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 今日からはレンタカーを借りてスコットランドを見て回る。最後は湖水地方からヒースローまで行く予定。約1週間強の日程だ。<br /><br /> グラスゴーの空港で車を借りてインヴァレリーを目指す。この町は友人が以前に訪れたことがあり,町はずれにあるインヴァレリー城がとても素敵だと言っていたから,自分の目で見てみたいと思っていた。交通の便はあまり良くないと聞いていたので,レンタカーだったらそんなことは関係ない。<br /> グラスゴーはこの日朝からとても良い天気だった。来るに乗り始めて30分ぐらいは快晴で青空が眩しいぐらいだった。でも,インヴァレリーに近づくにつれて天気が悪くなってきた。城に着く頃には土砂降り。土砂降りと言ったって,生半可な雨ではなかった。ワイパーを強くしても前がよく見えない。その上,道路に落ちた雨が跳ね返り,道路の表面に白い幕を張ってしまい,道路の表面が見えないのだ。路肩に車を駐めて,雨脚が弱くなるのを待っている人もいる始末。僕はゆっくりと走りながら,何とか城には着いたが,あまりの雨で車から降りることができない。仕方なく,次の目的地オーバンに行くことにした。<br /> インヴァレリーを離れてすぐに雨は大分弱くなった。オーバンの町に着いたときには殆ど雨はあがっていた。オーバンの町に来たのは,ここからフェリー使いながらアイオーナ島に行くため。ここに残るキリスト教の遺跡を見たかったからだ。オーバンの港に行く。事前に調べたところでは11時頃にマル島に行く船が出る。しかし,ここでも!!! 悪天候ため,午後2時まで全て運休。これ以降も天候次第では運行できるか分からないという。ガックリ!!!<br /><br /> 今日行きたいところが2カ所ともダメ!? どこに行こうかとガイドブックを開いてみると,オーバンにはウィスキーの蒸留所がある。今日は寒いし,工場の見学ツアーだったら室内の上,ウィスキーも飲めれば体が温まる。一石二鳥。そう考えて,まずはオーバン蒸留所に行ってみた。<br /> 蒸留所はほぼ町の真ん中にある。黒い石の石造りの建物ですぐに分かる。ビジター・センターで入場料を払い,次のツアーまで待つ。しばらくしてツアーガイドとして現れた男は背丈が190センチ以上もあるガッシリとした大男。入口でツアーでの注意などをちょっとだけ話して,すぐにツアー開始。参加者はたった5人。カナダ人とアメリカン人の夫婦と僕だけ。アイルランドでジェイムソン蒸留所でもブッシュミルズ蒸留所でも20〜30人のツアーだったので,意外だった。でも,名前は忘れたがこの大男,なかなかユーモアがあり笑顔か可愛らしい。結構な早口で,僕には聞き取れない部分もあったが,カナダとアメリカから来た夫婦には大受け。大体45分のツアーの場所場所で必ずひとつか二つは冗談を交えていたようだ。そして,ツアーの最後はテイスティング。これがこの後のスコットランドの観光地に影響を大きく与えてしまった。この大男のテイスティングの際の説明も上手なのだが,ウィスキーがとても美味しい。3種類の違うタイプのものを飲み比べたが,どれにも個性があって美味しいのだ。大男がそれぞれについて臭いや味,作り方,寝かし方の違いを話し,この男のやるとおりに飲む。最初はストレートで,次には少し水を加えて。水をちょっとだけ加えると臭いが変わり,味も変わる。実に不思議だった。こんな経験をし,これがきっかけでスコットランドのいくつかの蒸留所を訪れることになった。(日本に帰ってからもウィスキーの研究会にはいることになるとは? よく考えてみると灘の造り酒屋を回ったときにも美味しくて何軒も回って利き酒をしたな!)<br /><br /> この日の宿はインヴァネスにとってあった。オーバンからインヴァネスに向かう途中。フォート・ウィリアムに寄った。オーバンでウィスキーの味に気をよくしたので,ここにもベン・ネヴィス蒸留所に行ってみようと思ったからだ。でも,今日はまったくハズレの日か? ベン・ネヴィス蒸留所はこの日休みだった。仕方なく,フォート・ウィリアムの街に戻り,ちょっとだけ街を散策してホテルに向かった。

2004夏 アイルランド・スコットランド・イギリス湖水地方の旅23(スコットランド・オーバンとフォート・ウィリアム編)

