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 スイスではチューリヒのユースホステルに泊まりチューリヒ湖で日光浴して湖に入るが水が氷のように冷たくてすぐに水から出る。しかしスイス人は平気で泳いでいる。生活習慣はすごいものだと思った。ベルンでもユースホステルに泊まれ、国会議事堂、急流の川にかかる高い橋、など美しい街並みを見て歩いた。ユースホステルでツーン湖がきれいだから、是非行ったらいいという情報をもらい、ベルンからツーンまで汽車で行き、ツーン湖の観光船に乗る。なるほど情報通りエメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。水上スキーやヨットを楽しむ人達も見える。インターラーケンオストで下船し登山電車でグリンデルワルドに向かい、運よくユースホステルに泊まれた。グリンデルワルドのユースは眺めが抜群で正面にアイガー(3970m)が見える。登山電車が登って行く。山の中腹から上は険しい岩と雪で雲がかかっている。このユースには日本人が20人以上宿泊しており、ベランダの最前列を占領しアイガーと星を眺めながら話す。いくら見ても飽きない景色だ。また、このユースでは日本茶のサービスがあったのには驚いた。翌日は登山電車でユングフラウに登る。71フラン(6100円)だった。現在は120フラン(約1万円)とガイドブックにあるので、34年前としては随分高価な登山電車だった。だが、100年も前にアイガー(3970m)とメンヒ(4099m)の岩山を貫くトンネルの工事は並大抵なことではないだろう。トンネルの中の駅、アイガーバンドで降りると寒い。岩をくり貫いて作った窓の外には残雪がある。ユングフラウ・ヨッホでは天候に恵まれた。展望台でユングフラウ(4158m)の写真を撮り、氷河の方に出て雪の上を歩く。雪が氷になってつるつるすべる。氷の上で転んでしまいズボンがびしょぬれになったが、楽しかった。氷の彫刻で作った宮殿、自動車、シャンデリアのような飾りも上手にできていた。下りの電車では牛が鈴を付け、のんびりと反芻をするスイスらしい光景がみられ、「これぞスイス」と感激したものだった。2005年の4月に34年ぶり、2度目のスイス訪問ができ、懐かしい思いをした。<br /><br />(2005年4月の旅行記)雲に包まれたユングフラウ登山<br />http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10021731/<br />スイスでも桜が満開 首都ベルン<br />http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10021765/<br />(写真はグリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー)<br />

欧州バックパッカーの旅【9】 1971年のスイスのグリンデルワルド、ユングフラウ、ベルン

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1971/08/10 - 1971/09/20

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6

14

さすらいおじさん

さすらいおじさんさん

スイスではチューリヒのユースホステルに泊まりチューリヒ湖で日光浴して湖に入るが水が氷のように冷たくてすぐに水から出る。しかしスイス人は平気で泳いでいる。生活習慣はすごいものだと思った。ベルンでもユースホステルに泊まれ、国会議事堂、急流の川にかかる高い橋、など美しい街並みを見て歩いた。ユースホステルでツーン湖がきれいだから、是非行ったらいいという情報をもらい、ベルンからツーンまで汽車で行き、ツーン湖の観光船に乗る。なるほど情報通りエメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。水上スキーやヨットを楽しむ人達も見える。インターラーケンオストで下船し登山電車でグリンデルワルドに向かい、運よくユースホステルに泊まれた。グリンデルワルドのユースは眺めが抜群で正面にアイガー(3970m)が見える。登山電車が登って行く。山の中腹から上は険しい岩と雪で雲がかかっている。このユースには日本人が20人以上宿泊しており、ベランダの最前列を占領しアイガーと星を眺めながら話す。いくら見ても飽きない景色だ。また、このユースでは日本茶のサービスがあったのには驚いた。翌日は登山電車でユングフラウに登る。71フラン(6100円)だった。現在は120フラン(約1万円)とガイドブックにあるので、34年前としては随分高価な登山電車だった。だが、100年も前にアイガー(3970m)とメンヒ(4099m)の岩山を貫くトンネルの工事は並大抵なことではないだろう。トンネルの中の駅、アイガーバンドで降りると寒い。岩をくり貫いて作った窓の外には残雪がある。ユングフラウ・ヨッホでは天候に恵まれた。展望台でユングフラウ(4158m)の写真を撮り、氷河の方に出て雪の上を歩く。雪が氷になってつるつるすべる。氷の上で転んでしまいズボンがびしょぬれになったが、楽しかった。氷の彫刻で作った宮殿、自動車、シャンデリアのような飾りも上手にできていた。下りの電車では牛が鈴を付け、のんびりと反芻をするスイスらしい光景がみられ、「これぞスイス」と感激したものだった。2005年の4月に34年ぶり、2度目のスイス訪問ができ、懐かしい思いをした。

