薩摩寺とも呼ばれています。
- 5.0
- 旅行時期:2023/11(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
伏見 クチコミ:15件
もともとは空海が開いたといわれる真言宗のお寺でしたが、1615年に島津義弘が薩摩藩の祈祷所としたことから薩摩寺と呼ばれ、薩摩藩との関わりが深いお寺です。
薩摩藩邸から近いこともあり、幕末には薩摩藩の密議も度々行われ、西郷隆盛や大久保利通などが使った部屋が残っているそうです。書やゆかりの品も残されているそうです。また寺田屋騒動で命を落とした9名の薩摩藩士のお墓もあり、墓石の横にある碑は西郷隆盛の筆によるものです。
また、薩摩藩の家老平田靱負(ゆきえ)は木曽川治水工事の責任を取って自刃しており、そのお墓が境内にあります。その治水工事では多くの費用や日数、人々の犠牲があったそうですが、その分流堤は油島千本松締切堤(岐阜県)で今も水害から守っているそうです。また伏見義民の文殊九助ら7名の遺髪塔もあります。
空海作と伝わる大黒天が秘仏です。
境内には金運の清水といわれる水が流れており、水汲みに訪れる人もいました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/11/14
いいね!:2票
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