2005/07/21 - 2005/08/22
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気楽トンボさん
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2005年夏の旅行も終盤に・・・
8月18日、南米ベネズエラのカラカスから、
マイアミ経由でアトランタに向かう。
最後までクレージーなベネズエラだった。
この日も飛行機は4時間遅れ。
さすがアメリカン航空!
朝食のクーポンを出してくれた。
マイアミの入国でも、指紋を採られ、
顔写真も撮られた。
本当にうんざりする。
午後8時のアトランタに到着。
夜でも町の中を歩いても危険を感じない。
宿泊はユースホステル。
旅も最後だしゆっくりとしたいと思い個室を予約しておいた。
ニューヨークとは違い、時間もゆったりと過ぎる。
アトランタは希望に向かってまっしぐらに突き進む情熱の息吹が根付いた町だった。
マーチン・ルター・キング牧師。ローザ・パークス女史。
マーガレット・ミッチェル。コカコーラを生み出した薬剤師。
大リーグのブレーブス・・・・
希望を持ち続ける事の偉大さを教えてくれたアトランタ。
「南部人の親切(Southern Hospitality)」と言う言葉がある。
町を歩いていても、疎外感を感じなかった。
そんな、アトランタが大好きになった。
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キング牧師の名演説が聞こえてくる。
「I have a dream!」
35才の若さでノーベル平和賞を受賞。
39才で凶弾に倒れるまでの彼の黒人解放運動や、
人生の様々なシーンが映し出されていた。
このミュージアムに訪れる人は、
殆どが黒人だった。
彼らにとって、キング牧師は「神」と言っても過言ではない・・・と思った。 -
黒人にしては、裕福な家庭に生まれたキング牧師。
39才の若さで亡くなった。
その棺が写真で見るような粗末な馬車で運ばれた。
でも、悲しむ人の数は凄かったとか!
反骨精神が感じられた。 -
写真を拡大してみてください。
瓶に入ったジェリービーンズは何個ですか?
テンキーで数を押します。
次にホワイト(白人)orカラー(黒人)のボタンを、
押します。
数が合っていてもカラーを押すとブーと!
数が間違っていてもホワイトを押すとピンポン!
私は黄色人種・・・どちらを押すか迷った。
白か黒かで人生が天と地ほど違う。
強い憤りを感じました。 -
マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師国立歴史地区にあるバプチスト教会。
芝生が美しい歴史地区でした。 -
フリーダムホールの前に人工池。
この中央に横たわるキング牧師のお墓です。
水は自由に流れていた。
キング牧師の心を表しているようだった。 -
ローザ・パークス女史。
バスの席も黒人と白人と中間席に分けられていた。
白人が乗って居なければ、中間席に黒人が座れる。
ローザは白人が乗ってきても、その席を立たなかった。
そのために訴えられ、拘置所に入った。
それが発端となって、黒人がバスに乗ることを、
止めるという、バス・ボイコット運動が起こった。
バスボイコット運動は1年続く。
その結果、黒人達が勝訴した。
信念のある強い女性・・・ -
ヒストリック・エベニザー・バプテスト教会の中。
彼が牧師として歩み始めた所です。
2005年に改装工事を終え、再オープンされました。
ここでも、力強いキング牧師の演説が流れていた。 -
キング牧師の生家。
12才になるまで暮らしていた家。
当時のまま復元されていた。 -
キング牧師の生家へはツアーでしか入れない。
ツアーは30分おきにある。
写真の彼が丁寧に説明をしてくれた。
厳格なお父様の目を盗んで、
大嫌いなピアノのレッスンをサボったり、
キッチンで隠れて物を食べるのが好きだったり、
2階の窓から飛び下りては遊んでいたとか・・・
キング牧師は悪戯好きな子供だったらしい。
ツアーに参加している人は殆どが黒人だった。
そんな説明を熱心に聞き質問をしていた。 -
「ルーツ」のクンタキンテ。
TVで観ました。
DVDが有ればもう一度観たいと思っています。 -
アトランタブレーブスの本拠地「Tuner Stadium」
夜の7時から試合が始まる。
試合のある日には、Five Points から、
マルタがシャトルバスを出している。
絶対、大リーグを観戦したかったので、
ちょっと奮発して,Terrace($32=¥3,700)と言う、
バックネット裏の席をゲットした。
ワクワク、ドキドキする〜〜〜!! -
今夜の試合は、
アトランタブレーブス対サンチャゴパドレス。
甲子園によく見にいった。
バックネット裏なんて、会社が年間契約しているので絶対座れない!