(2005年4月の旅行記)雲に包まれたユングフラウ登山
http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10021731/
スイスでも桜が満開 首都ベルン
http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10021765/
(写真はグリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー)

同行者
一人旅
一人あたり費用
100万円以上
交通手段
鉄道

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  • グリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー(3970m)。

    グリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー(3970m)。

  • グリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー(3970m)。

    グリンデルワルドのユースホステルから見るアイガー(3970m)。

  • グリンデルワルドから見るヴェッターホルン(3701m)。

    グリンデルワルドから見るヴェッターホルン(3701m)。

  • 登山電車から見るグリンデルワルドの街。

    登山電車から見るグリンデルワルドの街。

  • クライネ・シャイデックから見るユングフラウ(4158m)。

    クライネ・シャイデックから見るユングフラウ(4158m)。

  • トンネルの中の駅、アイガーバンドの岩をくり貫いて作った窓から見る光景。

    トンネルの中の駅、アイガーバンドの岩をくり貫いて作った窓から見る光景。

  • 登山電車の終着駅、ユングフラウ・ヨッホ(3454m)の光景。

    登山電車の終着駅、ユングフラウ・ヨッホ(3454m)の光景。

  • ツーン湖の観光船から見る光景。エメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。

    ツーン湖の観光船から見る光景。エメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。

  • ツーン湖の観光船から見る光景。エメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。

    ツーン湖の観光船から見る光景。エメラルド・グリーンの湖面に周辺の山々、木々の緑、滝などが映えて風景画のような美しさだ。

  • ツーン湖の観光船。水上スキーやヨットを楽しむ人達も見える。

    ツーン湖の観光船。水上スキーやヨットを楽しむ人達も見える。

  • ベルンの光景。

    ベルンの光景。

  • ベルンの光景。

    ベルンの光景。

  • ベルンの光景。

    ベルンの光景。

  • ベルンの光景。

    ベルンの光景。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • こざくらさん 2007/03/07 16:03:41
    はじめまして こざくらです。
    この度、ご訪問頂き有難うございます。

    夥しい旅行記、写真にビックリ仰天しました。
    あまりにも凄すぎて、言葉も無く・・・。
    気を取り直して、
    最初からお邪魔しました。
    つい最近、私も昔の写真をUPしましたが

    グリンデルワルトでのアイガーの勇姿が目に留まりました。
    嬉しくなって、見入ってしまいました。
    私は、11月に訪れ、吹雪でとうとう見れなかった、
    アイガーバンクからの景色、クライネシャディックからのユングフラウ。
    展望室からの、ユングフラウ。しっかり見せていただきました。
    何か、ほっとしました。見れなかったのは
    残念ですが、こうして、見せていただけるとは。
    嬉しいです。
    世界中を周られているのですね。
    それも、自由気ままに、旅の達人ですね。
    とても凡人には、そのスケールを計り知れません。
    これからも、お邪魔させていただきます。
    失礼します。

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2007/03/07 19:33:37
    RE: はじめまして こざくらです。
    こざくらさん

    旅行記をご覧いただきありがとうございます。
    旅の記録を残しているのですが、いつのまにか500冊を超えて、自分でもほとんど目を通さないほどになってしまいました。
    それでも行きたいところはきりがありません。
    情報としてお役にたてば嬉しいです。



  • kioさん 2005/07/11 22:58:16
    バッハラーさんのユースホステル・グリンデルワルド
    スイス編を拝見しました。
    欧州のユースホステルの中で、もっとも知られた名物管理人の居る
    グリンデルワルドのユースホステルに泊まられたのですね!
    自分は、このユースホステルに日本に居る頃から憧れていました。

    インターラーケンからバカ高い登山列車に乗って吹雪のグリンデルワルド
    へ辿り着いたのですが、インターラーケン傍のユースホステルに滞在して
    の日帰り観光だったのでユースホステルも観る事が出来ませんでしたが・・・

