2005/12/17 - 2005/12/17
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nomonomoさん
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初冬の仙洞御所の見学ができました。春と秋に公開になる、いわゆる京都御所とたいして差はないだろうという予想は、幸いに、裏切られました。素晴らしい庭園です。
土地は、修学院離宮に比べると、平面的です。しかし、池を中心にして、静かな思想を展開している、奥深い庭園です。桂離宮ほどの先鋭さはありませんが、逆に、落ち着きの感じられる静かな庭園です。宮人の高雅さが伺われます。
お金を使うのなら、このような庭園をつくってもらいたいものです。こういう芸術をしっかり理解し、発展させていくのが日本の進むべき道だと考えました。
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京都大宮御所御車寄。
現在も天皇陛下や外国元首のご入洛事には、ここに車をおつけになられるとか。(新しい、迎賓館ができましたので、今後はそちらかも。)大宮御所 名所・史跡
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御常御殿の南庭から北池へ出る潜り戸。
有名な写真のアングル。
日本庭園は、「狭いところを抜けると雄大な眺望がひろがる」という意匠を凝らしたところが多いですね。(桂離宮も修学院離宮もそうです。) -
紅梅と白梅。わたしには、花が咲かないと、どっちが紅梅で、どっちが白梅か分かりません。
「右近の橘、左近の桜」の時代ではないようです。 -
御常御殿と南庭。
建具は少し前の普通の日本家屋のどこにでもあったガラス戸に似ている。
庭は「松竹梅の庭」という名。写真の右側の見えないほうにこじんまりした竹林がある。 -
北池。東山を借景としたが樹木が茂ってきて遠景が隠れるようになった、との説明がありました。
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静かなお庭です。
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「六枚橋」
そばに紀貫之の邸宅跡があるそうですが、分かりませんでした。 -
「もみじ橋」
これを渡ると右手が紅葉山。 -
「南池」の西側の「洲浜」につらなる「一升石」。111,000個あるそうです。この石一個につき米一升で運ばせたとのこと。
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「もみじ橋」を「八ッ橋」から望む。
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「洲浜」の思想は日本独自でしょうか。
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「鷺の森」を「八ッ橋」から望む。
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京都仙洞御所 名所・史跡
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「八ッ橋」を渡って「中島」(「鷺島」)へ。
藤の季節にはさぞかしうつくいいことか。 -
ここの柿の実はカラス育成用です。下々には回りません。
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茶亭「醒花亭」。池の南端にあり、池を南から一望します。(ただし、高台ではない。)
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五畳の入側。
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書院。
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鴨居に拓本の額が掲げられています。字は明の文徴明とか。
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加藤清正の献上品といわれる朝鮮灯篭がみえます。
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12月17日にこのような紅葉が見られました。最盛期にはみごとでしょう。
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「又新亭」の待合。
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「又新亭」(ゆうしんてい)。
ずっと北にのぼって、北池の西側にあります。 -
「四つ目垣」
これで囲むことで結界をもうけている、そうです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kaz-ykさん 2005/12/26 18:19:14
- 始めまして
- nomonomoさん 今晩は
小生のhmlに、お越し願い有難う御座います。
足跡を辿り「仙洞御所」を、訪問しました。京都に住んだこともあるのに、
始めて拝見しました。冬の日本庭園も、宜しいねー
プラハも懐かしく拝見しました。小生も現職時代に全都府県を訪問したが、
仕事中には、観光も出来ず、行った事があるだけでした。
又訪問さして貰います。
- nomonomoさん からの返信 2005/12/26 21:55:58
- RE: 始めまして
- Kaz-ykさま
コメントありがとうございます。
わたしも宮内庁の御庭にはゼンゼン感心がなかったのですが、いざ行って見るとなかなかのものと分りました。
ヨーロッパと比較する意味でも、日本的なものを、もっともっと、見ておかないといけないと考えます。
また、よろしくお願いします。
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