サファリの鉄人さんのクチコミ(2ページ)全74件

十分な水深と漁場が近くにある点からもお勧めできるヌングイ。その岬から西に位置する崖の上に何軒かのリゾートが並びますが、このハイダウェイもそのひとつ。世界中の厳選ホテルがリストアップされているLeading Hotel of the Worldに選ばれているのでその他のコメントは不要でしょう。オリンピックサイズのプールで満足できない人は崖から木道と階段を伝ってホワイトサンズビーチまで下ります。そこにはパラソル、バーなどが用意されています。2泊では満喫できない場所です。

セレンゲティの北部、ケニアまでもう少しという距離にあるのでヌーの大群が通過する時期に訪れると魅力が倍増します。ヌーがいない1から3月でもライオンが多い、とガイドブックには書いてあります。
建物はコピエと呼ばれる岩山のてっぺんに美しく配置してあり、毎朝ハイラックスやマングース、ハゲコウ、サバンナモンキー等が遊びにきます。プールから地平線を眺めるときは感動さえ覚えます。反面、部屋は古さが目立ち歩くたび床がぎしぎし音を立てます。音楽を聞きながらベッドに入りましょう。

公園内を南北に流れるタランギレ川の東岸にある大型リゾート。川岸までは遠いですが周囲の山の姿や、バオバブの生育密度も他の地域より高いように感じました。宿泊棟は2階建てのコンクリートで不足点はありません。グループ共通の特徴としてレストランやレセプション、ラウンジが無駄なくらい広く作ってありますのでゆったり感がすごいです。夕食は閑散期だけにセットメニューでしたが前菜、スープを選んでからのメイン、デザートと続くので満腹になるのは間違いありません。ラウンジにコーヒーコーナーが用意されているので食後に移動してから頂いてもいいし、ウェイターに頼んでレストランのテーブルまで運んでもらってもいいです。接客サービスの改善に真剣みたいで翌朝に感想とアンケートを強要されました。好ましい態度だと思いました。

このホテルは2500平方キロと広大な国立公園の中でも最も簡単にアクセスできる場所にあります。大きい屋根で覆われた広いレストランはタランギレ川を望むように作られていて、眺望としてはNO1です。食事だけに寄るのも可能でひとり25ドルです。敷地内にはバオバブの巨木があちこちにあります。部屋は質素でがっかりする人もいるでしょうけど、バオバブに囲まれて眠りたいという夢はここで叶えられます。

島の北端がヌングイと呼ばれるエリアでここは潮の干満の差が低いので海で泳ぎたい人はここを選ぶべきです。昔から漁村もあるということは海もきれいで魚も多いことが明らかです。実際にダイビングスポットもヌングイの周囲に多く、多くのホテルがダイブショップを併設しています。このＺはブティックホテルという点で他から際立っています。また徒歩でレストランやナイトクラブが集まる繁華街にいけるので、泳ぐ以外にもグルメや散策をしたい若者にぴったりのホテルです。

ストーンタウンから島の反対側の南東部にキウェングワと呼ばれる長いビーチがあります。ずっと白砂が続き、海沿いには何軒ものホテルが並びます。ここもその中の一軒です。広い敷地に大きなレストランとプールがあって、宿泊棟も広がっています。大勢が泊まるので家族旅行だったら楽しいです。豪華さやプライベート感は感じにくいでしょう。目の前のインド洋に泳ぎにいってもいいし、プールで過ごしてもいいでしょう。

世界遺産のストーンタウンは涼しくなった日暮れからぶらぶら歩きを始めると気持ちいいです。このホテルは旧市街の目抜きどおりと言える道路に面していて散策するには最高に便利な場所にあります。しかも建物の裏はインド洋に面しているので眺めも楽しめます。古い建物をホテルに再利用しているので部屋のサイズと内装がばらばらですから入室前にきちんと部屋を見せてもらって納得のうえで泊まるのがいいです。

ホテル業が国営だった時代に建設されただけあって、ここからの景色はエリアで最高です。大地溝帯の裂け目のぎりぎりにあり、眼下にはマニャラ湖国立公園の青々とした森とソーダ性の湖、運がよければピンクの筋となって見えるフラミンゴの群れまで見えます。プールと芝生の庭がベストポイントです。部屋は大幅な手直しが難しいのか古さが目につきます。この絶景のためだけに泊まっても価値を感じるホテルです。

