいいのかもしれませんが、そういうのはあまり美味しくなかったりします。<br />せっかくの美食の国イタリアで、美味しくないものなんか口にしたくありません。<br />それに、昼間は観光で忙しいので、まぁいいや、と抜いてしまうわけなのです。<br /><br />代わりに、ディナーはなるべく金をケチらず、豪華にコース料理。<br />イタリアのコース料理では、第一皿目はふつうパスタ料理です。その前に前菜があるにはありますが、それだけでお腹がいっぱいになってしまっては困るので省略します。<br />パスタは私の大好物です。スパゲッテイ、ラザニア、マカロニをでかくしたようなペンネ……一番目移りするので一つだけしか選べないのはつらいところ。<br />第二皿目はメインディッシュで、肉または魚料理です。海に面したナポリでは、新鮮な魚貝類がお薦めでしょう。<br />そしてデザート。ティラミスもいいし、イタリアン・ジェラートもいいです。<br />最後はカプチーノで締めくくります。<br /><br />ちなみに、残念ながら、せっかくのナポリで、またしても本場のピザを食べ損ねてしまいました。機会がありませんでした。<br />なにしろ、本格的なピザというのは、夜、食べるものなのです。<br />いくらなんでもフルコースの後に夜食は入りません。<br /><br />ローマ・テルミニ(終着)駅到着10時50分頃。<br />今度も「地球の歩き方」を当てにしてホテルを決めました。<br />駅のそばの二つ星で、シャワー付ですがトイレなしのシングル・ルーム、朝食なしで1泊7万リラ。<br />日本円との換算レートは1円=約13リラくらい(1997年9月現在)なので、おおざっぱにいって7千円より少ないくらいの勘定でしょう。<br />でもナポリのホテルは、シャワー・トイレ付朝食なしのシングルで1泊4万2千リラでしたから、やっぱりローマは物価が高いです。<br /><br />駅に預けた荷物は夕方とりに行くことにして、早速、ローマ観光開始です。<br />ローマには何度も来ていますが、いままで行く機会のなかったボルゲーゼ公園に向かいました。<br /><br />ボルゲーゼ公園には、イタリアにしては珍しく、午後7時まで開いている美術館・博物館が3つもあります。国立近代美術館とヴィラ・ジューリア博物館とボルゲーゼ美術館です。どれも規模が大きくて、しかも有名どころの作品が目白押し!<br />なので3つとも、なんて欲張らずに、今回はそのうちの2つを制覇する予定です。<br /><br />まずは国立近代美術館です。<br />コレクションは19〜20世紀のイタリア近代絵画・彫刻が中心ですが、同時代の他のヨーロッパのメジャーな絵画・彫刻も思った以上にありました。<br />例えばフランスの印象派、ドイツの表現主義絵画、ウィーン世紀末絵画、エコール・ド・パリの画家たち、シュールレアリスム、アメリカの抽象画に、それからポップアートまで……。<br />私は最近、20世紀のイタリア近代絵画には興味を持つようになりました。<br />でも、日本では、20世紀イタリア絵画の美術書や展覧会にはあまりありませんので、これを機会に画家の名だけでも覚えようと、いちいちメモをとりながらゆっくり鑑賞しました。<br />というわけで、入ったのは12時40分、出たのは夕方4時、間に2時から50分ほど休憩をとったので、3時間はどっぷり浸かったことになりました。満足@<br /><br />次のターゲットは、ヴィラ・ジューリア博物館です。<br />到着したのは4時20分。<br />地図上では近代美術館のすぐお隣のはずなのに、20分かかっています。でも、これは、決して道に迷ったわけではなく、ボルゲーゼ公園自体が広いせいです。<br /><br />ヴィラ・ジューリア博物館は、エトルリア美術の宝庫です。<br />エトルリアとは、古代ローマ人よりもずっと前に中部イタリアに住み着いていた民族です。その美術の特色は、素朴でのびのびしていて明るいです。<br />古代ローマ・ギリシャ美術の均整美も悪くはないけれど、そちらは整いすぎて、最近ではかえってこういったプリミティブな美術に強く惹かれます。<br />ですが、残念ながら近代美術館の3時間で既に疲れ切っていたこともあって、ややハイペースで回ってしまいました。<br />展示はあれだけあったのに、たったの1時間で見終わってしまうなんて!

