2005/08/14 - 2005/09/16
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ホットマン2世さん
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2005年8月19日
今度はバスで西に向かって、4時間半のところにあるアレッポに向かう。砂漠の平坦な道なので、バスはちゃんとガイドブックに書いてあるとおりの時間で着く。バスにはエアコンがあるとはいえ、かなり日中は暑くなる。特に太陽が当たる窓際に坐っていると、冷房が効いているのかなというくらいに暑くなる。
アレッポに着いたら、安宿街のバロン通りに向かう。ここにあるスピリングフラワーホステルはデリゾールのホテルのオーナーにも薦められたところだ。しかし、あいにく満室だった。しょうがないので、そのむかえにあるツーリストホテルに泊まることにした。ここは値段の分だけ部屋が良い。
荷物を置いて、再び、スピリングフラワーホステルに行く。そこには情報ノートが置いてあるからだ。そこで色々と情報を見ていると、日本人の、もろに旅人風の男2人が入ってきた。「こんちわ」と挨拶をし、旅の情報を交換し合う。彼らはなんとアフガニスタンを抜けてきたらしい。あんな危ないところをよくぞと感心してしまう反面、ちょっとあきれてしまう。イラクへは?と聞くと、さすがに彼らも行かないようで、安心する。これから南下して、エジプトに入って、アフリカの国を制覇に行くという。まあ体力と気力のある若いうちにアフリカなどを旅しておいたほうが良いだろう。
興味がでてきたので、今までどこを旅してきたのかと聞くと、船で中国に入って、カザク、ウズベク、トルクを経由して、アゼルバイジャンに入って、そこからアルメニア、グルジア、トルコと至って、ここに着いたらしい。アゼルバイジャンでキャビアをたらふく食べて、アルメニアには美人が多く、グルジアはワインが美味しいと聞くとなると、私の中でグツグツ!と煮物を弱火にかけているような感じで徐々に行ってみたいような気持が唸ってきた。でも、ガイドブックも持ってこなかったしなあと嘆くと、彼らも全然ガイドブックなどを持たずに旅をしていると言う。じゃあ、どうやって旅をしているのかというと、宿の情報ノートや他の旅人からガイドブックをコピーしたりして旅をしている。その方が荷物にもならないし、ましてこれから50カ国くらいを1年がかりで旅するのなら、それは余計な荷物になってしまうはずだ。
ちょっと飯でも食ってきますと言って、近くにどこかよさそうなレストランがないかと探して、中庭がレストランになっている素敵なところを見つけて、そこで食事をすることに。食べている間に私の決心は固まった。日数的にも2週間ほど余裕があったし、地図を見ると、シリア/トルコ国境からトルコ/グルジア国境までそんなに遠くなさそうだ。これだったら、1日で横断できそうだ。
もう一度、スピリングフラワーホステルに向かう。彼らにもう少し旅の詳細を聞くつもりだった。でも、彼らは持っていたガイドブックのコピーを誰かにあげたらしく、一言私にアドバイスをしてくれたのはまずグルジアのトビリシの駅前にある「ネリダリの家」を目指しなさいということだった。ここにいけば、情報ノートが置いてあるから、そこで情報を収集すれば、何とかなるでしょうということだった。ひとりの日本人にトルコのお金があまっていたので、両替してくれませんかと尋ねてきたので、お金を換えてあげた。
翌朝、また早く起きて、スークに行ってみた。かなり多きなスークで、キャラバンサライも中にある。ここで有名なアレッポ石鹸を買う。外は深緑色だが、中が黄色じみている。大きさは普通の石鹸の2倍で、これだったら一ヶ月はもちそうだ。そこからアレッポ城に出て、上から眺めるアレッポの町を堪能した。
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