h1623mさんのクチコミ(14ページ)全620件

長谷寺へ向かう門前町の道中右手にある西国三十三所番外札所のお寺です。
境内はこじんまりとしており、本瓦葺の山門をぬけると本尊徳道上人像が安置されている本堂と、本堂左手奥に十三重石塔のある徳道上人廟がありました。
その御廟の裏手の初瀬川の渓流の景観も見逃せません。

「花の御寺」長谷寺の牡丹まつりは、150種・7,000株以上の牡丹が中登廊両脇を中心に咲き誇る素晴らしいイベントです。
しかし私が拝観に訪れたゴールデンウィーク明けの平日は満開時期を過ぎており、わずかに咲いている程度になっていました。
長谷寺の牡丹をどうしても観たい！って方は5月1日前後に照準を定めて訪れるとよいかもしれません。最近亜熱帯化が進んでいるので、もう少し早いかもしれませんが…。
まぁ、私は地元知立市の慈眼寺さんの牡丹まつり（クチコミ済）で満足しています。
老後に家内と行けたら行こうかな、と思っています。

五重塔でも法隆寺・興福寺と違って鮮紅色が際立つ長谷寺の五重塔は、太平洋戦争後の昭和29年に戦争殉難者及び壇信徒慰霊と世界平和を祈願して建立されたものです。
タイトルに記したとおり、鑑賞の楽しみ方はこの2つでしょう。私が訪れたのは5月の新緑の時期でしたので、青もみじの眩しい緑と鮮紅色の五重塔のコントラストがとても美しかったのを今でも鮮明に覚えています。

談山神社参拝後に向かった西国三十三所8番札所の名刹中の名刹です。
境内は国宝本堂をはじめ、国重要文化財建築物のオンパレードです。
中登廊両脇の牡丹、本堂舞台からのパノラマ景観は見事としか言いようがありません。
清水寺の雰囲気を感じつつ、でもここは京都ではなく大和なんだ、と思うとロマンを感ぜずにはいられません。

中大兄皇子（後の天智天皇）と中臣鎌足が大化の改新の談合を多武峰で行ったことから「談らい山（かたらい山）」と呼ばれ、今の社名に至っています。
初めて訪れましたが、神社というよりは仏閣の雰囲気がものすごくするスポットでした。
というのも元々は中臣鎌足のお墓を移したお寺だったそうです。
境内は青もみじに包まれた諸殿が美しく、谷汲山華厳寺のような雰囲気の神社でした。
国重要文化財が十三重塔・本殿・権殿・拝殿・東西透廊・楼門・東西宝庫・神廟拝所・閼伽井屋・末社惣杜本殿＆拝殿・末社比叡神社本殿・そして少し離れた所にある摩尼輪塔と仏閣建築鑑賞を愛好する者にとってはたまらないスポットです。
紅葉期は谷汲山同様、素晴らしい景観になるのでしょうね。

先の甘橿丘のクチコミ内容と同じです。
畝傍山…麓に神武天皇陵・橿原神宮があります。橿原神宮の境内からの眺めは美しかったです。
耳成山＆天香久山…藤原京跡からの眺めが美しかったです。
データを紛失してしまったので、甘橿丘からの眺めの写真を掲載します。

葛城市の当麻寺拝観後に大和三山を観るために向かいました。
新緑の生い茂る丸太の階段を登った先に見晴しの良い展望台があります。
■西方は畝傍山とその背後の葛城・金剛山系の眺めが良かったです。拝観してきた当麻寺付近の二上山も見えて感慨もひとしお。
■北方は飛鳥川の流れ・藤原京跡・耳成山・天香久山の眺めが良かったです。
■東方は明日香村の集落が眼下に望めます
学生の頃から数えると10回以上は訪れていますが、いつ見ても感動します。

當麻寺伽藍・中之坊名勝庭園「香藕園」・西南院の池泉回遊式庭園を拝観・鑑賞後に訪れました。
?本堂からの青もみじ参道が美しい。
?高台にあり、国宝東塔・西塔を含む伽藍の景観が素晴らしい。
?境内奥の二上山を借景にした「浄土庭園」は圧巻！
當麻寺は見どころ満載なので、法隆寺同様半日はかけてゆっくり拝観・鑑賞されることをお勧めします。

當麻寺仁王門（東大門）をぬけ、国宝梵鐘を遠目に観賞した後で拝観させていただきました。見どころとしては；
?庭園手前の中将姫さまの剃髪堂
?国指定名勝庭園「香藕園」の景観
?香藕園からの書院・茶室丸窓席の景観
?同　借景国宝西塔の景観
?写仏道場の格天井の作品
があります。

関西花の寺第21番霊場で、石楠花・牡丹が咲き誇る4月下旬はめちゃめちゃ美しい庭園が観られるものと想像します。
私が拝観に訪れた5月は庭園内には石楠花がわずかに咲いている程度でしたが、新緑の青もみじと国宝西塔・東塔の景観はそれはもう素晴らしいものでした。

大神神社参拝を終えて向かった先が葛城市にある古刹の當麻寺です。
見どころとしては；
?広大な伽藍配置の建築物⇒国宝本堂（曼荼羅堂）・梵鐘・東塔・西塔、国指定重要文化財金堂・講堂・石燈籠
?庭園めぐり⇒国指定名勝中之坊庭園「香藕園」・塔頭西南院池泉回遊式庭園・奥ノ院「浄土庭園」
?伽藍三堂拝観
とこんなところでしょうか。半日ゆっくりと二上山の麓でゆっくり過ごすのも良いかもしれません。

