蒸留所 05 caoi lia蒸留所

2010/03/02 - 2010/03/02

アイラ島　２日目はカリラ蒸留所です。今回は都合により２日目はカリラ蒸留所しか巡れませんでしたが、通常のコースは

ボウモア（10:00）→ブナハーブン（13:00）→カリラ（15:00）
またはボウモア（10:00）→ブルイックラディック（13:00）→キルホーマン（15:00）と言う流れが無難なスケジュールです

一般的にはアイラ島滞在は２日間となっていますが、すべての蒸留所を制覇するとなると、やはり日賭けてゆっくり巡るのが妥当のようです。

エリア イギリス

北のフェリー乗り場ポートアスケイグの近くにカリラ蒸留所はあります。道にかわいい看板が出ています。

蒸留所の看板と向かいにある島「ジュラ島」。双子の山も今日はきれいです。

看板にはアザラシが描かれています。

ここから急な下りを駆け抜け海岸まで降りて行きます。まさに陸の孤島といった感じ。

くねくね道を下ってゆくと見慣れた光景が飛び込んできます。

鎮座しているポットスチルがガラス越しに見えます。

ジュラ島を臨む面にポットスチルが並びます。このような美しいディスプレーは日本では思いつかないだろうな。

東面を向いた断崖絶壁にある蒸留所なので、午後は全体的に陰って来ます。

干満の激しい場所です

昔使っていた天秤が、かわいくお出迎え。蒸留所にはいろいろな不思議なものや、古いものが沢山展示されています。宝探しのように見つけるのも面白いですよ。

ジュラ島との間の海峡はこの付近随一の潮の流れが速い場所。対岸のジュラ島まで小さなフェリが定期的に通っていますが、潮に流されてゆく様子が良く分かります。

絶対泳いでは渡れません。

海草がゆらゆらと漂う、美しい海峡です。

ビジターセンターはとても小さい。蒸留所見学者を受入れるためだけに作られたようです。

ビジターセンター前にはツアーなどの案内が丁寧に書かれていました。

ここにもアザラシが描かれています。この付近によくアザラシが現れるようです。

ビジターセンターの中にはいろいろなものが売られています。但し、ほとんどが前日のラガブーリンで見たモノばかりです。

ポートエレンは欲しいですよね。

蒸留所オリジナルのモルトもあります。

丁度良い配布サイズのセットもあります。が、驚きの価格ですね。

早速ツアー開始。本日のツアーも参加者は私一人でした。
発酵槽は木製の巨大なものでした。

まさに発酵中の様子。

当然頂きます。

ポットスチル部屋。奥のスチルは修繕中でした。

曲線が美しいスチル。但し、沸騰したヤカンと同じなので、触ると火傷します。

冷却装置は建物の中に有ります。この建物、夏は暑いだろうなあ。

スピットセーフも元気に稼働中。

ここからのジュラ島の眺めが素敵です。

ビジターセンターに戻って、限定モルトの試飲。カリラ独特の味わいを楽しみながら、次の施設へ移動します。