風待人さんのクチコミ(9ページ)全415件

世界遺産のひとつ大板山たたら製鉄跡を見学した帰り道に立ち寄りました。
佛光寺楼門は茅葺の高さ４ｍ足らずの高い楼門です。
礎石のうち4基には、見島氏の名のはいった墓石が使用されているとのことで、この見島氏とは長門の地頭、見島氏一族を指すのであろうと思われます。
楼門には狛犬や猿を彫ったと思われる装飾も残されていて年月を感じさせない趣は体験興味深いうえに神々しくもありました。

家族連れやカップルの方は浜崎地区や菊ヶ浜の海岸沿いで見る人が多いのでしょうが、もうそんな年でもないので自宅から徒歩３分、雁島別荘の前あたりの防波堤で花火を見ました。
ここも数年前までは人が多かったですが最近は年々人の数が少なくなりゆったりと見ることが出来るようになりました。
この場所から見ると萩城跡のある指月山に花火が上がっているように見えます。
午後８時くらいから始まり、午後９時までの間に７０００発の花火が上がる様は圧巻です。

父親が老人会の会長さんからおいしいので一度行ってみると言いと言われて手書きの地図まで貰ったとこでちゃんぽん好きの妻を連れて家族４人で美東サービスエリアに行きました。
萩小郡道路の無料区間の最終出口を降りて、田代台病院の前のＴ字路を左折後、美東の十文字交差点から小郡に向けて走ると進行方向の右手にサービスエリアが見えてきます。
右手にある食堂を過ぎてすぐに右に曲がる小路を折れて直進します。
手前の上に上がる道が上りのサービスエリア、それを過ぎて次の上に上がる道が下りのサービスエリアに繋がっています。
道が狭くて舗装も凸凹なので走行には注意を要します。
駐車スペースは狭く10台程度しか止められません。
フードコートはうどん、ちゃんぽん、丼ものの３コーナーに分かれています。
私たちは野菜たくさんちゃんぽん、８９０円也を注文しました。
野菜は具だくさんでちゃんぽんはあっさりしたスープに比較的細いちゃんぽん麺で食べやすかったです。

７月末の土曜日に行きました。
義母が亡くなったので息子と娘がそれぞれ東京と大阪から帰ってきました。
通夜は夕方からでしたので予約をして山口の無添くら寿司へ。
予約時間ぎりぎりでしたが何とか席に着くことが出来ました。
息子、娘、父母、私、妻の６人で行きましたが一人１５００円弱でお腹いっぱいになりました。
味はそれは一流店には適わないとは思いますが、安くたらふく食べられるので満足です。

7/19の日曜日に長門市仙崎の青海島シーサイドスクエアで開催されたＮ-1グランプリ２０１５に行って来ました。Ｎ-1は長門一の意味で長門市で一番おいしい料理を決めるというものでこの日はスイーツや肉料理、魚介料理、かまぼこ類などジャンルが違う料理が１６品目用意され味を競いました。
値段は最高で４００円、３００円～３５０円台が中心で最安値は１００円のものまであります。
量はやや少なめで２～３食、食べられるくらいの量です。
私は牛テールラーメン、仙崎イカのブラック丼、金太郎てんぷら、長州ぶち旨ぷりぷり玉ねぎ天、まぐろハンバーグ揚げの５品目を食べました。
これだけ食べても１１５０円とリースナブルなお値段でした。
３品目を食べてまたは買ってスタンプをシートに押してもらって１回投票が出来ます。
私はお土産用に長州黒かしわ卵プリンを買って計６個のスタンプを押してもらい２回投票しました。
さてグランプリはどうなったのでしょうか？

