h1623mさんのクチコミ(7ページ)全620件

六郷川鉄橋を渡り終えた左手にある蒸気機関車です。
名古屋鉄道尾西線の前身にあたる明治29年設立の尾西鉄道が開業にあたり、翌30年に米国ブルックス社から購入した蒸気機関車です。
六郷川鉄橋に線路があるので、なんとか動いている姿を観てみたいと思うのは私だけでしょうか？

宇治山田郵便局舎とブラジル移民住宅を結ぶ赤い橋です。
明治10年に日本初の複線用鉄橋として完成した橋で、橋に付いているプレートに「1875年英国リバプール・ハミルトンズ・ウインザー・アイアンワークス社で製作」と銘打ちされていました。
鉄橋からの入鹿池の眺めもなかなかのもんです。

明治村の中で、機械マニア向けのスポットかと思います。
世界遺産となった富岡製糸場で使用されていた蒸気機関をはじめ、国指定重要文化財の超横長のリング精紡機・菊花御紋章付平削盤をはじめとして、紡績に関する機械がこれでもかってくらい展示されています。
子供たちはあまり関心を示さなかったですね。女の子だししょうがないか。

宇治山田郵便局舎の道向かい左手のイギリス積煉瓦の建物です。
左手前に汐留火力発電所煙突基礎がありますが、家内も子供たちもそっちのけですぐさまお目当ての硝子ショップへ直行。
私も店内の商品を観ましたが、女性が病みつきになる理由が分かるような気がします。
メルヘンの世界を少しずつ家庭に取り入れる、そんなスポットかなと思います。

国指定重要文化財の宇治山田郵便局舎内ですが、
?はあとふるレター
?明治以降現代までの郵便箱及びポストの展示
があります。
?は10年後の同月に指定した宛先に手紙が届くサービスで、子供たちに書かせました。
届く頃には長女が22歳、次女が19歳と年頃になってます。
?は右から左へ古い郵便箱から新しい郵便ポストの展示がなされています。
子供たちは?にはあまり興味を示さなかったですね。スマホ・タブレット・パソコンの時代に生きているから仕方ないか…。

石川啄木ゆかりの本郷喜之床から南東へ少し進んだところにあります。
国重要文化財に指定されているだけあり、建築外観・内観ともに見どころ満載。
帝国ホテル中央玄関・聖ザビエル天主堂と同じくらい記念撮影をされる家族連れ・カップルが多かったです。

小泉八雲避暑の家（駄菓子屋）の左隣にある建築物です。
休憩場所と喫煙コーナーが建屋前に設置されているので、全景をおさめるのは閉村間際の時間帯しか無理でした。
若くして夭折した石川啄木が母・妻・息子と2年間過ごしたのが新井理髪店の2階だったそうです。中学生の頃に読んだ「一握の砂」は今でも忘れません。子供たちに伝えていきたいと思います。

半田東湯・呉服座（くれはざ）の左隣にある小泉八雲避暑の家ですが、子供たちにとっちゃ駄菓子屋さんにしか映らないでしょうね。駄菓子屋の奥に避暑の部屋と小説「怪談」で著名な小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の等身大パネルがあるのですが、誰も気に留めることなくお菓子選びに夢中…。まぁそれもまた良し。そのうち分かるさ。

半田東湯の左隣にある国指定重要文化財の建築物です。
歌舞伎・漫才・浪曲・落語など様々なものが演じられた劇場ですが、尾崎行雄・幸徳秋水が演説に使用したそうです。
館内には枡席と桟敷の客席と舞台があり、往時がしのばれます。
入口には呉服座の舞台に立った有名俳優のパネルが展示されていました。

明治村5丁目をぐるっと一巡する頃には、子供たちもだいぶへばってきます。
そんな時、4丁目北西角にある半田東湯さんの足湯が効きますね。
今ではすっかりみかけなくなった昔ながらの銭湯のたたずまいを観させていただけるありがたいスポットです。ホテル・図書館・銀行・牢獄・法廷・派出所と5丁目はお堅い建築物が続いただけに、高田小熊写真館同様ほっとするスポットではないでしょうか。