1997年秋のイタリア&チュニジア旅行20日間その4:ローマ編

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1997/09/11 - 1997/09/11

6387位(同エリア6775件中)

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8

まみ

まみさん

9月11日(木)鉄道でローマへ戻る:
ローマ観光:ボルゲーゼ公園の国立近代美術館&ヴィラ・ジューリア博物館、ポポロ広場の教会にピンチョの丘からスペイン広場まで散策

起床6時30分。
起き上がるまでは体がつらくて、つらくて、寝床でグズること約10分。
荷物をスーツケースに詰め込んで、7時20分にはホテルをチェックアウト。

ローマ行は8時6分発の準急列車です。
その前に朝食は中央駅でとるつもりでしたが、これは当てが外れました。ローマやミラノと違って、ナポリの中央駅構内にはファーストフード店も軽食スタンドも何もないのです(1997年9月現在)。
駅舎に入ってしまう前であれば確か軽食スタンドがありましたが……スーツケースを引きずって来た道を戻る気になれず、水で我慢することにしました。

もっとも、イタリアに来て以来、朝食は、イタリア人の習慣に倣ったわけではありませんが、クロワッサン1個とカプチーノですませています。

昼食は、イタリアに着いてから今のところずっと抜いてます。
そこらのバールで作りおきのピザやサンドイッチを食べればいいのかもしれませんが、そういうのはあまり美味しくなかったりします。
せっかくの美食の国イタリアで、美味しくないものなんか口にしたくありません。
それに、昼間は観光で忙しいので、まぁいいや、と抜いてしまうわけなのです。

代わりに、ディナーはなるべく金をケチらず、豪華にコース料理。
イタリアのコース料理では、第一皿目はふつうパスタ料理です。その前に前菜があるにはありますが、それだけでお腹がいっぱいになってしまっては困るので省略します。
パスタは私の大好物です。スパゲッテイ、ラザニア、マカロニをでかくしたようなペンネ……一番目移りするので一つだけしか選べないのはつらいところ。
第二皿目はメインディッシュで、肉または魚料理です。海に面したナポリでは、新鮮な魚貝類がお薦めでしょう。
そしてデザート。ティラミスもいいし、イタリアン・ジェラートもいいです。
最後はカプチーノで締めくくります。

ちなみに、残念ながら、せっかくのナポリで、またしても本場のピザを食べ損ねてしまいました。機会がありませんでした。
なにしろ、本格的なピザというのは、夜、食べるものなのです。
いくらなんでもフルコースの後に夜食は入りません。

ローマ・テルミニ(終着)駅到着10時50分頃。
今度も「地球の歩き方」を当てにしてホテルを決めました。
駅のそばの二つ星で、シャワー付ですがトイレなしのシングル・ルーム、朝食なしで1泊7万リラ。
日本円との換算レートは1円=約13リラくらい(1997年9月現在)なので、おおざっぱにいって7千円より少ないくらいの勘定でしょう。
でもナポリのホテルは、シャワー・トイレ付朝食なしのシングルで1泊4万2千リラでしたから、やっぱりローマは物価が高いです。

駅に預けた荷物は夕方とりに行くことにして、早速、ローマ観光開始です。
ローマには何度も来ていますが、いままで行く機会のなかったボルゲーゼ公園に向かいました。

ボルゲーゼ公園には、イタリアにしては珍しく、午後7時まで開いている美術館・博物館が3つもあります。国立近代美術館とヴィラ・ジューリア博物館とボルゲーゼ美術館です。どれも規模が大きくて、しかも有名どころの作品が目白押し!
なので3つとも、なんて欲張らずに、今回はそのうちの2つを制覇する予定です。

まずは国立近代美術館です。
コレクションは19〜20世紀のイタリア近代絵画・彫刻が中心ですが、同時代の他のヨーロッパのメジャーな絵画・彫刻も思った以上にありました。
例えばフランスの印象派、ドイツの表現主義絵画、ウィーン世紀末絵画、エコール・ド・パリの画家たち、シュールレアリスム、アメリカの抽象画に、それからポップアートまで……。
私は最近、20世紀のイタリア近代絵画には興味を持つようになりました。
でも、日本では、20世紀イタリア絵画の美術書や展覧会にはあまりありませんので、これを機会に画家の名だけでも覚えようと、いちいちメモをとりながらゆっくり鑑賞しました。
というわけで、入ったのは12時40分、出たのは夕方4時、間に2時から50分ほど休憩をとったので、3時間はどっぷり浸かったことになりました。満足@

次のターゲットは、ヴィラ・ジューリア博物館です。
到着したのは4時20分。
地図上では近代美術館のすぐお隣のはずなのに、20分かかっています。でも、これは、決して道に迷ったわけではなく、ボルゲーゼ公園自体が広いせいです。

ヴィラ・ジューリア博物館は、エトルリア美術の宝庫です。
エトルリアとは、古代ローマ人よりもずっと前に中部イタリアに住み着いていた民族です。その美術の特色は、素朴でのびのびしていて明るいです。
古代ローマ・ギリシャ美術の均整美も悪くはないけれど、そちらは整いすぎて、最近ではかえってこういったプリミティブな美術に強く惹かれます。
ですが、残念ながら近代美術館の3時間で既に疲れ切っていたこともあって、ややハイペースで回ってしまいました。
展示はあれだけあったのに、たったの1時間で見終わってしまうなんて!