ケニアの湖でフラミンゴが見られなくなってからはこのナトロン湖に注目が集まりだしました。なんと言ってもピンク色の強いレッサーフラミンゴの唯一の繁殖地がこの細長い湖だからです。部屋はみなテントで室内はワイルドです。バスルームがやたらに広いです。虫が多いので蚊帳が重宝します。こんなマサイ人しか住んでいない乾燥しきった土地にお湯とご飯が用意されているのですから文句も出ません。すごいのは湧き水を塩素消毒せずそのまま流し湯みたいに利用しているプールで、魚も泳いでいます。この感覚は他所では味わえません。スタッフとして雇われているマサイ族がいっぱいいてちょっとした追加料金で湖までの散歩、村訪問、滝でのスイミングなどいろんな遊びを提案してくれるのがまたまた楽しいです。

本来は公園を管理するレンジャーさんの宿舎だったという歴史があるため建物は簡素で長屋風です。インテリアはポップにまとめてあります。ンゴロンゴロ保護区にあってクレーターから出てくる一方通行の上り専用道路の出口からすぐです。クレーターの縁の反対を向いているので敷地からの眺望はありません。宿泊代が通年で一緒なのが最大のメリットで、1月や2月、8月などにここと周りの宿の値段を比べると2倍以上の差が生まれます。クレーターは車で一度下りればいいや、という人はトライしてみてください。

世界遺産のクレーターには一方通行の上りと下りの専用道路が一本ずつしかありません。このセレナロッジは下り用の道路の入口に最も近く、今回はランチだけですが立寄ることができました。敷地からクレーターの底とそこに暮らす動物達の姿を遠望できるホテルは4軒しかなくて、ここがその一軒です。料理はバイキングが多いですが品数も多くていつでも安心して利用できます。インド系の経営なので常に野菜カレーが数品準備されてもいます。夕方4時からホテルを徒歩で後にして武器を携帯しないガイドさんと宿の周辺を散歩できます。坂道から見晴らすクレーターの風景は車で訪れるときと違った印象なのでお勧めツアーと言えます。

2年前にキッチンから出火するという事故があって以来、何度もオープンするするとオオカミ少年状態だったセロネラ。ここに来てようやく複数の証言から今年の7月に再開する見通しが立ちました。
　
民間に払い下げられる前は政府の所有だったため、1万4千平方キロという想像を超える広さのセレンゲティの中でも真にベストな（動物と簡単に合えるという点で）場所にあることはドライバー100人に聞いても皆賛成してくれることでしょう。本当に開けてくれることを切に願います。

長い一日を終えて日没直後にホテルに滑り込みました。到着直前にハイエナがインパラを追う姿を見られたのは、やはりこのホテルの立地の良さを裏付けるものでした。
　
前回訪れた３年前と比べても施設は同様に清潔に保たれていました。Ｗｉｆｉが有料ですがバーとレストランで利用可能になっていて、また時間制限のあったお湯シャワーがいつでも使えるようになっていました。翌朝に系列会社のバルーンサファリに参加しましたが、５時１５分に起きて準備をしても十分に間に合うほどですから気球とセットで利用すると便利さが増します。
　
閑散期だったのですが夕食はバイキングが用意されました。ベジタブルスープはぎりぎり完食できる程度。肉料理は固くて変な味付けでした。極めつけはどこで習ったのかアジア風のスパゲティで、これにはがっかりました。公示価格が一部屋440ドルですから5コースの料理は望めるわけはありませんが、味付けはシェフと経営の心がけ次第で改善できるはずです。もちろん巷で噂のグランピングの称号を与えるのは大きな勘違いです。

ナクル湖にフラミンゴが立寄らなくなってから急に話題に上るようになったボゴリア湖。ナクルから荒れた舗装道路を走って１２５キロ北に位置する別の湖です。
　
近隣に外国人が泊まれるような宿泊施設はここしかないので値段は高く感じます。湖までは１０分以内なので便利なのは確かですが外にあるので朝夕と２日に渡ってフラミンゴを見にいく場合は５０ドルの入園料を２度取られる恐れがあります。一晩で１００ドルは異常だと思います。広い庭。タイプを選べる部屋タイプ。天然温泉とスパも自慢にしていますが今回は試しませんでした。ご飯も田舎の政治家か家族連れが喜ぶような品揃えなので期待しすぎるのはよくありません。ランチの値段だけはナイロビ並みで３０ドルも取られます。

