畏敬の念を込めて北鎮部隊を学ぶ　～　北鎮記念館

4.0
旅行時期：2020/10（約5年前）

旭川クチコミ：45件

防衛省所管の自衛隊の一般見学施設って好きですね！～、その季節でしか見学出来ないフェステイバル的なものから週末だけの見学に一定期間限定の見学など様々な施設が国内には多く存在しますが、「北鎮記念館は」休館日以外はいつでも見学出来るという有難い記念館。

旭川は何と言っても明治１８年に旧陸軍七師団が置かれていた屯田兵を母体とする北辺の守りを担う重要で歴史ある師団のひとつ。

入館の際は受付で記帳をします～、若い自衛官が最低限の決りや説明を若々しくしてくれます。
また、何か判らないことがあれば何なりとご質問をして下さいと言われ、こちらも思わず緊張をしてしまいますが、誠に頼もしい限りの若者ですね～。

記念館の展示内容はその北海道開拓に始まる屯田兵からの入植に始まり、旧七師団と共に発展をして来た旭川の関りを判り易く当時の資料を展示しながらも自衛隊色を出さずに説明をしているのは非常に興味深いものがありますね～。

ゆえに陸上自衛隊で使用されてる兵器（武器・弾薬など）の展示は殆どなく、一部モデルや写真などの紹介でしか示されていないのは意外でした？。
やはり道民から畏敬の念を多分に含め「北鎮部隊」と呼ばれていたからではないでしょうか？…。
ここでは憲法九条や様々な論戦は一旦止めて、純粋に北海道における開拓の歴史を学んで欲しい気がしました、是非お薦めの記念館です。