旅行者よ、そこのけそこのけ、列車が通る
- 4.0
- 旅行時期:2019/04(約7年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
新北 クチコミ:20件
街並みのなかを列車が通ることで有名な十分の街。山間の小さな町の路地を、JRと同じサイズの気動車がゆっくりと走る姿は、90年代末に周辺国に広く知れ渡ることになった。
その奇観をその目で見て、ついでにランタンも飛ばしてみようと、連日押し寄せてくるのは、日本人、ではなく、韓国人だった。
九分は日本人、十分は韓国人、という図式が成り立つくらい、韓国人が大挙してくるそうです、ここ。
日本では、 「併用軌道」というこの路地を列車が走る風景が江ノ電とかに似ているからか、江ノ電と提携もしていたりする。
ただ、列車が来ると、「進行方向の真正面に」大量の観光客が集まって、写真やあげくには自撮りまでやってる風景は、絶対に日本では味わえない。列車は観光客に遠慮するようにゆっくり停まりながら慎重に進む、結果遅延する、それが日常。
2001年頃に訪れた時は、本当に静かな街だったのだが。
で、速やかに列車から離れる観光客の目の前を列車が通る過ぎた後、ぞろぞろ線路の上を「占拠」してランタン飛ばしに明け暮れる観光客。
街歩きやグルメより、そんな観光客の挙動を眺めてる方がよっぽど観光になる非日常の極みのような街になっていた。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 十分駅から徒歩5分程度
- 景観:
- 3.5
- 江ノ電、というか熊本電鉄を連想する奇観
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 平日行っても人だらけ
クチコミ投稿日:2019/06/06
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