カンボジアの旅（１）・・「天上の楽園」を目指したアンコールワット遺跡を訪ねて

2005/12/14 - 2005/12/16

ロシュオス遺跡群のプリア・コー遺跡、バコン遺跡、ロレイ遺跡、アンコールワット遺跡の西塔門、第一回廊、第二回廊、第三回廊、中央祠堂、夕日観賞のプレループ遺跡、アプサラダンスのデイナーショー、朝日観賞のアンコールワットを、巡った旅行記です。

アンコールワットは、スールヤヴァルマン二世によって１２世紀前半に建設された、クメール建築の頂点に立つヒンドゥー教の寺院である同時に、王自身の墳墓でもあり、「天空の楽園」の実現を目指した建造物だ。

西参道から西塔門の眺め、西塔門から見えてくる祠堂、聖池からの祠堂の全景と逆さアンコールワット、シンハに迎えられる西塔門テラス、テラスからの祠堂と第一回廊の眺めなど、考えつくされた各建物の配置は見事というしかない。

第二回廊・第三回廊・中央祠堂の見事なデバター（女神）のレリーフ（浮き彫り）の数々、第一回廊の壮大なレリーフなど見どころいっぱいだった。ツアーでの見学だったので、第一回廊のレリーフは一部分しか見れず、非常に残念だった。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

ロシュオス遺跡群のプリア・コー。879年創建されたアンコール遺跡群の中で、最も古いヒンドゥ教の寺院。「聖なる牛」ナンディンで有名。

プリア・コーの「聖なる牛」、３体のナンディン像

プリア・コーの金剛力士像

プリア・コーのまぐさ、時間を象徴する神カーラ

ロシュオス遺跡群のバコン。881年創建されたヒンドゥー教の寺院。伽藍周囲に環濠を巡らした、最初のピラミッド式寺院として有名。

バコンの地面を這う蛇神、ナーガ

バコンの原型を良く留めているシンハ

バコンの基壇上部からの眺め

ロシュオス遺跡群のロレイ。893年創建されたヒンドゥー教の寺院。４基の祠堂の中央に設置されたリンガで有名。

ロレイの中心に位置するリンガ（男根の形をとるシヴァ神）

ロレイのデバター（女神）

ロレイの金剛力士像

ロレイのまぐさ、ガルーダ（ヴィシュヌ神の乗り物）の口からナーガが出ている

アンコールワット遺跡の西参道より西塔門を望む

西塔門より祠堂を望む

西塔門内側のデバター

参道より祠堂と経堂を望む

参道より祠堂のズームアップ

聖池より祠堂の全景を望む

睡蓮と逆さアンコールワット。「技術評論社刊、感動する科学体験１００」へ写真提供。

シンハに迎えられ西塔門テラスを登る

テラスからの祠堂と第一回廊

第二回廊のひかり輝くデバター

第二回廊のアプサラ（天女）

第二回廊のゴージャスなヘアスタイルの４人のデバター

第二回廊の未完のデバター

第三回廊への急な階段。登ることを拒否するかのようだ、ここを登らないと第三回廊と中央祠堂の素晴らしいデバター群にはお目に掛かれない。

第三回廊の格子窓より西塔門を望む

第三回廊よりの中央祠堂

第三回廊と中央祠堂はデバターの宝庫

第三回廊のデバター

第三回廊のデバター

第三回廊のデバター

第一回廊の天国と地獄のレリーフ、閻魔大王

第一回廊の天国と地獄のレリーフ、地獄へ落とされる人々

第一回廊の乳海攪拌のレリーフ、中央のヴィシュヌ神と右神々左阿修羅

第一回廊の乳海攪拌のレリーフ、天に舞うアプサラ

夕日観賞に訪れたプレ・ループ遺跡。961年に創建されたヒンドゥー教の寺院。プノン・バケン遺跡やプノン・クロム遺跡と並ぶ、夕日観賞スポットだ。

夕日観賞の人々

密林に落ちる夕日、地平線は曇っていて残念

夕暮れに浮き上がる遺跡

夕暮れに浮き上がるシンハ

アプサラダンスのディナーショー

アプサラダンスのディナーショー

日の出前のアンコールワット

日の出が近づくアンコールワット

朝日に輝くアンコールワット

神々しいアンコールワット