明治村5丁目南東にある大きな教会です。
外観もさることながら、堂内も見どころ満載です。
薔薇窓・ステンドグラス・十字架・ウェディングドレス＆タキシード・銅板の聖画・パイプオルガン・説教壇・リブヴォールト天井…あげたらきりがないくらいです。
家内と子供たちはめちゃめちゃ嬉しそうでした。

明治村5丁目南西の高台にある建築物です。
半田蔵のある町・岡崎八丁蔵通りを彷彿とさせる景観に家内と私は大喜び。
蔵内展示として明治42年宮内省製の儀装車がありました。
常設展示は半田の國盛酒の文化館によく似た内容でしたので、新鮮味はあまり感じられませんでした。

派出所・監獄・裁判所とお堅い建築物が続き、明るい色彩の可愛らしい建築を観た時は、
家内と子供たちは嬉しそうでしたし、正直私もホッとしました。
建物は2階建てで、玄関部とスタジオ部の2つに分かれています。最初「太陽光発電か？」と思った屋根の光はガラス張りに陽光が射し込んでいたんですね。照明器具が手薄な時代にいかにして自然の採光を取り入れるか、そのためのガラス張りだったわけです。
2階の写場（スタジオ）にはレトロな写真機とバックがあり、記念に1枚撮って頂きましたが、今とは違う雰囲気の良い写真でした。

金沢監獄中央看守所・監房の真裏にある建築物です。
横長でみると入母屋造桟瓦葺二重屋根の大型仏閣の本堂みたいな印象を受けました。
建物内部に法廷の再現展示があり、弁護士・検事・裁判官の制服が見どころのひとつかと思います。

どうも明治村5丁目は監獄関連の建築物が多いみたいですね。
前橋監獄も金沢監獄のように放射状の監獄だったそうです。ここの見どころは「越屋根」と獄内の小屋組かと思います。
歴史を知らない子供たちにとってはただの牢屋じゃん、って感じでしょうね。まぁそれもまたよし。そのうちわかるようになるさ。

天童眼鏡橋を北から南へ進むと金沢監獄正門手前左手にあります。
小那沙美島は広島県の瀬戸内海に浮かぶ厳島の東にある小島で、現在は絵の島と呼ばれています。
日清・日露戦争の軍事上の重要拠点が広島に置かれたこともあり、日露戦争開戦前に急ピッチで設置されたそうです。
歴史を知るきっかけとしては意味がある燈台ですが、見どころというほどのものではないかな、と正直なところ思います。

内閣文庫・川崎銀行本店・大明寺聖パウロ大聖堂を観終わって、天童眼鏡橋を渡った先にある城門のような煉瓦壁の門が金沢監獄の正門です。
中央部が主門と左右の鉄格子付脇門、左右両翼が2階建ての看視塔という構造になっています。明治村村営バスが監獄正門を通過するのをみると、「出所してきたんだぜ」って意地悪を言ったら子供たちに睨まれました…。

内閣文庫から隅田川新大橋を経てこの橋を渡り、金沢監獄正門をぬけてお目当ての聖ザビエル天主堂に向かわれる方が多いと思われます。この何気なくわたっている石橋が国登録文化財とは私もつい最近まで知りませんでした。
高欄・袖高欄は山形県の山寺石という硬めの砂岩が使われているそうです。

東京駅警備巡査派出所のすぐ近くにある八角平面木造平屋建の建築物が中央看守所で、国指定登録有形文化財です。看守所を入ると真ん中に網走監獄で使われていた看視室があり、リアルな看守の等身大像があります。元々監房は5方放射式でしたが、明治村では1方向のみ移築されています。監房にもリアルな囚人像があり、また独房に入ることができるので、子供たちに「日頃親の言うことをきかない罰だ」と言って無理やり入れさせます。

帝国ホテル中央玄関南東の建築物群の一角にあります。
大正3年に東京駅丸の内側南口駅前広場に、壮大な駅舎の竣工にあわせて建てられたそうです。東京駅本屋との調和を図ったデザインが施されています。正面の軒上の半円形ペディメント、腰壁の帯状の白色化粧煉瓦が見どころです。
所内には往時の東京駅と東京駅警備巡査派出所の位置関係を指し示すパネルが展示されていました。