閑寂な緑の森と絢爛豪華な社殿が必見！　～　霧島神宮

3.5
旅行時期：2023/09（約2年前）

霧島温泉郷クチコミ：14件

日本初の国立公園に指定された火山群・霧島連山の麓に鎮座する「霧島神宮」は南九州最大の神宮であり霧島観光のスポットです。

敷地内には６ヵ所の無料駐車場が在り、余程のことが無い限り第一・第二駐車場が利用出来ます（一番境内に近くて便利）。
一の鳥居から順に参拝見学するのであれば観光案内所の無料駐車場をお薦めします。

天孫降臨神話の地として知られる霧島はその神話の主人公・ニニギノミコトが祀られた稲作の神であり農業神としての神格を持つことがよく知られています。
皇祖の祀りについては難しいのでパスして、広い敷地内の閑寂な緑に包まれた森の中の参道を行けば神聖な気持ちに成るほど清々しさを感じます。

その木立を抜ければ明るく開ける社殿の朱色の鮮やかで絢爛豪華な装飾や造りには目を見張るものがあります。
元々の社殿は霧島連連邦・高千穂峰付近に在ったようですが噴火による焼失で移転を繰り返し今から３００年ほど前に現在の地に薩摩藩主・島津吉貴が江戸時代・正徳５年に寄進したものです。

拝殿で絢爛豪華な装飾や菊の御門もしっかりと拝見をしながら愉しみ、暫し心鎮めて…二拝二拍手で合掌！…、一拝で感謝を伝えました。

また、知らなかったのですが令和４年２月に社殿の本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定されたそうで、登廊下・勅使殿は国の重要文化財に登録されてます。まさに神だけが成せる業なのでしょうか？…。

そして、御神木である杉の木は推定樹齢８００年、高さ３３ｍ、幹囲７ｍもあるそうで神々しい～、そっと手で触れてみれば鼓動の様な生命を感じ取れるような気がします…。

最後は三の鳥居から振り返り佇み、直立不動にてニニギノミコトさん御達者で！、と一拝して神宮を後にしました。