萩市内は石を投げれば史跡・旧跡に当ると言う程、史跡や旧跡が多い。
しかし、中には石碑があるのみで当時を偲ぶものが何も残されていないものが多い。
この前田孫右衛門旧宅跡も細い道路沿いの民家の前に石碑が建つのみで周りは現代の風景が立ち並ぶ。
そもそも前田孫右衛門とは誰だと思う方も多いであろうと推測する。
甲子殉難十一烈士（きのえねじゅんなんじゅういちれっし）の一人で江戸時代末期（幕末）の長州藩士と言われても余程歴史に詳しい方でないとわからないと思う。
では、何故そのような人物の旧宅に石碑があるのか？
甲子殉難十一烈士は、江戸幕府による第一次長州征伐に際し長州藩内の主導権を握った俗論党によって、萩の野山獄で処刑された長州藩士11人である。
つまりは極内輪の内戦と言うか小競り合いに近い蹴落とし合戦の敗者達である。
しかも、志がある萩藩の藩士たちであった。
儚くも残念な散り方をした彼らの死を悼みそこに彼らが生き、死んでいった証を後世に伝えるためにこれらの石碑のみの旧跡があるのではと思っている。

宮内省で赤坂離宮など宮廷建築に多く関わった建築家で、職務として県庁や博物館、宮内省の諸施設など36件の設計に関わった片山東熊の別邸跡が松陰神社の側道から吉田松陰誕生地に抜ける道の傍にあります。
今は当時の建物は無くその敷地には人家が建っています。
片山東熊は建築家として有名ですが、奇兵隊に馳せ参じ、戊辰戦争に従軍した幕末の志士でもありました。
青年期には何かを打ちこわし新しいものを構築しようとしたその精神が建築家への道筋を立てたのでしょうか。

吉田松陰門下生にして幕末の志士、入江九一と明治時代に２度の入閣、神奈川県令も歴任した野村靖の生家が萩市土原にあります。
老中・間部詮勝の暗殺計画を立てた吉田松陰の考えに呼応するも事が露見すると投獄されました。
兄、入江九一は松門四天王の一人に数えられるも禁門の変で自刃。
弟、野村靖は明治の時代を政治家として生き抜きました。
そんな兄弟の生家が周布政之助の旧宅の前にあるのは何かの因縁でしょうか。

奥平家長屋門を見学したついでに目と鼻の先にある周布政之助旧宅地を訪れました。
舌禍癖のある愚直な長州藩士、周布政之助は高杉晋作らが禁門の変や第一次長州征伐を挙行し、藩内では責任を問われ切腹により４２歳の生涯を閉じました。
当地には晩年の数年を過ごしたと言われているが今は石碑を残すのみである。

2000年から開園しているむつみ昆虫王国に久しぶりに行って来ました。
前回は２年前の８月に行きましたが、夏休みはやはり人出が多いです。
こちらの施設は昆虫に触れあうのが一番の目的で入園料らしいものはカブトムシが放たれているドームの入園料３００円以外は基本的にタダです。
近くにある自然園では自由に昆虫を捕ることが出来ますが、狭い森なので自然にいる昆虫だけでは事足らず、人為的に放した昆虫を採集してもらうため、平日は捕獲量が落ちるようです。
本当に昆虫王国を目指すなら山全体をフィールドにするくらいではないと間に合わないと思いました。

奥阿武宰判勘場跡は、県道１３号線を萩方面からむつみ地区を抜けてひまわりロードに向かう途中にあります。
割と看板がピンポイントで建っているのと県道から然程離れていないため見つけやすいです。
当時の建物は現存していませんが、当時の石垣と造成された台形状の土地がそこに昔、宰判勘場があったことを伺わせます。今は草に覆われた跡地に池の跡や井戸の跡があり、そこに正しく役所があり人の生活があったことを知らせてくれます。

穴観音古墳とは何かと思い、予備知識もないままに行きました。
県道１３号線より山側に少し入ったところにある小高い山の様な古墳で内部は石室になっています。
六世紀末から七世紀初頭に作られたとされていておよそ１４００年も前のものです。
この地を治めた有力者のものであるとの見方がされています。
石室の中には入れるそうですが私にはとても入ることが出来ませんでした。
実は内部の写真を撮ったのですが無数のオーヴに阻まれてまともに撮影できませんでした。
神秘的と言うかそら恐ろしい遺跡であると思いました。