大神神社参拝の際：
?二の鳥居から摂社大直禰子神社を参拝
?末社久延彦神社を参拝
?大美和の杜を経由し摂社檜原神社を参拝
?山の辺の道散策と玄賓庵拝観
?末社貴船神社・市許嶋姫神社参拝
?摂社磐座神社・活日神社参拝
?摂社狭井神社参拝
?大神神社拝殿参拝と巳の神杉・志るしの杉・衣掛杉鑑賞
の順路でした。拝殿南側にもまだまだ摂末社はありますが、次回の楽しみということで大神神社を去りました。
さて狭井神社ですが、
（１）三輪山の登頂口があります（有料・要申込・撮影飲食厳禁！）
（２）拝殿左手の薬井戸は万病に効能がある霊泉が湧いています
私は（１）と上述の拝殿南側摂末社参拝は次回のお楽しみとし、（２）は持参していた１ℓの水筒に入れてその日大切に飲ませていただきました。

檜原神社から山の辺の道を大神神社に向かう道中にある真言宗醍醐派のお寺です。
元々は桓武天皇・嵯峨天皇から厚い信任を得ていた玄賓僧都（げんぴんそうず）が俗事を嫌い三輪山の麓に隠棲した庵だったそうです。玄賓僧都は桓武天皇と嵯峨天皇の兄である平城上皇の病気平癒を祈願した平安時代の法相です。
白壁と青もみじと石畳が美しい景観、オススメです。

大神神社の摂社で、二の鳥居から摂社大直禰子神社（若宮社）・末社久延彦神社参拝を終え、山の辺の道を20分ほど歩いて参拝に訪れました。
天照大御神が宮中を離れこの地に祀られた後、大御神の伊勢御神幸の後も引き続きお祀りしている神社である旨、説明書きにありました。そのことから檜原神社は「元伊勢」と現在もなお親しまれているようです。
拝殿・本殿等の建築物はありませんが、大神神社拝殿の奥にあって観ることのできない「三輪鳥居」を観られるだけでも大満足でした。
運動不足解消するには最適の散策であり、天照大御神を参拝できる幸せを実感できる究極のパワースポットであると断言します。

天理市の石上神宮・大和神社に続き、二十二社中七社の大神神社を参拝に訪れました。
大神神社には本殿がなく、背後にある三輪山が神体山です。
本社周辺と奈良市内に摂末社があり、1日で全てお参りするのは物理的に無理ですね。
1泊2日で初日に奈良公園周辺、2日目に山の辺の道というプランをお勧めします。
石上神宮からの15?の山の辺の道散策を満喫してみてはいかがでしょうか？
拝殿付近には由緒ある御神木が3箇所ありますので、そちらも見どころですよ！

石上神宮から山の辺の道を南下して参拝に訪れた神社です。
奈良時代までは伊勢神宮の次ぐ社領を有していましたが、平安京遷都・藤原氏の隆盛によって衰退したそうです。
境内は東の一の鳥居から参道を進み、途中摂末社を参拝して、拝殿・本殿のある社殿へ向かいます。
平日早朝は参拝者もほとんどおらず落ち着いた気持ちで参拝させていただきました。

石上神宮から山の辺の道を散策して30分足らずで到着しました。
※石鳥居は江戸時代末期に春日大社若宮から下賜されたものです。
※苔生した藁葺屋根の拝殿はなかなか観られないと思います。
※明治39年改築の春日造檜皮葺の本殿4棟は、拝殿と異なり彩色が施されて立派です。
二十二社の中七社である石上神社・大和神社・大神神社のようなメジャーなスポットではありませんが、参拝に訪れる価値は十分あると思います。

奈良県の神社・仏閣めぐりで早朝に参拝で訪れた神社です。
国宝の拝殿・摂社出雲建雄神社拝殿、国指定重要文化財の楼門が見どころです。
楼門は摂社出雲建雄神社のある高台からの眺めがよいですね。
その他右手の鏡池に映る青もみじも素晴らしかったなぁ。神の使いの鶏も良い色してました。

長浜盆梅展は滋賀県長浜市の慶雲館という施設で催されます。
慶雲館は元々は明治天皇と昭憲皇太后の行幸のための行在所として建設され、昭和11年に長浜市に寄贈され、10年前から一般公開されております。
館内には小川治兵衛作庭の国指定名勝庭園があり、盆梅展期間中は20時過ぎまでライトアップされた庭園と盆梅を鑑賞できます。最高の贅沢ですよ！

山科の毘沙門堂・勧修寺・随心院拝観後に、京都市内を離れ宇治市内へと向かいました。
宇治といえば「平等院」でしょうが、こちらもオススメの拝観スポットです！
日本の伝統的な仏閣とは全く異なる中国様式の建築美・装飾美に圧倒されたことを今でも覚えています。
※総門からして感嘆の声を上げずにはいられません。
※天王殿の金色のどうみても布袋さまは弥勒菩薩の化身だと説明書きにあり、これまたビックリ。
※境内右手斎堂の「魚梆（ぎょぱん）」という巨大な木製の魚は目を引きます。
※伽藍配置が絶妙