harumaさんのクチコミ全8件

フロントスタッフに女性が多く、明るく気軽な雰囲気です。
盛岡駅の目の前で、同じビルには美味しいジャジャ麺のお店などもあり、飲食の不便はありません。
部屋は標準的なビジネスホテル風ですが、清潔感はありました。
朝はパン・スープ・ゆで卵・飲みものの軽食です。卵が半熟で美味しかったです。
１つだけ難点は駐車場が無い事です。近所にコインパーキングが沢山あるので停められないことはまず無いですが、最安でも19時-7時で800円位はかかることを覚悟する必要があります。駅前の利便を考えると電車旅行の人にお勧めです。

古い建物に増築改装を重ねたという、細長い廊下に面して各部屋の障子が並ぶ昔ながらの温泉場スタイル。
部屋の中に板張りの部分があり、懐かしい一口コンロとワンコイン10分のガス自販機。つまり自室で煮炊きOKなんだけど、水場は無い。他に冷蔵庫と食器棚と吊り棚があります。
クーラーは無く、暑ければ扇風機を400円で借ります。障子には昔ながらのネジ鍵が付いていますが、内側からしかかけられないから部屋に居ない時は無防備です。でもあの場ではプライバシーを気にする方が変な感じがして、結局障子を開け放したままゴロゴロしてました。
畳の床は傾いてるし壁はもちろん薄いしダメな人はダメかもしれませんが、古いものが好きな人や、迷惑かけず干渉せずの共同体ムードに順応できる人には素晴らしく居心地がいいです。隣の部屋の１人旅男性は朝から晩まで浴衣姿で寝そべって本を読んでました。そういう人向き。
館内の掃除は丁寧にされていて清潔でした。

音がよく聞こえるので子供連れや夜遅くまで騒ぎたい人には向いていません。テレビの音量もすごく小さくしないと迷惑だし、そもそも10〜11時には大方の人は寝ていました。

お風呂はアルカリ単純泉で、川沿いの露天、レトロな内湯、別館の眺めの良い大きなお風呂や木造風呂も利用できます。どれもお湯・設えの風情共に最高でした。華美ではなく自然と溶け込むような落ち着いた美しさで、宿の方の工夫と努力があってこそだと思いました。
ただ、私が行った時は内湯に地元のお婆さんが1人、湯船の縁に座ってタオルの洗濯や体を洗っており、湯船から直接お湯を汲んでバシャバシャ体の泡を流していました。その泡がまた湯船に戻っていて、せっかくの源泉掛け流しが不潔な感じがして、私はお湯に入れませんでした。その方は温泉で産まれ育って毎日来ているそうで習慣が変わる事はなさそうですが…いくら宿の方が清潔に努めてもこれでは台無しだなと、それだけが残念でした。慣れた地元の人も、我々旅のよそ者も、公共マナーは大切にしなくてはいけませんね。

炊事場には食器・調理具と食器洗剤はありますが布巾が無いです。これが意外と不便なので自炊する人はご注意を。ガスは自販機でした。調味料等は売店に売っています。
自炊しなくても、食堂があるので大丈夫です。食堂の板前さんは料理が上手で美味しかったです。料理はお皿ごと部屋へ持って行く事もでき、部屋へ出前もしてくれます。これは今どき滅多に無い事だと思います。

宿のスタッフは朗らかで働き者の印象。夜は警備員さんが廊下を巡回してくれるし、勝手気ままで不用心なようでいて不思議と安心感のある宿でした。古くても全体の印象は明るく好感が持てました。
またのんびり連泊してゆったりとした時間を楽しみたいです。

発酵バターで有名な山中牧場。バターは札幌駅の土産店でも同じものが買えますが、絞り立て牛乳と作りたてソフトクリームは余市の牧場に行かないと食べられません。
工場兼販売所の裏には牛舎があり、お乳を出してくれた牛さん達と顔を見合わせながら「おいしいよー」「ありがとー」といいながら頂くソフトは格別です。
北海道の牧場ソフトにもいろいろタイプがあるようですが、ここのは自然な甘みのジェラート風さっぱり系で、私好みでもありとても美味しかったです。そして！牛乳の美味しいこと！濃さとコクに感動しました。
牛乳は大瓶・小瓶があり、瓶の形やオリジナルラベルがお洒落で、飲んだ後もミルクピッチャや一輪挿しにして思い出と共に楽しんでいます。

神威岬の根本にある、ウニ丼が食べられる食堂です。
ガイドブックにいくつか紹介されている店のうち、ここに行きました。
神威岬の散歩の後は、岬の駐車場にある休憩所もいいですが、少しだけ離れたこちらで本格名物丼をお勧めします。
気さくで庶民的な普通の食堂で、ウニ丼定食も特に飾るわけではないですが、やっぱりとにかくウニが美味しいです。新鮮なだけあって丼一杯でもくどくなく、卵掛けご飯？みたいなトロトロ感でした。
北海道在住の友人に言わせると「値段が高い」そうですが、積丹半島で観光客向けの店はどこもほぼ同じ値段です。写真のイカ刺しと地元ラベル日本酒を合わせて４千円でした。半島を一周する唯一の道路沿いにあって便利なので、ドライブの思い出に立寄るにはいいと思います。
ウニが旬の時期の土日は道路が渋滞するそうなので、その点は注意して情報収集した方がいいと思います。