萩博物館の駐車場に車を停めて徒歩で萩城城下町を散策しました。
菊屋横町のなまこ壁に象徴される江戸時代から続く街並みは時代を越えて過去へと誘ってくれます。
維新の志士たちが闊歩していた姿が思い浮かぶようです。
菊屋家住宅や旧久保田家住宅に代表される商家と高杉晋作旧宅や木戸孝允旧宅に代表される抜け屋敷が混在していて中々興味深いです。

萩市の堀内地区は伝統的建造物群保存地区に指定されていて江戸時代からの建造物が当時のままの姿で残っています。
ある意味、石を投げれば史跡や歴史的建造物に当るくらいの勢いです。
萩城のお膝元で、萩城に近い程、長州藩の重鎮が住んでいたとされます。
今も夏ミカンが覗く土塀や白壁が連なっていて江戸時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。

青木周弼旧宅を訪れて見ました。
青木周弼は、周防国大島郡和田村の村医青木玄棟の長子で蘭方医、医学校の好生館設立に尽力した他、弟の研藏とともに藩内に種痘をし、コレラ治療に貢献しました。
その青木周弼が生まれ育った旧宅地は平成25年6月30日から平成28年3月（予定）まで、保存修理を行うため公開休止ということで工事中のカバーが掛けられた建物の外観しか見れませんでした。もう２年も先にならないと見れないとは実に残念でした。

旧梨羽家書院は門の中に建物があるのですが生憎門戸が閉まっていたので塀の外からしか見ることが出来ませんでした。
萩の史跡や旧跡には門や外観が残っているものは多いのですが、建物自体が残っているものが非常に少ないです。
この旧梨羽家書院はそう言う意味では貴重な建物といえるでしょう。
今度機会があったら是非中を覗いてみたいと思いました。

旧祖式家長屋は、建物の保存状態が良くてとても江戸時代の建物とは思えません。
しかも廻りの建物も景観を損ねていないので実に自然に存在していてまるで現代の建物のようです。
木造平屋建てのオーソドックスな長屋ですが、建物の作りがしっかりしていて古さを感じさせません。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分にしてくれます。

山田亦介はあの吉田松陰に多大な影響を与えた兵学者です。
村田清風の甥で長沼流の兵学者であるだけでなく、西洋陣法や海防兵制などにも通じる人物で、世界情勢についての知識も豊富であったと言われています。
吉田松陰が海外に目を向けるきっかけになった人物です。
しかし、その最後は長州藩内の主導権を握った俗論党によって、萩の野山獄にて57歳で処刑されるという悲しいものでした。
山田亦介旧宅地 には彼の功績を讃えて石碑が建っていますが本来の旧宅地は石碑より東側に150ｍ程度行ったところなのだそうです。

曽祢荒助をどう読むのか、また彼が何をした人なのか曽祢荒助旧宅地跡の石碑を見るまでは知りませんでした。
萩市にはあまりに明治時代の旧跡が多く、また偉人も多く輩出しているためよほど大きな手柄をたてるか事件を起こさなければ中々取り上げてもらえません。
曽祢荒助はそねあらすけと言い、司法大臣、農商務大臣、大蔵大臣を歴任、更には第2代韓国統監として韓国併合を進めた人物です。
外交・内政・財政さらには韓国問題まで幅広くこなした万能政治家でしたが、ツワモノ揃いの長州藩にあっては器用貧乏と揶揄されて必ずしも評価は高くは無いようです。
曽祢荒助旧宅地跡は現在は石碑が残るのみで当時を偲ぶものは何も残っていないのが寂しく感じました。

こちらの土塀は山口市の問田に領地を持っていたことから問田益田氏と呼ばれた永代家老益田家の分家筋にあたる問田益田氏旧宅の土塀です。下部の石垣と上部の塗り壁に分かれ、石垣部分は高さ約1.45ｍ、幅0.8ｍの本瓦葺き。延長231.7mにわたる土塀は、萩市内に現存する土塀のなかで最長と言われています。
堀内地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて比較的保存状態の良い土塀が残されていますが、こちら程長い土塀はありません。