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  • ローマの近現代美術館(Galleria Nationale d\&#39;Arte Moderno)です。<br />トラムが停車していたので、一緒にファインダーに収めました。<br /><br />ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)は広大でした。林の散策道を歩いていて、いい加減、美術館はまだか、と焦りだしたところで、林が切れ、目の前に、巨大な白亜の美術館が堂々と姿を現しました。ちょっぴり感激です。<br /><br />この荘厳な正面は、新古典主義風というべきでしょうか。<br />古代ギリシャ風のアーチにナポレオン時代に流行ったような月桂樹でも使った植物の房飾りの装飾が目にまぶしいです。

    ローマの近現代美術館(Galleria Nationale d\'Arte Moderno)です。
    トラムが停車していたので、一緒にファインダーに収めました。

    ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)は広大でした。林の散策道を歩いていて、いい加減、美術館はまだか、と焦りだしたところで、林が切れ、目の前に、巨大な白亜の美術館が堂々と姿を現しました。ちょっぴり感激です。

    この荘厳な正面は、新古典主義風というべきでしょうか。
    古代ギリシャ風のアーチにナポレオン時代に流行ったような月桂樹でも使った植物の房飾りの装飾が目にまぶしいです。

  • ヴィラ・ジュリア博物館(Villa Giulia)の中庭です。<br /><br />テラスのすぐ下のモザイクは、下半身が魚だが、人魚というよりケンタウロスのような人物が漁の最中です。<br />銛のようなもので魚を狙っているようですが、吹き矢のようにも見えます。

    ヴィラ・ジュリア博物館(Villa Giulia)の中庭です。

    テラスのすぐ下のモザイクは、下半身が魚だが、人魚というよりケンタウロスのような人物が漁の最中です。
    銛のようなもので魚を狙っているようですが、吹き矢のようにも見えます。

  • ヴィラ・ジュリア博物館(Villa Giulia)にて。<br />外の回廊にも、こんな風におしげもなくすばらしいモザイクがありました。<br /><br />モチーフは、下半身が魚の牡鹿のように見えますが……。

    ヴィラ・ジュリア博物館(Villa Giulia)にて。
    外の回廊にも、こんな風におしげもなくすばらしいモザイクがありました。

    モチーフは、下半身が魚の牡鹿のように見えますが……。

  • 一休みした後、ホテルへ帰りがてら散歩しようと、ボルゲーゼ公園からポポロ広場まで歩きました。<br />ポポロ広場は、昔はローマの表玄関でした。<br />門をくぐると、中央にエジプトから持ち込んだオベリスク、その奥に左右対称な双子の教会がある芸術的な空間が目の前に開けます。<br /><br />ところで、4月〜9月末まで、イタリアはサマータイムを採用しています。<br />つまり夏の間、時計を1時間進めるのです。<br />そのせいもあって、ありがたいことに7時半まで明るくて、それまでは市内の散策を楽しめます。<br /><br />まずは、ポポロ広場で教会見学した後、ピンチョの丘に上り、ローマ市内を見下ろしました。6時半頃。まだ明るいです。<br />あちこちで写真を撮りながら、ホテルに戻ったのは8時すぎとなりました。<br />薄暗くなりかけていますが、まだ明るいです。ホテルのそばにいれば、もう安心!<br /><br />写真は、ローマのポポロ広場(Piazza del Popolo)からピンチォの丘(Pincio)へ上るところです。<br />実は手前は工事中だったので、ファインダーの外へ追い出しました。うまくいったと思います@

    一休みした後、ホテルへ帰りがてら散歩しようと、ボルゲーゼ公園からポポロ広場まで歩きました。
    ポポロ広場は、昔はローマの表玄関でした。
    門をくぐると、中央にエジプトから持ち込んだオベリスク、その奥に左右対称な双子の教会がある芸術的な空間が目の前に開けます。

    ところで、4月〜9月末まで、イタリアはサマータイムを採用しています。
    つまり夏の間、時計を1時間進めるのです。
    そのせいもあって、ありがたいことに7時半まで明るくて、それまでは市内の散策を楽しめます。

    まずは、ポポロ広場で教会見学した後、ピンチョの丘に上り、ローマ市内を見下ろしました。6時半頃。まだ明るいです。
    あちこちで写真を撮りながら、ホテルに戻ったのは8時すぎとなりました。
    薄暗くなりかけていますが、まだ明るいです。ホテルのそばにいれば、もう安心!

