1972/10/11 - 1972/10/12
16234位(同エリア17113件中)
ソフィさん
1961年10月11日(水)
まさに小春日和。
空気が清澄で、快適で爽やかな一日だった。
空には、飛行機が煙の字を書いていた。
空の青さを際立たせようとする、心憎いばかりの演出。
夜I教授の送別会。
例によって、カルチエ・ラタンの中華料理。
送別会では、日本から来られた方から、パリの印象を伺うのが楽しい。
数日滞在した「パリション」日本人のパリ観は、二通りに大きく分かれる。
何を見てもひたすら感動の目で見る憧憬型と、「何だこんなにつまらないのか」と思われる冷笑型である。
両極端とも、実態を捕らえようとしていない。
是々非々の冷静な判断を失っていて、困ったものと思う。
もっと子供のような澄んだ目で異文化に接し、パリの文化的現実を客観視できないものだろうか。
その理由は、自分に対する自信喪失ではなかろうかと考える。
価値判断が大きく揺らいだ敗戦ショックから、まだしっかりと立ち直っていないのだろう。
1961年10月12日(木)
パリ北方20キロにある、ドーモンに行き、土質調査を視察する。
土質の研究は、かつてフランスが世界の最先端を行っていた。
戦時中から戦後にかけてアメリカが進み、日本もアメリカから多くを学んだが、フランスには独自の考え方が残っており、非常に興味深い。
しばらくスランプだったが、また方向が見えてきたようだ。
やはり、出来るかぎり欲張りにならなければ嘘だ。
精神面も仕事面も、貪欲に、積極的に新しいものを求めて、挑戦しむさぼり取ろう。
それが私の本来の姿と考える。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
パリ(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0