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1961年10月9日(月)<br /><br />サンラザールは、パリで最も乗降客の多い国鉄駅である。<br />毎日何十万人もの人が、パリ西北の郊外から通ってくる。<br />それだけに、活気があってとても楽しい。<br /><br />私は昼休みの時間、近所の街歩きをすることが好きだ。<br />昼休みは長いが、退屈しない。<br /><br />この辺りは、どちらかと言えば下町風情があり、歩き回っているとパリ市民の生き様が、そこはかとなく漂っている。<br />店は一般客を相手にしたものが並び、飾ってある商品は日常生活を支える日用品的なものが多く、ウィンドーショッピングが楽しい。<br /><br />特に「パッサージ」と呼ばれる狭い路地は、やや寂れた感じで、時間が止まったような雰囲気が良い。<br />もともと車が通れない、ビルの合間を縫った抜け道なのだが、前世紀にアーケードがかけられてその道を商店街化することが流行した。<br /><br />薄暗く、狭い道路を挟む商店は、前世紀がそのまま化石のように生き残っている感じで、何か珍しい掘り出し物でもないだろうかと、探検心をそそられる。<br />事実店主たちも老齢者が多く、並んでいる商品も昔の生活を思い出すものが多い。<br /><br />疲れているときには、サント・トリニテ寺院の前庭にあるベンチに座り、本を読んだり、ウトウトすることも出来る。<br />しかし外で寝ている人は余りいないので、昼寝は良い格好とは言えない。<br />

パリ 505 活気あるサンラザール界隈

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1972/10/09 - 1972/10/09

15537位(同エリア16417件中)

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ソフィ

ソフィさん

1961年10月9日(月)

サンラザールは、パリで最も乗降客の多い国鉄駅である。
毎日何十万人もの人が、パリ西北の郊外から通ってくる。
それだけに、活気があってとても楽しい。

私は昼休みの時間、近所の街歩きをすることが好きだ。
昼休みは長いが、退屈しない。

この辺りは、どちらかと言えば下町風情があり、歩き回っているとパリ市民の生き様が、そこはかとなく漂っている。
店は一般客を相手にしたものが並び、飾ってある商品は日常生活を支える日用品的なものが多く、ウィンドーショッピングが楽しい。

特に「パッサージ」と呼ばれる狭い路地は、やや寂れた感じで、時間が止まったような雰囲気が良い。
もともと車が通れない、ビルの合間を縫った抜け道なのだが、前世紀にアーケードがかけられてその道を商店街化することが流行した。

薄暗く、狭い道路を挟む商店は、前世紀がそのまま化石のように生き残っている感じで、何か珍しい掘り出し物でもないだろうかと、探検心をそそられる。
事実店主たちも老齢者が多く、並んでいる商品も昔の生活を思い出すものが多い。

疲れているときには、サント・トリニテ寺院の前庭にあるベンチに座り、本を読んだり、ウトウトすることも出来る。
しかし外で寝ている人は余りいないので、昼寝は良い格好とは言えない。

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