2010/03/01 - 2010/03/01
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menhir(メンヒル)さん
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初日の最後はアードベッグ蒸留所で締めます。1日3ヶ所見学だけでもお腹一杯でしょう。
アードベッグはマーケティングとしては大成功している蒸留所ですが、リリースはとても少なく蒸留所としても非常に小規模です。
ラフロイグの後ではちょっと物足りなさが残るかもしれません
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アードベッグの夜明けの様子。東の空に太陽が登って来ました。アイラ島の東にある3つの蒸留所は朝日が似合う。ぜひ早朝に立ち寄りましょう。
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朝焼けに輝く巨大なロゴ。沖を走るフェリーからも分かる大きな字体です。
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蒸留所の中には沢山の不思議なものがあります。これはアードベッグのマスコット犬の置物。かわいいですよ。
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不要になった樽が無造作に置かれています。右がバーボン樽、左がシェリー樽。アードベッグは最近シェリー樽を沢山用いていますね。昔は9割以上がバーボン樽でした。雨さらしのシェリー樽があるくらいですから、相当の利用率のようです。
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撮影用の高台までは遊歩道が整備されています。しかし、足元はツルツルの岩だらけなのでご注意くださいね。
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この風景は日中の方が引き締まりますね。
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ビジターセンターは昔のキルン塔を活用しています。海側から美しい姿を眺められます。
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ビジターセンターに併設されたカフェ。とても良い雰囲気です。
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メニューもバラエティーに飛んでいます。昼食をここで済ませるのも得策ですよ。基本的にはこのエリアで食事を出来る場所はここしか有りません。
アイラ島の蒸留所でカフェなど飲食施設があるのは、アードベッグとボウモア、キルホーマンの3箇所です。 -
天井を見上げるとキルンの様子が良く分かります。天井は昔の佇まいを残しています。ビジターセンターへお立ち寄りの際はぜひ天井を見上げて下さい。
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アードベッグのビジターセンターはグッズが多くて大変な事になってます。財布の紐をしっかり締めておかないと、大変な事になりますよ。
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試飲も自由にできます。会員の申込みも行っています。
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本年度の会員限定リリースのウィスキー「ローラーコースター」。会員限定のモルトなのですが、蒸留所では普通に購入できました。
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「ローラーコースター」とは、ベースとなったカスクのアルコール度が年々上下を繰り返したため。まさにローラーコースターの迫力で迫ってきます。
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蒸留所見学の開始は昔のモルトサーバーから。ここは通り抜けるだけです。
アードベッグでは、既にフロアモルティングなどを行っておりません。専用業者が指定した仕様で納品しています。意外だなあ。 -
ミルマシーンはどの蒸留所も同じ物を使っています。アードベッグのこだわりは、赤いミルマシーンをオリーブ色にペインティングしている点。オリーブ色はアードベッグのブランドカラーです。
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糖化槽では、じっくり糖化が行われています。
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発酵槽では発酵終盤のモノを見学。
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既に仕込みにまわされている槽から若ビールを頂きます。アイラ島の蒸留所では大抵若ビールが試飲できます。
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ポットスチルはローワインとスピリットの1セットのみ。すっきり立ち上がった普通の形状をしています。
上手く溶接されていて一体成型のような美しさがあります。 -
アードベッグはスチーム方式で加熱しています。そのため、底面はすっきりしています。
そういえばスコットランドで直火蒸留を行っている蒸留所はほとんど有りません。日本でも余市ぐらいですね。直火は火力をコントロールするのが大変なので段々少なくなって来ました。 -
スピリットセーフが再留槽の上に鎮座しています
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普通の蒸留所のスピリットセーフは鍵部分の意匠が美しいのですが、アードベッグは妙に機能的、と言うより質素です。
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鍵などは妙に普通の南京錠だったりします。大丈夫?
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初留槽はフロアの下にあります。初留槽の上が作業場兼見学フロアになっています。素敵な作りです。
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壁際に初留槽の貯蔵量を調べる「計り棒」があります。この棒を引き上げて、濡れている高さを読みます。実にアナログですね。
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本年仕込まれたニューポット。これがウィスキーとして飲めるのは、最低でも10年後になります。
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フィリングステーションではシェリー樽への仕込みの真っ最中。樽の大きさに驚きです。
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見学を終えて試飲の時間です。「ルネッサンス」や「ブラスダ」リリース直後の「ローラーコースター」などが試飲できます。しかも無料です。素晴らしい。
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アードベッグ蒸留所は、特徴的な見所は無いですが、定番として見ておいて損はありません。
蒸留所よりビジターセンターがにぎやかで面白いですよ。
写真はエディンバラの有名な酒屋「ケイデンヘッド」にあったアードベッグ蒸留所の絵。アードベッグの荒々しさを良く表しています。
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