カンボジア訪問記１ 「東洋の真珠」プノンペン１

1998/11/12 - 1998/11/18

１９９８年にはじめてカンボジアに行ってきました。

当時は’９７年にフンセン、ラナリットの最期の内戦終了後まだ１年で空港からタクシーに乗ったまま行方不明になったとか、警官に会ったら２０?をたかられるとか治安の悪さが噂される国でした。
そんな中、おそるおそる行ってみれば人々の明るい笑顔と希望に満ちた瞳の素晴らしい国でした。

街中には足のない人や観光客の同情を集めるため手を切り落とされた赤ん坊などが溢れていたけれど、２３年の内戦から開放され平和の中で人々は貧しいけれどこれから自分たちで国を再建するんだという意気込みが感じられ私の人生観を変えた国になりました。

エリア プノンペン(カンボジア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: タイ国際航空

早速通りがかりのお寺に太鼓が。日本とよく似てるけど横長です。

日本のより音が長く響きそうですね。

プノンペンの名前の発祥地、ペン夫人の建立したプノンの丘です。それでプノン＋ペンでプノンペン。

ワットプノンの参道。ここで放生用の小鳥を子供が売りに来ます。

ワットプノンにいた子供達。裸足だし、もしかしたらストリートチルドレンだったかも。

これも王宮、はずれからの風景です。

王宮です。シアヌーク国王は中国で病気の治療を受けているとかでここには普段は居られないそうです。

この国の人は信心深く、また国王を本当に敬っておられます。人々が見ているのはポルポト後、教育を受けられず字の読めない人が多いためカンボジアの歴史を壁面に描いたものです。

同じく王宮の風景です。地方からと見られる団体さんの観光です。

メコン川の風景です。幅は２kmくらいはありそうです。ここはトンレサップ川とメコン川の合流地点で真ん中の地面から向こうが合流前のメコン川です。

夕涼みに川辺に人が集まってきます。これからが本チャンです。

飲み物の売店も出ています。

親子でやってた果物売りの屋台。人が集まる前に商売の準備です。

国立博物館です。各地で出土したものが並べられています。特にバンジャルマン２世像ははまるで生きているような素晴らしい彫刻でした。

王宮の全景。

王宮。

高校の終業時刻です。多くの高校生が一斉に道に溢れます。

このリヤカーバイクで通学ですが……あまりにも遅い！まあ、安いんでしょうけれど。

場所は忘れましたが地元の人がよく集まるところだそうで広い公園のようなものもあります。

結婚式がここで行われている様子です。

結婚式の風景。

結婚式の風景。式を終えて記念写真を撮りに移動中。

結婚記念写真撮影の風景。こういう風景を見る限り平和な国になってるんだなぁと感じます。

結婚記念写真撮影の風景。

この旅行記へのコメント （3）

• kokonoさん 2006/08/16 20:15:14

  「東洋の真珠」プノンペン

  arfaさん、こんばんわ
  
  東南アジア諸国をたくさん旅行されていますね !!
  「東洋の真珠」プノンペン旅行記のコメントに以下の文章があり興味を覚えました
  
  ◆内戦から開放され平和の中で人々は貧しいけれどこれから自分たちで国を再建するんだという
  意気込みが感じられ私の人生観を変えた国になりました。
  
  ◆ワットプノンにいた子供達。裸足だし、もしかしたらストリートチルドレンだったかも
  
  その通りかもしれませんね　なぜそう思うかと言うとですね　日本の終戦の年に私は丁度、右側の少女くらいの年頃だったんです
  
  流石に裸足ではありませんでしたが　衣服類はそんなに違わなかったと思います
  「このリヤカーバイクで通学ですが」・・当時はバイクは有りませんが　木炭バス　薪焚き汽車の時代で　それを利用の通学・通勤でした
  
  ◆結婚記念写真撮影の風景　
  この風景を拝見すると　人々の生活環境は頗る良い様に伺えますね　戦がないと幸せですね
  
  身近で知らないアジアの状況をarfaさんのアジア旅行記でゆっくりと拝見します。kokono　

  arfaさん からの返信 2006/08/16 22:09:18

  RE: 「東洋の真珠」プノンペン

  書き込みありがとうございます。
  本当に戦さえなければ人間こんなに幸せに生きていけるんだというのを目の当たりにしたように思っています。
  
  私は直接の戦争体験はないのですが私の両親より少し年下なんですね、ｋｏｋｏｎｏさんは。終戦当時、父が１５歳母が１４歳でした。農家だった母は食うには困らなかったようですけれど。
  
  第二次大戦直後、世界で最も豊かな国のひとつとされたカンボジアもベトナム戦争に無理やり巻き込まれ世界の最貧国の一つに数えられるようになってしまいました。彼らこれからの国を背負ってゆく世代には本当に期待したいものです。
  
  今回のレバノン侵攻を見ていてアメリカの利益のためなら何でもするアメリカ政府、それを肯定する国民。ユダヤ教徒以外は人間ではないとするユダヤ人。第二次大戦でドイツ、日本への国際法を無視した無差別絨毯爆撃。一向に変わらないアメリカの姿勢、他人の痛みの分からないアメリカ人、ますます嫌いになりました。

• ginさん 2006/01/22 05:14:37

  お邪魔します

  arfaさん今日は,当時のプノンペンからゆっくり拝見させて頂きます.いろんな国を見て来ましたが皆さんの昔の写真を見せて頂くと,時代を坂登れば登るほど昔の良さが見えて来ます.時代と共に失なう物も多いですね.そんな時の流れにかまわずメコンは今日も絶え間無く流れて居るのでしようね.Gin