道北の玄関口に相応しい居心地の良い駅　～　旭川駅

4.0
旅行時期：2022/12（約3年前）

旭川クチコミ：45件

道北の玄関口である旭川市のメインステーションが「ＪＲ旭川駅」であり札幌とを最短で結ぶ鉄道・高速バスのターミナルとしてビジネスや観光で広く利用されています。

現在の駅や周辺は明治３１年の創業時から数えて４代目の駅舎で市が推進してきた駅周辺再開発事業”北彩都あさひかわ再開発事業”の一環として建設され平成２３年に全面開業したものです。

構内は木工産業が盛んな旭川に相応しい道内産のタモ材が壁面や天井に大量に使用され広い空間も確保した木の持つ温かい内装が施された素晴らしい駅舎として生まれ変わっています。
また、コンコースには天秘や繋がれたアーチなどの芸術作品によるオブジェなども展示され、更にベンチや椅子などを至るところに設けた居心地が良い構内に成ってます。

昭和生まれの人間には以前の３代目駅舎である２階建ての民衆地上駅で地下にはステーションデパートが在った頃が懐かしいです。
その後は、旭川エスタや旭川ターミナルホテルなどが開業し直結となる利便性の向上もアップしましたが、結果的には駅周辺は大きく様変わりすることに成りました。

現在の駅舎は日本最北端の有人の高架駅であり、終点とする函館本線、起点とする宗谷本線・富良野線と直通乗り入れする石北本線の４路線が乗り入れする接続駅と成ってます。