日本最北端の車窓が楽しめる ~ JR宗谷本線
- 4.0
- 旅行時期:2022/12(約3年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
旭川 クチコミ:45件
北海道内でも一際、さいはて感が楽しめる「宗谷本線」は起点・旭川駅から終点・稚内駅までの259.4kmを結ぶ日本最北端の線路です(地方交通線としては日本最長です)。
元は北海道官設鉄道・天塩線として明治31年に旭川/永山間が開業したのが始まりでその後は北へ延伸開業し大正11年に稚内駅まで到達。
翌年には樺太への連絡鉄道として大泊までの稚泊航路が開設され終戦の昭和20年まで運行されその間に稚内は随分と利用客などで賑わったそうです。
何と言っても稚内駅は日本最北端の線路の終着であり、駅で在り、町であることから人の心にさいはて感の旅情を醸し出すのかも知れません。
特に抜海を過ぎれば列車は丘陵地帯を走りやがて日本海が開け、その向こうに浮かぶ利尻富士を車窓から観ればこれぞ宗谷本線のハイライトと思ってしまいます。
他にも急勾配を行く塩狩峠から中継地点でもある名寄、且つての天北線との分岐駅で在った音威子府から天塩川にへばり付く様に走り幌延に滑り込み、大規模牧場と温泉の町・豊富を過ぎれば抜海も近い~、そして、初代稚内駅で在った南稚内駅へ着けばあと一駅で終着駅である稚内に到着します。
現在は特急宗谷で札幌/稚内間が5時間10分、旭川なら3時間40分と随分早く成りましたが車窓の素晴らしさは今も変わらず北を目指す旅人の心を楽しませてくれます。
- 施設の満足度
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4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 少なさがよりさいはて感を醸し出す…
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 起点・旭川駅、終点・稚内駅、共に解り易い!
- 車窓:
- 4.0
- 道北へのさいはて感が堪らない!
クチコミ投稿日:2023/04/12
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