オランダストップオーバー：ハーグ・デルフト編

2006/02/03 - 2006/02/05

ポルトガルへの飛行機がKLMオランダ航空だったので、友達のいるオランダでストップオーバー。2泊3日と短期間だけど、アムステルダム・ハーグ・デルフトに行きました。

エリア デルフト(オランダ)

Nonちゃんとは中央駅でお別れ。Ｒｉｅさんと電車でデン・ハーグへ。アムスからデン・ハーグは、スキポール空港を経て約50分。近いようで遠いような、遠いようで近いような感じ。ハーグは観光客はほとんどおらず、移民が多い感じ。Rieさんと兄さんの暮らす地域は駐在員が多いらしく、中心からそうとおくない閑静な住宅地にあった。すごいんだろうとは期待しつつも、あまりのアパートの広さにびっくり。特にリビングが角部屋でものすごく広く、窓が多いのでさらに広く感じる。デンマークから取り寄せたというおおきな北欧スタイルのソファセットもしっくりくる。うーんいいなあ。しかも光熱費も会社もちらしく家の中は暖かだし、バスルームもタブとシャワーブースがわかれていてシンクも2つあったり、ゆとりのある作り。駐在員っていいなあ。オランダは先進国だから、物や治安も不自由しないし、オランダ人もみんな英語が堪能だから暮らしやすそう。兄さんとＲｉｅさんはいい感じでゆるくて、お互い自立した大人という感じで、理想的なカップル。素敵な暮らしだわー。3人でお話をして少しくつろぎ、真夜中すぎには就寝。長い一日だった。

時差ボケで早く起きるかなとおもったけど、何回かトイレに起きた以外は7時半まで熟睡。よかった。でもそれ以降はやっぱり目が冴えてしまって眠れなかったので起きだし、シャワー。まだ外は薄暗く、人通りも少ない。居間で日記を書いているとＲｉｅさんたちも起きだしてきて、一緒に朝ご飯。オランダのパンケーキを焼いてくれた。ゴーダチーズをはさんで焼いたものに、シロップをつけて食べるらしい。ふわふわでおいしかった。けどだんだんと飽きてきたのでパンに移行。ノルウェーからもって帰ってきたというサバのトマト缶をパンにつけていただく。懐かしくておいしー。オランダにいながらにしてノルウェーの味を堪能。

お昼頃、Rieさんとデルフトという街へトラムで向かう。写真はRieさん＆兄さん宅周辺の運河。

オランダのパンケーキをRieさんが焼いてくれた。スーパーで温めるだけのが売っているらしい(左写真)。オランダ語はノルウェー語にちょっと似てて、Even opwarmen en... klaar!と書いてあるのも、なんとなく意味が想像できる。｢あっためるだけで・・・・ほら出来上がり！｣みたいな感じ？

ゴーダチーズをはさんで焼いたものに、シロップをつけて食べる。このシロップがちょっと独特。チーズにシロップ？と思ったけど、おいしかった。和食のてりを出すのにも使えるらしい。しかし、このパンケーキ、だんだんと飽きてきてしまい、途中パンに移行。

ハーグからは30分くらいでついてしまう、こじんまりとした、運河や古い町並みのあるかわいい街。ちょっとイギリスの田舎町っぽいかも？それにしてもオランダって本当にあちこちに運河があるのね。運河のある町並みって大すき。

ゆっくりと街歩きを楽しみ、お店を覗く。ビネガーやオイル、スパイス類を取り揃えたお店がおもしろく、試食もできたのでいろいろ試し、ディップ用のスパイスを購入。3時ごろ遅めのランチをカフェでとる。オランダ冬の名物、エルテンスープ（豆と野菜のスープ）をいただく。かなりもったりとしていて満腹感の得られるおいしいスープだった。ずっしりと穀物の詰まったパンに、ベーコンのようなハムがのった小さなオープンサンドがついて4ユーロ。なかなかリーズナブル。そしてジンの原料であるジェニパーからできたお酒をいただく。ショットグラスにキンキンに冷えて出てきて、とてもおいしかった。ジン好きな私にはたまらない。デルフトの街は小さく途中私が日本人観光客らしきカップルを見つけRieさんにいうと、なんとRieさんの知りあいだった。ロッテルダム在住で、今日はデルフトに遊びに来たそうだ。狭すぎオランダ

ランチをデルフトのカフェでとる。オランダ冬の名物、エルテンスープ（豆と野菜のスープ）をいただく。かなりもったりとしていて満腹感の得られるおいしいスープだった。ずっしりと穀物の詰まったパンに、ベーコンのようなハムがのった小さなオープンサンドがついて4ユーロ。なかなかリーズナブル。そしてジンの原料であるジェニパーからできたお酒をいただく。ショットグラスにキンキンに冷えて出てきて、とてもおいしかった。ジン好きな私にはたまらない。

デルフト中心にある広場。

夕方デン・ハーグに戻り、ショッピング。靴屋がとても多く、バーゲンをしていたのでいろいろ試してみるが、これというものは見つからず残念。目当てのＨ&Ｍでは、前に他の国のＨ&Ｍで見てほしかったけど高くてあきらめていたコートが半額であり、しかも残り一点がちょうど私のサイズだったので運命と思い購入。荷物になるけどコートが6000円以下で買えるなんて日本じゃなかなかない。まだまだ買い足りなかったけど、5時半でお店が閉まってしまったのでスーパーへ。オランダだけじゃなく、最近どこの国でもだけど、できあいのミールセットみたいなのが多いなあ。しかも安くないのに増えているってことは需要があるんだよね。寿司もあったけど、やっぱりかなり高かった。私はまだ荷物を増やしたくなかったので、粉末スープくらいしか買わなかったけど、Rieさんと今夜の夕食の買いだしをした。見たことのない野菜や、同じ野菜でもサイズや値段がかなり違って面白かった。

晩ご飯はRieさんがムール貝、えびとマッシュルームのトマトクリームパスタ、白アスパラガス、芽キャベツ、香ばしいしょうゆ味のカリカリベーコンがかかったサラダ、フレンチフライ、パン等を実に手際良く作ってくれた。久々のムール貝に感動！ムール貝といえばベルギーが有名だけど、実はオランダからの輸入物が多いらしくオランダのムール貝は安くておいしいらしいのだ。しかも今はシーズンで、たっぷり太った実のムール貝は食べごたえあり。パスタもすごくおいしくて今度私も真似して作ってみようと思った。

白アスパラは私はおいしいと思ったのだけど、Ｒｉｅさんいわくまだ早すぎるらしく、土くさいといっていた。ワインも白を2本、赤を1本3人で開けて、飲み&食べ続けていたら、もう真夜中近い！明日は早起きなのに・・・Rieさんも兄さんも面白くて、あっという間に夜がふけていくのでした。