天草諸島の名所・史跡 ランキング(3ページ)

通詞島は、昔ながらに海水を使った塩づくりが行われ、沿岸にはイルカもやってきます。そんな美しい環境を守るため、「地球環境問題について、一人でも多くの人に考えてもらいたい」と、通詞島では風の力を借りてクリーンな発電が行われています。白い風車は環境問題を考える五和町のシンボルタワーとなっています。

大矢野城（中村城）は、元寇(げんこう)の乱で活躍した大矢野氏の居城で、城の造りは平山の城に分類されています。築城の年月日は不明ですが、当時の地形から満潮時は、三方海に面する海城(うみしろ)でした。 城は慶長二年（1597）以降から使われなくなりましたが、寛永14年（1637）の天草・島原の乱で、一揆軍が城を修復して立て篭もろうとしました。しかし島原の原城を本陣としたため、城を放棄したまま原城へ移動した翌日に、三角に集結していた肥後細川軍一万六千人が大矢野に上陸して、城は破壊されました。城郭(じょうかく)内(うち)には、昭和８年に元寇の乱で活躍した大矢野三兄弟の表功碑が本丸の一角に建立され、昭和29年の町村合併に伴い大矢野中学校が建設されました。

景観豊な大浴場・トレーニングルーム・研修室・レストランナー・特産品販売コーナー・遊歩道・ウッドデッキ。

２０基の箱式石棺群が認められる。

御所浦島の最高峰で442mあり、360度見渡せる場所として有名です。御所浦町内18の島々をはじめ、天草諸島や水俣方面、雲仙や鹿児島を眺めることができます。近くにはアンモナイトの化石が展示されています。

天草四郎時貞軍と唐津軍とが殉教戦の火ぶたをきった地。

天草の乱の緒戦では，城跡が一揆軍の本陣となった。

天草最高峰・倉岳（標高682ｍ）の尾根線上に築かれた戦国時代の山城である。中世天草には、天草五人衆と呼ばれる国人が抗争を繰り返しており、『八代日記』には五人衆の上津浦氏と栖本氏の抗争地として、棚底城が登場する。発掘調査により、大型建物跡や、舞台などがあったと推測される柱穴や、豊富な貿易陶磁器片、茶の湯道具や碁石のような娯楽品も出土している。

古墳時代後期の豪壮な横穴石室で羨門外郭も巨石で囲ってある。

地下式板石積石室墓35基の墳墓群。

中世末期の海城。石垣，見張り台等の遺構。 めずらしい石垣がめぐらされているのが特徴。

古墳は現在26基が確認されています。その内訳は、箱式石棺(はこしきせっかん)17基、竪穴式石室が1基、石室が6基不明が2基です。古墳の分布は、南尾根群と東尾根群さらに北尾根群の三つに別れて分布しています。

大戸鼻古墳群は、金比羅宮から大戸ノ瀬に突き出した標高３０ｍの大戸鼻丘陵地にある五基からなる古墳群です。