海援隊士らが紀州藩士三浦休太郎を狙った事件
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- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by g60_kibiyamaさん(男性)
京都駅周辺 クチコミ:80件
徳川慶喜による衝撃的な大政奉還の余韻がまだ冷めやらぬ慶応3年12月に起こったのが天満屋事件。鳥羽伏見の戦いが始まる直前のできごとです。海援隊士・陸援隊士らが京都油小路の旅籠・天満屋を襲撃、紀州藩士三浦休太郎を襲い、新選組が応戦して斬り合いとなりました。坂本龍馬・中岡慎太郎の暗殺も紀州藩が黒幕であるという見かたもその動機となったようです。この「中井正五郎殉難の地」の碑は油小路通り沿い。ちょうど花屋町通りと正面通りの中間あたりで美好園という茶舗を目印に探せばお地蔵さんの脇に小さな石柱が見つかります。中井正五郎は十津川郷士で事件を仕掛けた側ですが「殉難」という二文字が刻まれているということは正義は仕掛けた側という価値観なのでしょうか。現場には後に外務大臣として活躍する陸奥宗光(紀州藩士)もいましたが、陸奥は海援隊らと斬りこんだ側。なかなか複雑な人間関係です。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/06/12
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