店内は明るく、庶民的な感じの店です。
精進料理が看板みたいですが、連れがどうしてもお寿司が食べたいというので頼んだところ、見た目はかなり煙たいけど味は意外にも美味しくてびっくり。関西なのに江戸前にぎりを出すところも不思議ですが、山深い、しかもお坊さんだらけの高野山でスズキのお刺身を美味しく食べられるということに驚きました。お酒も出しています。
周りを見回すとやはり人気は精進会席と胡麻豆腐で、店内の売店には持ち帰り用胡麻豆腐もありました。

余談ですが高野山では食事のできる店が意外と少なく、お昼時にはどこも満員になるのでタイミングをずらす等の工夫が必要でした。

自炊の宿。の割には小綺麗で料金設定も少し高めなので、本気の湯治宿というより合宿施設の雰囲気かもしれません。
立寄り湯もやっているので玄関ロビーは銭湯のような靴ロッカー仕様です。

田沢湖から乳頭温泉へ行く道の途中にあり、山中に何軒かの旅館が集まっています。
部屋はこざっぱりした広めの和室で、窓からは遠く田沢湖が見えます。（が、その手前に温泉郷の看板がライトアップされるので景観的には？？？）

クーラーが無い事がよくクチコミの話題になりますが、標高の高い避暑地ですから、扇風機で十分です。８月猛暑の最中に行きましたが、温泉の後窓を開けて自然の風に吹かれながら畳に寝転ぶのが最高でした。

自炊設備は綺麗でひととおり鍋食器も揃っています。部屋番号のついた炊飯器もあります。が…なんだろう、やっぱり調理器具の種類が少ないせいかなぁ、本格的に料理しようという気にはあまりなりません。カレーとか、そういうキャンプ料理なら問題なく作れます。
洗剤スポンジはありますが、調味料類は全くないので注意が必要です、また台ふきんはあっても食器ふきんはないです。無料の水・お茶サーバーがあります。
スーパーコンビニ等は周囲に無いので、宿に来る前に田沢湖の手前で食材調達をしておく必要があります。
宿の売店にもレトルトきりたんぽとか乾物缶詰とかありますが、生モノはないので。

でも、隣の旅館にはレストランがあって、出前をとったりできるみたいです。自炊設備がとても空いていたので、他の泊まり客は出前利用の人が多かったのかもしれません。

肝心のお風呂は、内湯・露天ともに熱めとぬるめの浴槽があり、乳頭温泉のお湯によく似た乳白色の湯です。夜遅くまで入れますが、時間によっては照明が消えたりするのでちょっとスリリングです。露天風呂の水深が１mもあります。源泉が高温らしく、朝はまだ熱すぎるので入浴禁止の浴槽がありました。いいお湯でした。

お風呂は立派で雰囲気があり、何よりお湯が凄く良かったです。この後有名な乳糖温泉や玉川温泉にも行ったのですが、私はゆぽぽのお湯が一番好きでした。茶色っぽく濁る硫黄泉で朝までぽかぽか暖まる感じです。

食事は炉端焼きの店風の食事処で。実際宿泊しないで宴会だけしているグループもあるようで、酒所らしくどの人も明るく延々と飲んでいるような雰囲気でした。
有名な文化運動の活動家が主催する劇団が運営しているそうで、隣に劇場もあり毎日ミュージカルを上演しています。

普段は１泊２食で１万円超えるそうです。私は格安プランで半額で利用したので満足でしたが、１万円超で再利用するかというと…高級感という点では微妙かな。
でも、働いている人が皆なんらかの地元の文化活動に関わっているのかと思うと、エールを送りたい気持ちになりました。

JR奈良駅のすぐ近くで便利！安い！（ルームチャージ制で２名１室だと１人あたり3,490円）
でもこの値段だとかなり酷いのかな…と覚悟して行ったのですが、部屋は意外にも広めでベッドの脇に３畳ほどのスペースがあり、荷物を広げることもできます。清潔感もありました。フロントの人も愛想よく親切で、チェックアウトの日は特別に夕方の列車の時間まで荷物も預かってくれました。
ただ、10時から3時までは表玄関もロックされてしまうので、早目に着いても道路で待っていなくてはなりません。連泊しても毎日10時には外出しなくてはならない、というところが難点です。
朝食として菓子パンとコーヒーが飲み放題で、急ぐ旅にはこれで十分。贅沢言わずに他の目的の為に宿泊するならおすすめです。