    写真は、ローマのポポロ広場(Piazza del Popolo)からピンチォの丘(Pincio)へ上るところです。
    実は手前は工事中だったので、ファインダーの外へ追い出しました。うまくいったと思います@

  • ピンチォの丘(Pincio)からローマを見下ろして撮った写真です。<br />ポポロ広場の方向です。

    ピンチォの丘(Pincio)からローマを見下ろして撮った写真です。
    ポポロ広場の方向です。

  • ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。<br /><br />道標と、歩行者道路を示す標識です。

    ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。

    道標と、歩行者道路を示す標識です。

  • ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。<br /><br />駐車券発券機があることを示す標識です。<br />イタリア語で「Parcometro」というらしいです。

    ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。

    駐車券発券機があることを示す標識です。
    イタリア語で「Parcometro」というらしいです。

  • ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。<br /><br />この一画が妙に気に入ったので、カメラを構えました。<br />柱のようなものがぽつんとあり。ピンクの花も鮮やかです。ブーゲンビリアかしら。<br />残念ながら写真は暗くなってしまいましたが。<br /><br /><br />さて、最後は、いよいよお楽しみのディナーです。<br />ホテルにチェックインした時に目をつけていたレストランに入りました。<br />注文は、一定のメニューの中から選ぶコース料理で、お値段もあらかじめ決められた、いわゆる「ツーリストメニュー」にしました。だから選ぶのもラクです。<br /><br />第一皿目はあさりのスパゲッティにしました。<br />アルデンテと呼ばれるやや固めの歯ごたえのイタリア本場のスパゲッティは、もーう涙が出るほど美味しいです(最近では日本でもアルデンテは採り入れられているとはいますが@)。<br />第二皿目は子牛の薄切り肉の白ワインで味付けしたソテーにしました。つけあわせは野菜サラダです。<br />そしてデザートは、クリーム・カラメル、つまりプリンです。<br />もちろん、食後のカプチーノも欠かせません。<br />ちなみに食事中の飲み物は、とにかく喉が渇いて仕方がなかったので、ワインなどと気取ってはいられず、ミネラルウォーター、ボトル大を取りました。<br />パンは食べ放題、これにサービス料を入れて、しめて2万5千リラとなりました。2,000円足らずってところですね。<br /><br />ところで、このレストランは、給仕のおじいちゃんが、よたよたメニューを運んでくるのが妙に可愛いらしかったです。<br />また、途中から手伝いに入ったおばあちゃんも、とても愛想が良くて、とてもかんじよく、気持ちよいディナータイムを過ごせました。<br /><br />そうしてレストランを出たのは9時半頃。<br />シャワーを浴びて洗濯して、日記を少し書き足して、ベッドに入ること12時20分。<br />ああ、今日もとっても疲れました。

    ピンチォの丘(Pincio)からスペイン広場(Piazza di Spagna)へ向かう途中のトリニタ・ディ・モンテ大通り(Viale della Trinita di Monte)にて。

    この一画が妙に気に入ったので、カメラを構えました。
    柱のようなものがぽつんとあり。ピンクの花も鮮やかです。ブーゲンビリアかしら。
    残念ながら写真は暗くなってしまいましたが。


    さて、最後は、いよいよお楽しみのディナーです。
    ホテルにチェックインした時に目をつけていたレストランに入りました。
    注文は、一定のメニューの中から選ぶコース料理で、お値段もあらかじめ決められた、いわゆる「ツーリストメニュー」にしました。だから選ぶのもラクです。

    第一皿目はあさりのスパゲッティにしました。
    アルデンテと呼ばれるやや固めの歯ごたえのイタリア本場のスパゲッティは、もーう涙が出るほど美味しいです(最近では日本でもアルデンテは採り入れられているとはいますが@)。
    第二皿目は子牛の薄切り肉の白ワインで味付けしたソテーにしました。つけあわせは野菜サラダです。
    そしてデザートは、クリーム・カラメル、つまりプリンです。
    もちろん、食後のカプチーノも欠かせません。
    ちなみに食事中の飲み物は、とにかく喉が渇いて仕方がなかったので、ワインなどと気取ってはいられず、ミネラルウォーター、ボトル大を取りました。
    パンは食べ放題、これにサービス料を入れて、しめて2万5千リラとなりました。2,000円足らずってところですね。

    ところで、このレストランは、給仕のおじいちゃんが、よたよたメニューを運んでくるのが妙に可愛いらしかったです。
    また、途中から手伝いに入ったおばあちゃんも、とても愛想が良くて、とてもかんじよく、気持ちよいディナータイムを過ごせました。

    そうしてレストランを出たのは9時半頃。
    シャワーを浴びて洗濯して、日記を少し書き足して、ベッドに入ること12時20分。
    ああ、今日もとっても疲れました。

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