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2004/08/30 - 2004/09/21

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極楽蝶

極楽蝶さん

 今日からはレンタカーを借りてスコットランドを見て回る。最後は湖水地方からヒースローまで行く予定。約1週間強の日程だ。

 グラスゴーの空港で車を借りてインヴァレリーを目指す。この町は友人が以前に訪れたことがあり,町はずれにあるインヴァレリー城がとても素敵だと言っていたから,自分の目で見てみたいと思っていた。交通の便はあまり良くないと聞いていたので,レンタカーだったらそんなことは関係ない。
 グラスゴーはこの日朝からとても良い天気だった。来るに乗り始めて30分ぐらいは快晴で青空が眩しいぐらいだった。でも,インヴァレリーに近づくにつれて天気が悪くなってきた。城に着く頃には土砂降り。土砂降りと言ったって,生半可な雨ではなかった。ワイパーを強くしても前がよく見えない。その上,道路に落ちた雨が跳ね返り,道路の表面に白い幕を張ってしまい,道路の表面が見えないのだ。路肩に車を駐めて,雨脚が弱くなるのを待っている人もいる始末。僕はゆっくりと走りながら,何とか城には着いたが,あまりの雨で車から降りることができない。仕方なく,次の目的地オーバンに行くことにした。
 インヴァレリーを離れてすぐに雨は大分弱くなった。オーバンの町に着いたときには殆ど雨はあがっていた。オーバンの町に来たのは,ここからフェリー使いながらアイオーナ島に行くため。ここに残るキリスト教の遺跡を見たかったからだ。オーバンの港に行く。事前に調べたところでは11時頃にマル島に行く船が出る。しかし,ここでも!!! 悪天候ため,午後2時まで全て運休。これ以降も天候次第では運行できるか分からないという。ガックリ!!!

 今日行きたいところが2カ所ともダメ!? どこに行こうかとガイドブックを開いてみると,オーバンにはウィスキーの蒸留所がある。今日は寒いし,工場の見学ツアーだったら室内の上,ウィスキーも飲めれば体が温まる。一石二鳥。そう考えて,まずはオーバン蒸留所に行ってみた。
 蒸留所はほぼ町の真ん中にある。黒い石の石造りの建物ですぐに分かる。ビジター・センターで入場料を払い,次のツアーまで待つ。しばらくしてツアーガイドとして現れた男は背丈が190センチ以上もあるガッシリとした大男。入口でツアーでの注意などをちょっとだけ話して,すぐにツアー開始。参加者はたった5人。カナダ人とアメリカン人の夫婦と僕だけ。アイルランドでジェイムソン蒸留所でもブッシュミルズ蒸留所でも20〜30人のツアーだったので,意外だった。でも,名前は忘れたがこの大男,なかなかユーモアがあり笑顔か可愛らしい。結構な早口で,僕には聞き取れない部分もあったが,カナダとアメリカから来た夫婦には大受け。大体45分のツアーの場所場所で必ずひとつか二つは冗談を交えていたようだ。そして,ツアーの最後はテイスティング。これがこの後のスコットランドの観光地に影響を大きく与えてしまった。この大男のテイスティングの際の説明も上手なのだが,ウィスキーがとても美味しい。3種類の違うタイプのものを飲み比べたが,どれにも個性があって美味しいのだ。大男がそれぞれについて臭いや味,作り方,寝かし方の違いを話し,この男のやるとおりに飲む。最初はストレートで,次には少し水を加えて。水をちょっとだけ加えると臭いが変わり,味も変わる。実に不思議だった。こんな経験をし,これがきっかけでスコットランドのいくつかの蒸留所を訪れることになった。(日本に帰ってからもウィスキーの研究会にはいることになるとは? よく考えてみると灘の造り酒屋を回ったときにも美味しくて何軒も回って利き酒をしたな!)

