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3月中旬、雪質・天気良好

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/03(約3年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

定山渓温泉 クチコミ:61件

百松沢山は登山道の無い道とされ、灌木の藪などが雪に覆われる積雪期に登る山とされている。3月に入ると、北海道では今までの灰色の雪空が、日本海側でもくっきりと澄んだ青空の日が増えてくる上に、気温も上がり、雪質も締まって、歩いても沈み込みにくくなってくるため、絶好の冬山(春山)登山シーズンとなる。4月になると雪が溶けて、麓の方はクマザサなどの藪が雪の下から立ち上がって復活してきたり、雪に覆われていた沢が越えられなくなったり、あるいは雪が柔らかすぎて深い所まで踏み抜いてしまったりするので、期間はあまり長くない。

百松沢山は、札幌の市街地からすぐアクセスでき、頂上からの見晴らしもよく、それでいて標高が千メートルと登り応えもあるため、雪山に少し慣れてきた初心者にもおススメの山である。特に、頂上からの展望は、眼下の札幌の市街地は勿論、弧を描く青い石狩湾、遥か奥まで伸びる石狩平野、そして運が良ければ大雪山連峰などの北海道中央部に連なる山並みといった大パノラマが見渡せる。

登山ルートは主に2つあり、西野の上部にある平和霊園の奥から登る宮城の沢ルートと、盤渓方面の福井から登る源八の沢ルートとなっている。宮城の沢ルートは、標高220mほどの登山口からスタートし、山頂(北峰1038m、南峰1043m)まで800mほどの標高差と、6kmほどの距離がある。スタート地点は、平和霊園の奥に林道が伸びていて、林道の前辺りの霊園の道路路肩に何とか10台程度、車を停められるスペースがある。公共交通機関では、地下鉄東西線発寒南駅から平和の滝入口行の路線バスで終点下車、そこから1kmちょっとを歩くことになる。

装備はスノーシューにストックがあると良いが、3月中旬の時点ではシューズやスノーブーツで登っている人が多かった。スキーの人もいた。踏み跡が頂上まで比較的しっかり付いていたので、大雪の後とかでない限り、ラッセルなどということは無いし、道迷いの心配も無かった。

頂上は標高1038mの北峰と、1043mの南峰がある。両峰間は600mほど離れていて40mほどの登り返しがある。景色は北峰の方は石狩湾側がよく見えているが、南峰は南側や西側の山並みの方が見える。景色は北峰だけでも十分な気がするので、体力的に厳しい場合は、北峰だけでも良いかもしれないが、多くの人は南峰まで行っていた。南峰の方は札幌市の中央区との境界が掛かっている。

●宮城の沢ルート
【距離0km~2km地点 = 標高220m~330m】
宮城の沢沿いを行く林道。傾斜は比較的緩く、渡渉が何回かある(勿論、スノーブリッジ上を行く)。林道を横切る小沢も何カ所かある。
【距離2km~3km地点 = 標高330m~450m】
宮城の沢から左の沢に折れた小林道を入っていく。傾斜はまだ緩いが、宮城の沢沿いよりは少し傾斜がある。渡渉は1、2回程度。
【距離3km~山頂 = 標高450m~1038m】
本格的に尾根に取りつくが、途中、尾根を変えるために沢を越える地点もある。急登の区間が3、4カ所あった。樹林下の道で、地形の影響もあり、周囲の景色は開けないが、振返ると札幌の市街地がわずかに見える場所もある。広く景色が開けてくるのは、山頂近くになってからである。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
4.0
山としては市街地に近く良い方
景観:
4.5
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
1.0

クチコミ投稿日:2021/03/22

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