それだけでも感激だった。
大きなスクリーンに観客席が大写しになる。
みんな映ろうと目立つ応援や奇抜な格好をする。
自分が映ると歓声をあげて喜んでいた。
チェンジになると1塁側、3塁側にガードマンが立つ。 -
バッターが映し出される。
ブレーブスの選手が打つと、
ファンがトマホークチョップをする。
右手をハンマーの様に上げたり下げたりする。
空手チョップのようかな?
私も歓声をあげながらトマホークチョップをした。
凄く面白くて楽しかった。 -
チェンジの間には、
映し出された観客に指示がでる。
「力こぶを見せてください」
「腰を振ってください」
「キスをしてください」
指示に従うまで何度も何度も催促する。
それが可笑しくて、スタジアムが笑いの渦になる。
ゲームもあった。
アメリカの野球は観客を退屈させない。
パドレスの大塚は見れなかったけれど、
最高に楽しい夜だった。 -
「ワールド・オブ・コカ・コーラ」
世界各国の人たちに愛されているコカコーラの発祥地
がアトランタ。
1886年、この地の薬局で売り出されたとか。
未だコーラのレシピは超企業秘密だそうです。
アトランタNo.1の観光スポットです。 -
コーラの瓶詰めの装置。
時計の秒針より早く進むコーラの生産とか!
私が高校生の時(遙か昔?)、
アメリカの雑誌「セブンティーン」を、
本屋さんから届けて貰っていた。
その本の中の広告に「コーク」と書かれ、
変わった緑色の瓶に焦げ茶色した液体が入った写真が掲載されていた。
いつか飲みたいと・・・・・
ファッション、ヘヤースタイル、コーラと、
夢のある英語の雑誌だった。
酒屋さんに雑誌を持ってよく行った。
でも、初めて飲んだ時は薬みたいな味だ!と思い、
ちょっと夢が壊れた。
私にとっては、とても懐かしいコカコーラのパビリオンでした。 -
コカコーラの瓶の変遷。
左から右に新しくなっています。
なんと言っても、女性のナイスバディみたいな瓶が、
良い!! -
さて!何カ国のコーラを飲みましたか?
さて!各国のコーラの文字を何個見ましたか?
中国でみたコカコーラの文字が一番面白かった。
ちなみに、ペプシコーラは・・・
「百仕可楽」で〜す。間違っているかな? -
アメリカ4大ネットワークの1つ。
2000人以上の人が働いている大きな近代的な建物。
24時間、世界中のニュースを報道し続けるCNN。
ツアーはその内部を見学させてくれる。
天気予報のトリックや、
ニュース・アンカーマンの実演をさせてくれる。 -
CNNの建物の中は天井まで吹き抜け。
大きな地球儀があった。
世界中で起こった出来事が24時間入ってくる。
ニュースを読むスタジオが思ったより小さかった。
小さくても、大きな出来事を放映しているCNNだった。 -
CNNの1階のフロア。
カフェ「スタバ」や、
CNNのグッズを売るお店「ターナー」や、
アトランタ・ブレーブスのショップがあった。
明るくてゆったりした憩いの場所。 -
マーガレット・ミッチェルの復元された生家。
1925年から7年間で書き上げた長編小説。
「風と共に去りぬ」
生家の見学はガイドツアーで行われる。
フロントポーチを入ると、
彼女が住んでいた1号室がある。
こじんまりした部屋だった。
可愛い刺繍がされたテーブルクロスや、
死ぬまで愛したタイプライターが置いてあった。
それで世界代2位のベストセラー「風と共に去りぬ」を打ったのだと思うだけで感動する。
ちなみに・・・世界代1位のベストセラーは?
そ・れ・は!「聖書」だそうです。 -
アトランタのユース・ホステル。
南部の雰囲気があり、凄く良かった。
朝つきでプライベートルーム1部屋が$49.88
日本円では¥5,800だった。
冷蔵庫や洗濯機もあった。
[Atlanta International hostel]
マルタの「ノースアヴェニュー」下車。
フォックス劇場も近くにあった。
治安の良い静かな場所にある。
お薦めのホステルです。 -
お部屋は木造の白い壁と白いドア・・・
お部屋内のドアには、素敵なお花の飾りがあった。
飾り棚や机の調度品はすべて南部風。
感激しました。 -
大きなお部屋に大きなダブルベッドが!
