1986/01/01 - 1986/01/13
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アーマさん
1月10日
のんびり起床。今日のお昼は、Sさんがご馳走してくれるそうで、「ヴェネチアでのお礼よ。」日本食にすることになり、スペイン広場で待ち合わせとなった。
地下鉄で行くことにする。階段を降りる、下へ下へ・・。エスカレーターに乗って、さらに下へ。古代遺跡に障らないように造ったから、ローマのメトロは相当深い所を走っているとのこと。
スペイン広場。どっと人が降りる。また長いエスカレーターで上へ。噴水の所に出た。見上げると左に有名なスペイン階段。今日は最高のお天気。午前10時、そろそろお店も開く時間。広場を中心に、有名ブランドのお店がずらり。バーゲンはやってない様子。
街角で焼き栗を買った。新聞紙の袋に入れて渡された、焼いた栗は、ちょっとガリガリして、天津甘栗みたいに甘くはないけど、素朴で美味しい。かじりながら歩く。
小さな女の子が、半分泣き声で、道行く人々に箱を差し出している。ジプシーらしい。哀れっぽい泣き声は、本当に悲しそうで、気の毒になったけど、相手にするなと言われていたので、無視。スカーフを被り、まるでマッチ売りの少女のイメージそのもの。家に帰れば、稼ぎが悪いと、親に折檻されるとか。生きるために、こうやってジプシーの子供たちは必死でスリやかっぱらいなど、身につけていくんだろうか。
手袋を買う。店の中へ入って戸惑った。手袋なんてどこにも出ていなくて、引き出しのいっぱいついた家具が並んでいる。「えっと、てぶくろ・・」急に英語が出てこなくて、指を広げると、「オー、テブクロ・・」女主人が私の手を測って、引き出しの一つを引き抜いて持ってきた。「あの、ベージュの、ショーウィンドウにあるのが欲しいんですけど・・」柔らかい皮、裏には真っ白なウサギの毛皮。かなりきつめだったけれど、ぎゅうぎゅう伸ばしてはめてくれる。でも、指先が少し余るので、「少し大きいかしら?」「ノー、これが一番小さいサイズです。」
広場でSさんと待ち合わせ、それから3人で歩き出した。レストランに入る。いろいろな日本の民芸品や置物が、所狭しと並べてある。日本人のお客が何組かいる。しょうが焼き定食、それに冷奴を頂いた。
ゆっくり休んで3時近く、やっと腰を上げた。町はまだシェスタから醒めていない。こんないい天気なのに、と、閉まったままの鎧戸を見上げる。こもちゃんは、ガイドさんが言っていた、アルコール度がものすごく高いどくろのマークのついたお酒を買って帰りたいと、ホテルの近くの酒屋を覗く。「あった!」2、3度その名を唱えてから、お店に飛び込んで、買ってきた。
ホテル着。疲れた〜。街角で買ってきたオレンジを食べる。今夜はカンツォーネ・ティナー、かなり疲れているから、やっぱりキャンセルしよう。「こもちゃん、行っといで。」お昼を十分頂いたから、お腹もすいていない。
その夜、お風呂に入って、ベッドでうつらうつらしていたら、彼女が帰ってきた。「楽しかったわよ。はい、ケーキ買ってきた。」フルーツケーキ、お湯を沸かして紅茶にする。ローマ最後の夜のティー・タイム。
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