 この日の宿はインヴァネスにとってあった。オーバンからインヴァネスに向かう途中。フォート・ウィリアムに寄った。オーバンでウィスキーの味に気をよくしたので,ここにもベン・ネヴィス蒸留所に行ってみようと思ったからだ。でも,今日はまったくハズレの日か? ベン・ネヴィス蒸留所はこの日休みだった。仕方なく,フォート・ウィリアムの街に戻り,ちょっとだけ街を散策してホテルに向かった。

  • オーバン港(1)【オーバン】<br /><br /> 雨があがったばかりのオーバン港。奥に見える大型船のさらに先にマル島に向かうフェリーの発着場があります。<br /> 今日は引き潮だったのか,底が見えてしまい,ヨットが底まで現れています。

    オーバン港(1)【オーバン】

     雨があがったばかりのオーバン港。奥に見える大型船のさらに先にマル島に向かうフェリーの発着場があります。
     今日は引き潮だったのか,底が見えてしまい,ヨットが底まで現れています。

  • オーバン港(2)【オーバン】<br /><br /> オーバン港から街を眺めた風景です。<br /> 画面の左端にオーバン蒸留所。その上にマッケイグズ・タワーが見えています。晴れていればマッケイグズ・タワーからの眺めはとても綺麗だと言うことです。

    オーバン港(2)【オーバン】

     オーバン港から街を眺めた風景です。
     画面の左端にオーバン蒸留所。その上にマッケイグズ・タワーが見えています。晴れていればマッケイグズ・タワーからの眺めはとても綺麗だと言うことです。

  • オーバン蒸留所(1)【オーバン】<br /><br /> 濃いグレーの石に縁取りは黒い石を使ったオーバン蒸留所の建物。重厚でとても印象に残る建物です。

    オーバン蒸留所(1)【オーバン】

     濃いグレーの石に縁取りは黒い石を使ったオーバン蒸留所の建物。重厚でとても印象に残る建物です。

  • オーバン蒸留所(2)【オーバン】<br /><br /> ここがオーバン蒸留所のビジター・センターの入口です。設立は1794年ですから,もう200年以上もウィスキーを作っているんですね。

    オーバン蒸留所(2)【オーバン】

     ここがオーバン蒸留所のビジター・センターの入口です。設立は1794年ですから,もう200年以上もウィスキーを作っているんですね。

  • フォート・ウィリアムの町のハイ・ストリート【フォート・ウィリアム】<br /><br /> フォート・ウィリアムに来て,また少し天候が悪くなりました。<br /> この写真はフォート・ウィリアムの街のメインストリート,ハイ・ストリートです。マフラーをしている人もいて,とても9月上旬とは思えません。

    フォート・ウィリアムの町のハイ・ストリート【フォート・ウィリアム】

     フォート・ウィリアムに来て,また少し天候が悪くなりました。
     この写真はフォート・ウィリアムの街のメインストリート,ハイ・ストリートです。マフラーをしている人もいて,とても9月上旬とは思えません。

  • スコットランド教会【フォート・ウィリアム】<br /><br /> ハイ・ストリートに面した公園ザ・パレードのなかにある教会,スコットランド教会です。

    スコットランド教会【フォート・ウィリアム】

     ハイ・ストリートに面した公園ザ・パレードのなかにある教会,スコットランド教会です。

  • 聖アンドリュー教会【フォート・ウィリアム】<br /><br /> この教会はハイ・ストリート沿いに建つ聖アンドリュー教会です。<br /> 入口の屋根付きの門が特徴です。

    聖アンドリュー教会【フォート・ウィリアム】

     この教会はハイ・ストリート沿いに建つ聖アンドリュー教会です。
     入口の屋根付きの門が特徴です。

  • フォート・ウィリアム城塞跡(1)【フォート・ウィリアム】<br /><br /> フォート・ウィリアム城塞跡です。<br /> フォート・ウィリアムからインヴァネスまで続く“Great Glen Way”の説明書がありました。

    フォート・ウィリアム城塞跡(1)【フォート・ウィリアム】

     フォート・ウィリアム城塞跡です。
     フォート・ウィリアムからインヴァネスまで続く“Great Glen Way”の説明書がありました。

  • フォート・ウィリアム城塞跡(2)【フォート・ウィリアム】<br /><br /> 城塞跡には石垣と土手以外は何も残されていません。

    フォート・ウィリアム城塞跡(2)【フォート・ウィリアム】

     城塞跡には石垣と土手以外は何も残されていません。

  • フォート・ウィリアム城塞跡(3)【フォート・ウィリアム】<br /><br /> 城塞跡の土手からリニー湖を眺めた風景です。

    フォート・ウィリアム城塞跡(3)【フォート・ウィリアム】

     城塞跡の土手からリニー湖を眺めた風景です。

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