右横にはシングルベッドもあった。
夏の旅も最後・・・
大の字になってぐっすり寝ました。
でも・・・ベッドの高さが高い!!
ヨイショ!とかけ声を?・・・・・・ -
お部屋の鏡もお洒落でしょう?
映っている人は誰でしょうね? -
お風呂で〜〜す。
床に猫足のついた湯船がポンと置いてありました。
昔のアメリカ映画でよく見るお風呂です。
カーテンがなんと2重になっていた。
中はビニールだけど、外側が綿レース。
上には中国のスワトーみたいなレースがかかり、
何とも優雅なカーテンでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- planetgingaさん 2005/10/11 23:56:42
- Geogia on my mind
- アーロンの姿、29インチのパソコンで写真を最大画面にして
確認できました。
顔は見えませんが、右中間のフェンスに44番の番号とその
打撃フォームで分かりました。
いい席で見られてますね、甲子園球場で言えば、ネット裏2階
席の通路付近、A内野指定席といったところですね。
それにしても大リーグの球場は広いですね、400フィートも
あり、日本の球場より40フィート(約13m)も広い。
王さんのホームラン記録も偉大ですが、球場の広さのハンディー
を考えると、ハンク・アーロンの756号のホームラン数も
決して負けていないと思います。
コカコーラの発祥の地がアトランタだったのですね、勉強に
なりました。
コーラは年に似合わず日頃よく飲むほうです。特にピザ、お好み焼き、
カレーライスとコーラを一緒に!
同年代の人はほとんど飲まないので、周りからは不思議がられ、
変人のように思われています。(^.^)
そんなことないですよね、若いと思いませんか?おじさんとコーラ
の組み合わせなんて。
- 気楽トンボさん からの返信 2005/10/12 00:53:56
- ◆planetgingaさん、ハンクアーロンも偉大!だね。
- 野球場の外にも、モニュメントがありましたが、
観戦に心が躍って、写真を撮るのを忘れました。
バックネットも小さくてびっくり!
アメリカは当日券もゲット出来るのでびっくりしました。
甲子園みたいにダフ屋は居なかったよ。
アメリカではダイエットコークを飲んでいました。
あまり、炭酸飲料は好きじゃないけど、
ガス入りの水は大好きです。
イタリアンとピッタリ!合う〜〜!!
-
- planetgingaさん 2005/10/10 23:15:01
- 風とともに旅をしてきた気楽トンボさん、すごいですね。
- アトランタの旅行記興味深く見させて
もらいました。
気楽トンボさん、意外とオーソドックスな感じ
の旅行スタイルですね。
写真からは、とてもバックパッカーをされてる人
とは想像できません。どこにでもいるごく普通の
主婦という感じがするので、とても驚きです。
アトランタといえば、やはりミッチェルの小説「風とともに
去りぬ」でしょうね、映画も素晴らしかったのですが、私は特に
サウンドトラックの、パーシーフェース管弦楽団が
演奏している「タラのテーマ」が好きです。
何か身も心も洗われ、映画の画面に吸い込まれていきそうな感じがします。
それからアトランタ・ブレーブスの世界のホームラン王
「ハンク・アーロン」の写真が見たかったのですが、ありませ
か?もしあったら見せてください。
- 気楽トンボさん からの返信 2005/10/10 23:56:15
- アメリカ南部の風を感じてきました。
- アトランタの旅行記を読んで頂きありがとうございました。
旅の形態はバックパッカーですが、
一応、何処に行っても、名所・旧跡は見物しますよ。
バックパッカーらしくないかな?
マーガレット・ミチェルの記念館では、
「風と共に去りぬ」の映画をTVで上映していました。
タラのテーマも流れていました。
この音楽を聴くと、南部の大地に吹く風を感じます。
「After all,tomorrow is another day.」
の言葉が大好きです。
44番のハンク・アーロンは外野のフェンスに、
掲げられていました。
野球場の写真を拡大してください。
外野フェンスの右です。
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