広いナイバシャ湖の南岸に沿って一本道が続いていて最後はサイクリングもできるヘルズゲート国立公園に着くのですが、その一番奥のエリアに陣取っているのがシンバロッジです。宿泊棟は２階建てで室内にはテレビ、湯沸しポットなどホテル並みの設備が整っています。ボート乗り場まで続く芝生の庭には毎朝ウォーターバックが遊びにやってきます。排水処理や発電にも気を使っていてエコの観点からも評価が高いロッジです。

数年前からセレナ系列がナクル湖にホテルを建てたがっているという噂があり、結局は４５キロ南にある別の湖、エレメンタイタの湖畔に高級路線のテントキャンプを建てました。部屋は最大２４室。共用エリアには重厚な家具が並び、ナイロビセレナからシェフを異動させるほどの力の入れよう。ランチを事前に予約して日帰りで訪れました。
　
幹線道路からの入口は分かりにくいです。看板がひとつだけ。湖は左にあるはずなのに脇道を右折させられ、その道路がぐーっと迂回して地下道のような場所を通ってから宿が見えてきます。ホテルは白人が管理するソイ・サンブ保護区の中にあるので途中で金網のゲートを越えて入園します。
　
テントはさすがに広くてゆったりしています。ほぼ全ての部屋が湖水に面しています。カバが上陸してくるのを恐れるためか、敷地は電気柵で守られているので歩いて湖岸を散歩するような楽しみかたはできません。ランチは４コースで塩辛くもなく楽しめました。ナイロビセレナのメインレストランよりはおいしかったです。

首都の中にライオンが棲む公園（しかも南端は柵がない！）を平気で置いておく寛容さにまず感動させられます。世界広しと言えどもこんなのケニアだけです。
　
マサイマラに行く予定の人は立寄る必要は感じないかもしれませんが、私のように近所に住んでいる在住者からすると週末を過ごす素晴らしい場所です。土日は開門の６時より前から発券所に行列ができます。ここのライオンは３０から４０頭と報告されていて、優れているのは車に慣れている点で道路際にいた場合は好きに撮影させてくれます。また背景に高層ビルを入れるお約束の写真を狙う人にとってはマストな場所となります。サイの生息密度もマサイマラ以上と言われています。テーマを絞って訪れるなら何年も通える場所なのです。

数年前に渋滞がひどい幹線道路の真上にオープンしたケンピンスキー。外観がピンクで嫌な意味で目立ちます。食事やカフェに時折立寄ることがあります。
　
車だと入りにくいエントランスです。知らないドライバーだと後方から追突されそうです。ロビーはさすがに自称７つ星だけあって最近のホテルには珍しく広々しています。居室はダブルばっかりでツアー客は使いにくい印象があります。加えてベッドルームからシャワーブースが透けて見えるようにしてあるのでお年寄りにはなおさら居心地が悪いでしょう。別館にアジアフュージョンのレストランがありますが在住者から言わせると寿司はまずいほうです。

ドイツのホテルグループに取り込まれる前の「ホテル・ルワンダ」に泊まってきました。言うまでもなくあの哀しみ溢れるハリウッド映画の舞台です。
　
立地は丘の多いキガリの中でも小高い場所にあり、街灯の少ない夜景をロビーから見晴らすことができます。徒歩圏内にスーパーマーケットがあるわけではありませんが市内はコンパクトですし夜道でも歩ける、アフリカでも稀な町です。
　
レセプションスタッフはハンサムな男性が多く、思わず映画のツチ族なのかな？と思ってしまいました。部屋は狭いですがシックで清潔で近代設備は整っていました。ケンピンスキーが買ってからは恐らくもっと豪華さが加わったはずです。

周辺諸国はもとよりオランダやカタールからも国際線が到着するキリマンジャロ国際空港。地元では頭文字でキア（ＫＩＡ）と呼んでいます。サファリ旅行の中心地であるアルーシャからは一本道を走って５５キロ、渋滞があると一時間以上かかってしまいます。
　
全ての施設がコンパクトに一階部分に集まっているので迷うことはないでしょう。荷物を受け取って出口に向かうと人垣があります。右の砂利道や植木がある方に顔を向けると両替商がひっそりとあります。レートは市内のほうがいいので急ぎでない限りはアルーシャについてからタンザニア・シリングを買うほうがいいでしょう。参考レートは昨年１０月の時点で１ドル１６４０でした。