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辨財天 長建寺

寺・神社・教会

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島の弁天さんは朱色がお好き? ~ 辨財天 長建寺

  • 3.0
  • 旅行時期:2020/10(約5年前)
機乗の空論さん

by 機乗の空論さん(男性)

伏見 クチコミ:15件

京阪電車・中書島駅下車、商店から住宅地を抜けて朱色の土塀が見え始めたら濠川沿いに建つ「辯財天 長建寺」、愛称は島の弁天さんと市民から親しまれています。

創建は元禄12年だから既に317年も経っている訳で、この2年後に江戸城内・松之大廊下で赤穂藩主・浅野内匠頭が高家肝煎・吉良上野介に刃傷に及んだことに端を発す忠臣蔵が始るわけですね~。

長建寺は真言宗・醍醐派の寺院で山号は東光山、ご本尊は八臂辨財天なので辨財天長建寺が正式名なのでしょう。

朱色の土塀に黒い竜宮門(山門)に朱色の曲がりはどこか中国風で黄檗山・万福寺と似てますね?~。
境内に一歩足を踏み入れると緑がとても鮮やかで、真直ぐ延びる石畳が本尊へと導き、辺り一帯は静寂そのもので何か空気が張詰めたような雰囲気がしました…。

本尊手前には由緒がありそうな手水があり、説明板によれば「あ伽水」とあり伏水と呼ばれる伏流水で酒の仕込み水に使われる銘水だそうです。
確かに一杯いただけば実にまろやかな美味しい水であることは間違いなしでした。

池を囲むように休憩が出来るような東屋も在り、朝の散歩の一時には好いところですね。

また、この界隈は旧遊里の”中書島遊郭”が華やいだ一大花街だったので、辨財天さんは娼妓達にとって心の拠所だったと思われますね~、
哀しみや憐れみに辛さ苦しさの全てを救い、極楽浄土へと導いたのでしょうか?…。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
3.0
京阪電車・中書島駅徒歩5分でしょうか?
人混みの少なさ:
3.5
境内は静寂そのものです…
バリアフリー:
3.0
普通に問題なし
見ごたえ:
3.0
外観と境内とのギャップが素晴らしいです~

クチコミ投稿日:2020/12/21

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