1972/08/05 - 1972/08/05
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片瀬貴文さん
1961年8月5日(金)
スイスに行こうと決心した私は、至急旅装を調え、シテを出発。
メトロに乗って、リヨン駅に駆けつける。
幸い最終列車に間に合い、深夜とてひっそりしたパリ・リヨン駅から、0時5分発の、インターラーケン行急行に乗る。
興奮して、なかなか寝付かれない。
月が不気味に赤く、不吉な感じ。
列車が猛烈に揺れ、初めて外国の鉄道で長旅に出かける、私の不安を煽る。
時速140キロ程度だろうが、日本では考えられないほどの激しさだ。
同室は、スイスとアメリカの学生。
明ければ空には雲一点ない快晴。
緑溢れた牧場、がっしりした赤い屋根の家々、そして遠くに青く聳え立つ山々。
憧れのスイス風景は、今眼前に夢のように展開している。
朝食は、車内売りのサンドウィッチとコーヒー、5スイスフラン(450円)。
固くてあまり美味しいとは言えないが、これで我慢するより仕方がない。
スイスの鉄道は、幾つもの会社が、それぞれの線区を経営している。
国鉄に相当する連邦鉄道もあるが、運営線区はごく一部に限られている。
しかしこれらの鉄道は一体となって列車を走らせており、客から見れば不自然さを感じさせない。
インターラーケンは文字通り二つの湖に挟まれた、ユングフラウの登山口。
インターラーケン・エスト(東)駅で可愛い登山電車に乗り換える。
駅員は少なくとも英、独、仏の三ヶ国語は話せるらしい。
この駅で、外国観光客向きの半額割引券を買う。
ユングフラウ周遊券は、56スイスフラン(4,500円)と、高価。
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