    このグリンデルワルドのユースホステルの管理人はバッハラーさんと云う
    あご髭を生やした爺様です。とんでもなく口煩い管理人ぶりで泊り客と云えども
    道に外れた事をすると叱り飛ばすという、謹厳実直ぶりです。
    さすらいおじさん氏はバッハラーさんの記憶があるでしょうか?
    1971年当時は存命で管理人をしていたはずです。

    何故泊まった事も無いのにこんな事を知っているのかと云うと
    1960年代の中頃に!このバッハラーさんの下で働いていた日本人パッカーの
    奮戦記を学生の頃、図書館で借りて読んだ事があったのです。
    とてつもなく面白く、後に私の欧州バックパッカーへ誘った書物の一つ
    になりました。

    ところが、つい最近、欧州の某ユースホステルで検索をかけていたら、
    1960年代のバックパッカーの旅を綴ったHPがヒットしたのです。
    それは神戸からフランス船でマルセイユに渡るという出だしで、
    読み進むうちにあまりの面白さとテンポの良さに止まらなくなるほどでした。
    更に読み進むとグリンデルワルドのユースホステルでバッハラーさんの
    元で働いていた事が事細かに載っていました。
    もしかしたら、自分が学生時代に読んだ書物の著者自身かと思い、
    彼の掲示板にその旨を書き込むと、その掲示板にしばらく経って
    管理人からレスがありました。

    まさに、この管理人こそが自分が20歳位の頃に読んで、
    欧州の風来坊旅行におおいに胸ときめかせた
    書物の著者自身だったのです。彼もとても驚いていました。
    若い頃の体験記を読んでくれた人が再び自分のHPを
    偶然にせよ訪れるという不思議さに・・
    ホントにネットって不思議な双方向の媒体だと改めて感じ入ってしまいます。


    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/07/12 00:22:00
    RE: バッハラーさんのユースホステル・グリンデルワルド
    kio さん グリンデルワルドをご覧いただきありがとうございます。

    ユースではバッハラーさんと日本人サポーターにお世話になったのでしょうが、ユースではどこも厳しくされていたので、バッハラーさんの記憶がありません。当時の日記を読み直してみると、「日本人が20数人もベランダ最前列を占領し、日本茶をごちそうになった、」とありますので、日本人には評判がよく、日本人が世話しておられたのだろうと思います。
    私は1970年発行、辻井重ただし氏(大阪ユースホステル協会評議員、海外旅行研究会代表)著の「ヨーロッパ ユースホステルの旅」というガイドブックを足がかりにユースを回りました。この本の情報は正確で大変役立ちました。海外旅行研究会にも参加させてもらい「ワールド」という機関紙で会員同士が情報交換していました。辻井さんには大変お世話になりましたが、消息は解りません。バッハラーさんのもとで働いた日本の方ならご存知かもしれませんが--- この程度の情報ですみません。
  • ☆くらら☆さん 2005/07/11 18:21:38
    今も変わらない・・・かな?
    さすらいおじさんさん

    30年近く前の旅行記なんてスゴイですね!
    毎日日記をつけられていたのですか?
    色々細かく書いてあってビックリしました。
    私も3年前にベルンやグリンデルワルトに行きました。
    自然ってやはり何年経っても変わらないのですね。
    ホテルから見たアイガーが、私の記憶と一緒でした。
    ちょっと感動したので書き込んでみました!

    さすらいおじさん

    さすらいおじさんさん からの返信 2005/07/11 21:18:40
    RE: 今も変わらない・・・かな?
    ☆くらら☆さん スイスをご覧いただきありがとうございます。

    >30年近く前の旅行記なんてスゴイですね!
    毎日日記をつけられていたのですか?
    色々細かく書いてあってビックリしました。
    私も3年前にベルンやグリンデルワルトに行きました。
    自然ってやはり何年経っても変わらないのですね。
    ホテルから見たアイガーが、私の記憶と一緒でした。
    ちょっと感動したので書き込んでみました!

    1971年は日記をつけていました。今旅行記を書くために日記と写真がどうしても一致しないものがあります。34年も前の旅ですからしかたないのですが、自分の人生記録として拙い写真、記録をUPさせていただいています。スイスの自然は34年前と変わっていませんね。スイスの人達が大切にされておられるのだと思います。変わらない自然を見るのは嬉しいですね。コメントいただきありがとうございます。

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