EZらいだーさんのクチコミ全8件

南小谷で乗換に1時間半程あったので、試しに栂池方面へと少し歩いてみた。入口はやや分かりにくく、民家の中に入っていくような感じ。いきなりのかなりの急坂。やがてコンクリート舗装は途切れ、砂利道に。ところどころに謂れ等の書かれた看板等が立っており、足を休めがてら読むとちょうど良いかも。

「塩の道」と呼ばれる通り、昔の人は糸魚川からこの道を通って内陸に塩を運んだわけだが、牛馬に混じって「歩荷（ボッカ）」と呼ばれる徒歩での運び人もいたらしい。ただのハイキングでも結構な歩き応えなのに、何十kgもの荷を背負ってこの道を歩いたとは....いやはや。酔狂な人は同じようにして試してみると良いと思います。

村道等の自動車道とところどころ交差しながら栂池まで続いているようなので、途中でのリタイヤも問題ありません。

棚倉から国道349号を水戸方面へ向かう途中に、夕食を摂ろうと立ち寄った。18時頃であったが、レストランと売店の営業時間は9～17時となっていて既に閉まっており、トイレと自販機しか使えなかった。いくらなんでも早過ぎるだろうと思った。

R349のこの区間は、沿線にあまり人家が無く、従って食べる所も殆ど無い。結局、那珂までひもじい思いをしながら走る羽目になった。せめてもう少し遅くまで営業してもらいたいものだなぁ、と切実に思った。

帝国海軍が太平洋戦争末期に開発した本土防空の切り札『紫電改』の、現存する国内唯一の機体が展示されている。プロペラが曲がっているほかは極めて保存状態は良好で、貴重な歴史資料である。

館内に入ると、でーんと中央を占める紫電改本体がまず目に入る。よく見かけるゼロ戦や一式戦・隼等と比べると約1.5倍程大きく、重厚な威圧感がある。その周囲の回廊部には、回収された部品など関連資料が展示されている。

展示中、注目すべき物は自動空戦フラップである。長きに亘る闘いで損耗したベテラン搭乗員を埋める形で入ってきた新米搭乗員の未熟な操縦技術を補う為に開発されたこの装置は、当然のことながらコンピュータなど無い時代にアナログ技術の粋を集めて作られた芸術品とも言える代物である。

大戦末期の日本海軍は、貧すりゃ鈍するを地で行くが如く、特攻用グライダー・桜花や人間魚雷・回天等のしょうもない兵器の開発に腐心した。その中にあって、技術開発の王道を行く紫電改は、戦後の技術立国日本につながるエンジニアたちの頭脳と魂を感じられる傑作である。

少々行きにくい場所にあるが、一見の価値はある。

湖畔に立つこの別荘は、どの部屋からも中禅寺湖が良く見え、優雅な気分にさせられる。イタリア大使館の別荘として使われていた建物だが、アメリカ人建築家によって建てられたせいか、イタリアのテイストは殆ど感じられず、むしろアメリカの伝統的な様式に近い。

館内に展示された資料などには、明治以降急速に西欧化を遂げる日本に、上流階級の欧米人が持ち込んだ紳士の優雅な遊びの様子などが描かれて、見ていて楽しい気分にさせられる。

基本的に入館料は無料というのも嬉しい（1人100円の寄付を受け付けてはいる）。

廃坑になった足尾銅山の総延長1,200 kmにも及ぶ坑道の一部を公開した展示館。坑内には江戸時代～現代までの各時代の作業風景を模したジオラマが置かれており、「採掘作業って大変だったんだなぁ」というのが身に染みてわかる。

坑内は常に水が滴っており、足元は濡れているので、裾の長い服や滑りやすい靴は避けた方が良い。又、本物の坑道を利用しており、天井が低いので、背の高い人は頭上注意が必要だ。

足尾銅山と言うと「足尾鉱毒事件」の負の側面で有名になってしまったが、日本の近世以降の産業経済を支えた一大遺跡として一見の価値がある。

バイクでのキャンプツーリング中に利用。四万十川に面した、広くて綺麗なキャンプ場。
地図で見るとR381沿いだが、R439から川沿いに降りる道を辿っていく。R381側からは入れないので注意。

中は十分な広さがあり、区画は特に指定されておらず、芝生の上に自由に設営可能。サイトすぐ横まで車の乗り入れ可。設備はトイレ、炊事場、管理棟くらい。何より500円という安さが良い。管理人は夜間は不在。

管理棟にはシャワーがあったと思うが、それは利用せず、R439をやや南に下った所から、四万十川の支流である葛籠川に沿って登って行った所にある一の又渓谷温泉に入りに行った。

私が行ったのは、県道71号側から大室山を目指すコース（大室山山頂までは行っていないが）。林道入り口に車を停める良い場所が見つかったが、3台以上は厳しそう。

まずは富士風穴を目指し（それは別途レビュー）、その後本栖風穴まで行って戻ってきた。富士風穴と違い、本栖風穴は中には入れない。富士風穴に入っていた時間を除けば、正味1時間位のハイキングかな。

富士樹海は、ご存知の通り溶岩の上に出来た森。だから本州の他の森のように鬱蒼と茂った感じが無くて、意外とスカスカなんですよ。そして、至る所に大小の穴が開いている。恐らくは溶岩からガスが抜ける時に出来たもの。足を踏み外さない様に注意です。

県道からちょっと入っただけなのに、360°自然に囲まれるとても落ち着く場所。登山やハイキングの名所にありがちな過剰なまでの整備もされておらず、ふらりと歩き回るにはちょうどいい。今度は大室山山頂まで行っているのも良いな。

尚、よく言われているように「樹海の中では方位磁石が狂う」というのは嘘です。局所的に磁場の強い場所もあるかもしれないが、殆どの場所では普通に機能します。

出張で4,5泊した。連泊なので安い所が良いと思い、ここにした。駅前、とは言えないが、歩いて苦になる距離ではない。駅前の大通りから、ちょっとだけ坂を上った所にあるが、佐世保は坂の多い街なので、それくらいは仕方ない。ホテル前の通りは裏通りにも関わらず意外とタクシーが走っており、捕まえるのに苦労は無かった。

昔ながらの和室のホテル。部屋自体は可もなく不可も無くといった感じだが、落ち着くと言えば落ち着く。バス・トイレ別。風呂はやや狭い。冷蔵庫があるので、連泊には便利。